オウンドメディアの制作について

このページでは、SEO対策で成功させるためのオウンドメディアの制作方法や構築手順について紹介しています。

オウンドメディアは自由度が高く、様々なマーケティングが行えることがメリットの一つ。しかし、いざ制作しようとなると、「何から始めればいいんだっけ...」と頭を抱えてしまいますよね。

そこでこのページでは、「オウンドメディアの作り方がわからない」「一からオウンドメディアの制作方法を教えてほしい」というあなたに、オウンドメディア制作の手順や構築方法について紹介いたします。

30以上のオウンドメディアを保有する弊社の運用ノウハウを元に必要な情報をまとめておりますので、ぜひ自社サイトの制作にお役立てください。

それでは早速見ていきましょう。

作成前の基礎知識【2020年のトレンド】

パソコンで記事を書いている
まずはオウンドメディアの制作にあたり、必要な基礎知識について見ていきましょう。

オウンドメディアとは

オウンドメディアとは英語でOwned(=所有する)Mediaと書き、自社で所有するメディアの総称です。ブログ、動画チャンネル、企業のコーポレートサイトなどがオウンドメディアに該当します。

トリプルメディアとは

オウンドメディアに関連する言葉として、"トリプルメディア"があります。トリプルメディアとは、マーケティング戦略を立てるにあたり、メディアの種類を3つに分類する考え方です。

トリプルメディア
オウンドメディア:自社で保有するメディア。主に発信用のメディアを差す。
ペイドメディア:広告媒体などの仲介メディア。
アーンドメディア:SNSなどの拡散用メディア

オウンドメディアの特徴やメリット・デメリットは何か、他のメディアと比較しながら見ていきましょう。

オウンドメディアを作成する
メリット

オウンドメディアをメリットは大きく分けて2つ。1つ目は、オウンドメディアは資産になるということです。

一時的な効果が見込まれる広告や、古い情報が流れていくSNSと違い、オウンドメディアではコンテンツが蓄積されます。

また、集客数が増えることや売り上げ実績が付くことで、そのメディアの価値が上がっていくのです。

オウンドメディアのメリット2つ目は、どのファネルの顧客に対してもアプローチできるということです。

顧客化までのユーザーの行動や心理状態を表わすと以下のようになります。
 
AIDMA
 
オウンドメディアは上記のどのファネルのユーザーに対してもコンテンツを発信することができ、またオウンドメディア内でユーザーのファネルを落として顧客化することも可能です。

SNSなどのアーンドメディアの場合、認知拡大やブランディングには相性がいいですが、ユーザーのニーズが顕在化されていないため、効率よくリーチすることは得意ではありません。

オウンドメディアを作成するデメリット

オウンドメディアのデメリットは、運用リソースが必要ということです。

オウンドメディアは制作して終わりではありません。集客や購買に繋げるには、記事や動画コンテンツの継続的な作成、サイトや市場の分析が必要になってきます。

また、効果を出すためにはSEOについての知識も必須です。オウンドメディアで成果を上げるためには、社内に選任で人を置くか、はたまた外注するか等、制作後の人的リソースや運用費用についても考慮する必要があります。

制作時に留意すべきこと

さて、ここまでオウンドメディアのメリットやデメリットなどの基礎知識についてお伝えしましたが、制作前に特に知っておくべきは、SEOのトレンドとオウンドメディアの関連性についてです。

昨今のSEOでは、「エンティティ」が重要視される傾向にあり、オウンドメディア制作時には、"サイトにどのようなエンティティを持たせるか"を決めた上で戦略を練ることが重要になってきます。

