競合サイト分析はSEO対策の基本!ライバルの見つけ方と無料ツールのご紹介

SEO対策で自社サイトを上位表示させるためにはユーザーニーズに合わせたコンテンツ作成が重要になります。中でもコンテンツ作成には大きく2つの視点が必要となります。

1点目はユーザーになりきり、ユーザーの求めている情報を書くこと。
2点目は競合サイトがどんな内容のコンテンツを書いているのか分析することです。

競合サイトコンテンツを作成する前に、まずは対策したいキーワードを検索し、上位表示している競合サイトのコンテンツを分析しましょう。

また、コンテンツの内容だけでなくアクセス数やユーザー属性を分析して競合他社の戦略を知り、自社サイトに何が足りていないのかを知った上でコンテンツ作成を進めることが大切です。

この記事では競合サイト分析の目的やポイント、ライバルサイトの見つけ方を分かりやすく解説します。

競合サイト分析の目的

同じキーワードで上位表示している競合他社サイトを分析すると何が見えてくるのでしょうか。

競合サイトが自社サイトより上位表示されている場合は、自社サイトに何か足りていないものがあるからです。競合サイト分析を進めていくと、その足りない「何か」が見えてきます。まずは、競合サイト分析の目的をご紹介します。

競合サイト分析の目的
  • ユーザーのニーズが分かる
  • ライバルページの戦略が分かる
  • 評価されるSEO対策の傾向が分かる
  • SEO対策に必要なオリジナルの情報が分かる
  • 自社に足りないキーワードが分かる

ユーザーのニーズが分かる

競合サイト分析を進めるとユーザーの属性やユーザーが何を求めて検索しているのか見えてきます。

検索結果画面で上位に表示されている競合サイトのページは、その時点で検索エンジンがユーザーにとって有意義なページだと認めています。つまり、Googleが「ユーザーの悩みを解決できるコンテンツ」だと判断しています。コンテンツを作成する際は、上位表示しているコンテンツの内容を確認し、ユーザーのニーズをまず確認しましょう。

ライバルページの戦略が分かる

2つ目の目的は競合サイトがどのような戦略を立てているかが見えることです。具体的には、どのようなキーワードでコンテンツを作成しているのかや、どのような流れで商品購入まで導いているのかが分かります。初めてビジネスを始める人やサイトを立ち上げる人は、競合サイトのページや構成をみることで、自社の戦略作成にも役立てることが可能です。

評価されるSEO対策の傾向が分かる

上位表示しているページを見ていると、検索キーワードに対してどのような情報が求められているのかが分かります。検索結果画面で上位表示しているページのタイトルや見出しを見比べると、共通している情報が見えてきます。

コンテンツの内容や表現方法は違うものの、同じような情報について書かれている部分があるため、自社コンテンツと比較することで、足りない情報を見つけることが可能です。

ただし、自社コンテンツの書き方には注意しなければいけません。書き方が他社サイトと似すぎてしまうとコピーコンテンツと見なされ、SEO低評価の対象になります。競合サイトの情報を参考にした際は、他者サイトが掲載している情報に加え、自社ならではのデータや情報を付け加えて価値あるコンテンツ作りを目指しましょう。

SEO対策に必要なオリジナルの情報が分かる

続いて競合サイト分析を進めることで見えてくるのが、競合サイトが掲載していない情報です。

ユーザーにとって、どのページにも掲載されている情報は、あえて自社で作成したページでなくても得られるため、不必要になることもあります。検索エンジンが求めることはユーザーにとって有意義な、オリジナリティの高いコンテンツです。競合サイトを分析し、自社サイトだからこそ発信できる情報がないか考えることをおすすめします。

自社に足りないキーワードが分かる

コンテンツを作成する際、対策キーワードの使用を常に意識しながら書き進めることがSEOライティングの基本ですが、完成したコンテンツを公開しても、なかなか検索結果画面で上位表示されないという経験が一度はないでしょうか。その際に、対策キーワードの使用回数を増やしてしまう方もいらっしゃいますが、それだけでは改善できません。

上位表示している競合サイトの対策ページを分析すると、対策キーワード以外に使用している関連キーワードが見えてきます。検索結果画面で上位表示させるためには対策キーワードだけでなく、関連キーワードもコンテンツ内に適度に含まれていなければなりません。競合サイトにあって、自社サイトにない関連キーワードを見つけて書き加えていくようにしましょう。

以上、競合サイト分析の目的を5つご紹介しました。

競合サイトの見つけ方

そもそも競合サイトを見つけるにはどうすれば良いのでしょうか。参考になる良いライバルが見つかれば、自社サイトに足りないものを補うことができ、より効果的なSEO対策ができるようになります。ここからは競合サイトの見つけ方や競合サイト分析に役立つツールをご紹介します。

自社サイトが対策したいメインキーワードを決める

競合サイトを見つけるために、まずは自社サイトで対策したいキーワードを決めましょう。自社の商品を知ってもらうためのキーワードや自社サービスの購入につながるキーワード選びは、簡単そうに見えて実は難しいものです。

自社サービスを利用しているユーザーにヒアリングし、どんなキーワードで自社のことを知ったのか調査すると候補となるキーワードが見えやすくなります。また、営業担当にどんなキーワードでユーザーが問い合わせているか聞いてみることも良いでしょう。いくつか候補を挙げたのち、各キーワードの月間検索数を確認してみましょう。

月間検索数が多いキーワードほど、検索結果画面で上位表示できたときにアクセス数の増加が見込めます。そのため、月間検索数が多いキーワードをメインキーワードに設定することをおすすめします。

検索結果画面で上位表示しているページを見る

メインキーワードが決まったら、実際に検索してみます。検索結果画面の上に表示されているページを開いてみると、装飾のない文字だけで執筆されたページもあれば、装飾されたテキストやイメージ画像が多いページもあるはずです。対策キーワードにもよりますが、装飾されたテキストや画像の両方を含んでいるページを競合サイトの参考にしてみましょう。

競合サイト分析におすすめのツール【無料】

競合サイトが見つかったら、それぞれのWebサイトがどのようなキーワードを対策しているのか、ターゲットとしているユーザーはどのような人たちなのかを分析する必要があります。

続いては、競合サイト分析に役立つ無料ツールを紹介します。

競合サイト分析ツール【無料】
  • BuiltWith Technology Profiler
  • page speed insights(ページスピードインサイト)
  • SEO META in 1 CLICK
  • SEOアクセス解析ツール
  • SEOチェキ
  • Wayback Machine

BuiltWith Technology Profiler

Webサーバーに接続するブラウザでGoogle Chromeを使っているなら、無料の拡張機能として利用できるBuiltWith Technology Profilerを試してみてはいかがでしょうか。

競合サイトのページを表示し、拡張機能ボタンを押すと、どのような機能で作られたページなのか分析できます。魅力的な機能があれば自社サイトに転用する方法を考えるための良いアイディアになります。

Page Speed Insight(ページスピードインサイト)

競合サイトのページがどのくらいの速度で表示されるかが分かる無料の分析ツール。PageSpeed Insightは競合サイトのURLを入力すると、具体的な数値でインターネット上に表示される速度が表示されます。

ライバルページの速度と自社サイトの該当ページの速度を調べ、もし速度に問題がある場合には、提案されている改善ポイントを迅速に訂正し、表示される速度を向上させましょう。

SEO META in 1 CLICK

Chromeブラウザの拡張機能であるSEO META in 1 CLICKを使うと競合サイトの対象ページにあるタイトルや見出しなどのタグをまとめて分析することが可能。

イラストや画像が挿入されている場合は、altタグにどんな文章が記載されているかも表示されます。自社サイトと競合サイトを比較してタイトル、見出し内のキーワード比率がどのくらいなのかをチェックしてみると良いです。

SEOアクセス解析ツール

競合サイトのURLを入力することで、対策キーワードの検索結果画面で何位に表示されているかを無料で表示してくれる分析ツール。
SEOTOOLSはページランクやどのくらいのページがインデックスされているか、被リンク数がどれくらいあるかも表示してくれるだけでなく、施策も提案してくれる便利なツールです。

SEOチェキ

ライバルサイトが対策キーワードや関連キーワードで、どのくらいの順位を取得しているのかが分かる無料の分析ツール。

SEOチェキは使い方が非常に簡単で、競合サイトのタイトルや見出しなどのタグ、内部および外部へのリンク数や、検索エンジンでどのくらいインデックスされているかがすぐに分かります。自社サイトと競合サイトの順位が非常に分かりやすいので、キーワードごとに調べて大きな差があるページを発見しましょう。