SEOにおけるエンティティとは、Googleが認識している意味のまとまりやデータのことで、様々な属性によって構成されます。

(1)「ディズニー」というエンティティは以下の属性で構成されると考えられる。
・ディズニーランド
・テーマパーク
・ミッキーマウス など

(2)「総理大臣」というエンティティは以下の属性で構成されると考えられる。
・安倍晋三
・菅義偉
・野田佳彦 など

強いエンティティが認識されているドメイン及びその上で運営されているサイトは、SEO評価を受けやすくなります。

逆に言えば、一貫性のないジャンルのコンテンツが混在している等、エンティティが認知しづらいメディアは、なかなかSEO効果がでないことがあるのです。

オウンドメディア制作(構築)の手順

では、実際にオウンドメディアを制作する際に必要な手順を見ていきましょう。

ドメインを取得する

オウンドメディアの制作には、独自ドメインの取得が必須です。ドメインとは以下の赤字部分を差します。

https://www.●●.jp

SEO効果はドメインに紐づくため、一度決めたら変更しないのが基本です。なお、トップドメイン(.jpの部分)の種類には以下があります。

トップドメインの種類
.com 商業団体向けのドメイン
.net 主にネットワークサービスの提供者を表すドメイン
.info 主に情報の提供者を表すドメイン
.jp 日本サイトを表わすドメイン

上記のうち、日本向けのオウンドメディアであればどのドメインを利用してもSEOの順位には影響しません。

サーバーを契約する

ドメインを取得と同時に、サーバーを契約します。サーバーにはいくつか種類がありますが、小~中規模のオウンドメディアであれば、月額1,000円程度の共有サーバーを選べば十分に対応できます。

例)エックスサーバー、mixhostなど

ドメインとサーバーを紐づける

ドメインとサーバーを取得したら、両者の紐づけ作業が必要になります。大抵の場合、各サーバーのサイト内に手順が記載されているので、確認しながら作業を進めましょう。

必要な機能の洗い出し

オウンドメディアの下地が整ったら、次は中身を作成します。どんなコンテンツを入れるか等の企画した上で、オウンドメディアに必要な機能を洗い出しましょう。

複雑すぎるとユーザーが操作を迷ってしまうため、必要最低限の機能を入れるのがおすすめです。

基本的な機能とは
SNSのシェアボタン
コンテンツのカテゴリ分け
サイドバーのランキング表示など

他のオウンドメディアを参考にしてイメージを膨らませましょう。

利用するCMSを決定する

機能の洗い出しが終わったら、利用するCMSを決定します。CMSとはデジタルコンテンツを管理し、配信など必要な処理を行うシステムの総称。

ホームページやオウンドメディアの制作なら、WordPressがおすすめです。

利用者数が多いので大抵のことは検索すれば解決できますし、デザインテーマも豊富なのでデザインに自信がない方でもおしゃれなメディアが作成できます。

デザインの設計、コーディング

オウンドメディアに必要な機能が洗い出せたら、デザインの設計を行います。WordPressのテーマを利用すれば大枠のデザインが出来上がっているので、手間がかかりません。

デザインが決まったら、コーディングをします。CMSを利用している場合もCSSやHTMLの知識は必須なので、身に付けておいた方がよいでしょう。

コンテンツの企画、作成

オウンドメディアの公開前に、予めコンテンツを企画、作成しておきます。

SEOで集客を狙いたい場合は、どのキーワードで上位表示させたいか戦略を練った上で、作成するコンテンツを決めましょう。

SEO対策の方法

seoのやり方
オウンドメディア制作時には、SEOからの流入を見込んでサイトを設計することが重要です。では具体的にはどんなことに留意すべきなのでしょうか。オウンドメディアのSEO対策において重要なポイントをまとめました。

オウンドメディアの運営目的を決める

制作時にまず決めるべきは、オウンドメディアの運営目的です。オウンドメディアの目的には集客、ブランディング、広告収入など様々。目的を決めることで、SEOの戦略の立て方が決まってきます。