また、競合サイトがどのようなページ作りをしているか分析し、自社コンテンツに反映させましょう。

Wayback Machine

競合サイトが過去にどのようなページを作っていたか分析できるツール。
Wayback Machineは競合サイトのURLを入力するだけで、これまでに競合サイトがどのようなページ変更を行ってきたかを分析することができます。

競合サイトの履歴の中には現在の自社サイトと表示が似ているものが出てくる可能性もあります。そこから競合サイトはどのような改善策を打って順位を改善していったのか調べてみると良いです。

競合サイト分析におすすめのツール【有料】

競合サイト分析をするのに便利なツールの中には費用が発生するものもあります。使いやすく、競合サイトの比較・分析作業を軽減できる有料ツールを紹介します。

競合サイト分析ツール【有料】
  • Ahrefs
  • Gyro-nSEO
  • Keywordmap
  • SEMrush
  • SimilarWeb

Ahrefs

Ahrefsは競合サイトの被リンク数が分かる便利な分析ツールです。
また、競合サイトにどのようなキーワードでアクセスがあるのかが分かるツール。独自に集めたデータからどのくらいSEO評価があるのかを数値で表してくれます。

SEO対策に力を入れているならAhrefsを使っている方も多く、個人や企業問わず競合サイト分析や自社サイトの成長を調べるのに最適な分析ツールです。

Gyro-nSEO

自社サイトの順位表示だけでなく、登録した競合サイトの対策キーワードの順位まで教えてくれるツール。

Gyro-nSEOは、SEO対策機能も充実しており、3カ月間の無料スタータープランも用意しています。MEO(マップエンジン最適化)も装備しているので実店舗を持っている企業にとっては嬉しいですね。

Keywordmap

競合サイト分析にかかる時間をぐっと短縮できるツール。
Keywordmapは、検索市場の動向や自社の強みや弱み、競合の戦略を明らかにすることができます。

使いやすさだけでなくカスタマーサポートも充実しているため、SEO初心者にもおすすめ。7日間の無料トライアルも実施しています。

SEMrush

SEO(検索エンジン最適化)の上位概念、SEM(検索エンジンマーケティング)に強い分析ツール。

SEMrushは、競合サイト分析以外にもSNSや広告などの分析も含まれているため、幅広いWebマーケティングを展開したい企業向けの有料ツールです。全世界で1000万人以上のユーザーに利用されています。

SimilarWeb

競合サイトが獲得しているアクセス数が把握できるツール。
SimilarWebは世界だけでなく国内、さらに業界を限定してどのくらいのポジションに自社サイトがあるのか分かりやすく数字で表示してくれます。

競合サイト候補も一覧で見せてくれるのでベンチマークも選びやすく、分析にも強いおすすめの有料ツールです。

以上、競合サイト分析に活用できるツールをご紹介しました。

競合サイトの分析ポイント

対策キーワードを決め、ライバルとなる競合サイトが決まったらいよいよ分析開始です。競合サイトの何を知っておくべきなのでしょうか。続いては競合サイトを分析する上で抑えておくべきポイントをご紹介します。

競合サイト分析の目的
  • アクセス数とユーザー属性
  • 流入キーワードや獲得キーワード
  • 被リンク数と被リンク元
  • 流入経路
  • 上位表示しているページ

アクセス数とユーザー属性

まずは競合サイトにどのくらいのユーザーがアクセスしているか、そのユーザーの属性(性別や年齢、地域など)を分析しましょう。自社サイトとの違いを比較し、必要なアクセス数が分かればしっかりと戦略をたててSEO対策することができます。またユーザーの属性が分かれば、現在行っているマーケティング手法が正しいのか、判断することができます。

流入キーワードや獲得キーワード

競合サイトがどのようなキーワードを獲得しているのか、把握することも重要です。SEO対策は自社が書きたいコンテンツだけ書けばいいという訳ではありません。競合サイトより上位に表示させることが目的ならば、まずは競合が獲得しているキーワードを分析し、自社でもコンテンツにできそうなキーワードをピックアップしましょう。

中でもアクセス増加につながりそうなキーワード(月間検索ボリュームが大きいもの)が分かれば、優先的に自社でもコンテンツを書いていきましょう。上記で紹介した無料・有料ツールを活用し、競合サイトが獲得しているキーワードを調査することをおすすめします。

被リンク数と被リンク元

SEO対策で上位表示させるポイントとして、外部サイトからの被リンクも重要となります。被リンクとは外部サイトから自社サイトへ向かってくるリンクのことを指します。ひと昔前までは「数」が重要視されていましたが、現在では「質」が重要視されています。例えば、自社サービスと関連のあるサイトや権威性のあるサイトからなどの被リンクが評価対象となっています。

被リンクも前述で解説した無料・有料の分析ツールを活用し、競合サイトの被リンクをを確認し、自社サイトでも対策を行いましょう。

流入経路

ユーザーがWebサイトにアクセスするまでの流入経路には、大きく分けて以下の5つがあります。

流入経路
  • 自然検索(検索エンジンからのアクセス)
  • 有料検索(Web広告からのアクセス)
  • SNS流入(TwitterやInstagramなど、SNSからのアクセス)
  • リファラ(外部サイトに掲載されているリンクからのアクセス)
  • ダイレクト(お気に入り登録やメルマガなどのアクセス)

どのチャンネルからの流入が起きているのかを知ることで、競合サイトが立てている戦略が分かりやすくなるのでチェックしておきましょう。

上位表示しているページ

検索結果画面で上位表示しているページに、どのようなものがあるかを分析しましょう。前述でも解説しましたが、上位表示しているページはGoogleが「ユーザーの悩みを解決できるコンテンツ」だと判断して表示しています。上位表示しているページを見つけたら、まずはどのようなタイトルなのか注目します。続いて、見出しの確認です。

1つ目のポイントは、上から下に向けてどのようなストーリー仕立てにしているのかや、自社ページにない情報がないかを確認します。もし、競合サイトに記載されていて、自社サイト内にない見出しがある場合は、書き足すようにしましょう。

2つ目のポイントは、重要な情報をどのように伝えているかです。テキストだけで伝えるのが難しい場合は画像やイラスト、関連情報に関するリストや一覧表を使うこともあります。

競合サイトで使われている表現やデザインで、自社サイトでも取り入れられる内容は、参考にしていきましょう。

分析後に自社ページを改善する際の注意点

競合サイト分析を行うと自社サイトに足りない情報や加えていくべき内容が見えてきます。具体的な改善点が見えたら、実行に移りましょう。

ここでは改善を進める際に注意する点を解説します。

自社ページの改善点
  • 改善を迅速に行う
  • 継続的な調査と改善を続ける

改善を迅速に行う

競合サイト分析の結果、改善点がみえたら迅速に着手することが重要です。検索結果画面で上位に表示されるページに存在し、自社サイトにない情報があるなら調査を始めてできるだけ早く掲載します。

また、上位表示しているコンテンツを比較して、記載されていない情報や新しいデータが追記できるようならすぐに書き加えましょう。どうするべきかに悩む時間は無駄ではありませんが、アクションを起こすまでに時間をかけすぎていると時間経過で情報が変化してしまうこともあります。

競合サイト分析で得られた学びは、出来るだけ早く自社サイトに反映させましょう。

継続的な調査と改善を続ける

既存のコンテンツを書き替えるリライトについては、1度きりで終わるものではありません。選定したキーワードで検索結果の1位になるまで継続的な調査と改善は続きます。

リライトを続けているものの、順位が変わらない、あるいは下降するようであれば、見出しにより多くの対策キーワードや関連キーワードを入れる、その他のオリジナルな関連情報を書き加えるなどの改善を続けていきましょう。

競合サイト分析はSEO対策の中で最も基本的なものであり、かつ重要で継続しなければならないものであることを忘れないでくださいね。

まとめ:PDCAを繰り返して最高のサイトを作りましょう

SEO対策で自社サイトへより多くのユーザーを集客するには、対策したいキーワードを決めてユーザーが何を求めているかをコンテンツに掲載することが重要です。

そして、新しくコンテンツを書く前にはまず競合サイトの分析が欠かせません。本記事でご紹介した競合分析のポイントやツールを参考に、他社に勝つ戦略をたてていきましょう。

また、競合サイトの分析は、分析して終わりではなく、分析内容をもとに改善していくことが目的です。
継続的に競合サイトを分析し、ユーザーにとって価値あるSEOコンテンツ作りを目指していきましょう。

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