サイト構造を決める

オウンドメディアの目的に応じて、サイト構造を決めていきましょう。具体的には以下のように、階層状にサイト構造を決めていきます。

第一階層:トップページ
第二階層:ブログのトップページ、事例紹介のトップページ
第三階層:カテゴリーページ

サイト構造は後から修正となると、地味に手間がかかります。ここでしっかりと決めてしまうのがおすすめです。

キーワード戦略

オウンドメディアにユーザーを集客するため、SEO対策を行うキーワードを決定します。

目的に応じて、どのキーワードで上位表示を狙うべきなのか決定させましょう。

例えば、WiMAXの購入を目的としたオウンドメディアの場合、以下のようなキーワードが対策キーワードとして挙げられます。

・WiMAX 比較 
・WiMAX おすすめ

コンバージョンに近い、かつ検索ボリューム数が多いものをメインキーワードとして設定します。

これらの関連キーワードを取得することで、対策キーワードの幅を広げていきましょう。

コンテンツを作成する

オウンドメディアのSEO対策で最も重要になるのはコンテンツの質です。キーワードごとに検索意図を把握し、ユーザーにとって利便性の高いコンテンツを作成しましょう。UXも含めてユーザーにとって利便性の高いコンテンツを作成していくことがSEO対策では重要です。

専門家に監修してもらう

2020年以降のSEO対策では、どんなメディアで誰が発信するかが検索順位を決定する重要な指標になります。特にYMYL(生活分野)のジャンルは、この傾向が顕著。

ドメイン評価が弱い場合は被リンク施策を行う事や、その分野に詳しい専門家に監修してもらうなどの対策が必要です。
SEOコンテンツの作成方法については、以下の無料eBookも合わせてご覧ください。

SEOライティングマニュアル

オウンドメディア制作にかかる費用

お金が積み重なっている写真
オウンドメディアの制作には、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。

サーバー、ドメイン費用

契約するものによりピンキリですが、目安費用は以下の通りです。

サーバー:年額1万円
ドメイン:年額1,000~1,500円

CMSの利用費用

有料のCMSもありますが、無料のCMSでも十分な機能が備わっています。先ほど紹介したWordPressも無料のCMSです。

費用をあまりかけたくないという方や、小~中規模のオウンドメディア制作をお考えの方は、無料のCMSを利用しましょう。

外注の場合にかかる費用

オウンドメディアを社内で制作するリソースがない場合は、外注も検討しましょう。オウンドメディア制作の外注費用の相場は以下の通りです。

目的 外注費用 運用費の目安 制作期間
低コストで
オウンドメディアを制作したい
20~30万円 無料
〜1万円
1週間
〜1ヶ月
オリジナルデザインやコンテンツの
オウンドメディアを制作したい
20万円
~100万円
1万円
〜5万円
1ヶ月
〜2ヶ月
集客や企業ブランディングのために
本格的なオウンドメディアを制作したい
戦略からサポートしてほしい
100万円
〜300万円
5万円
〜20万円
2ヶ月
〜4ヶ月
外注時はここもチェック!
オウンドメディア制作を外注する場合、SEO対策も支援してくれるかどうかをチェックしましょう。

SEO対策で効果を出すには、オウンドメディアの構造も重要。費用は高くなりますが、SEO対策を考慮して制作してくれる会社がおすすめです。

おすすめのオウンドメディア制作会社

外注するなら、以下のオウンドメディア制作会社がおすすめです。

MOLTS

MOLTSのホームページ画面
https://moltsinc.co.jp/
 
オウンドメディアの戦略設計~制作から、立ち上げ後のSEO対策までをトータルでサポートしてくれるオウンドメディア制作会社です。

筆者も以前お世話になっていたことがあるのですが、メディアのコンセプト設計から、コンテンツ企画方法、メディアのSEO対策や分析まで、幅広い分野をサポートいただきました。

大手企業との取引実績もある信頼できる制作会社です。

GIG

GIGのホームページ画像
https://giginc.co.jp/
 
オウンドメディアの戦略設計やSEO設計、実際の制作や保守まで、幅広くサポートしてくれる制作会社です。

予算費用に応じて、記事コンテンツの外注やSNSシェアを狙ったコンテンツ企画など、メディア運用のサポートもしてくれます。

大手企業との取引実績もある信頼できる制作会社です。

まとめ

オウンドメディアの制作手順や構築方法について紹介してきました。

オウンドメディアの制作は工数が多く、一から作成するのは大変。費用はかかりますが、プロの制作会社に依頼するのもおすすめです。

オウンドメディアの制作会社には様々な種類があるため、まずは複数社見積もり依頼をし、目的や状況に応じて自社に合った会社を選びましょう。

SEOライティングマニュアル