AIによる文章生成は、効率的かつ迅速なコンテンツ作成を可能にする一方で、真偽の見極めやオリジナリティの確保が求められる場面も増えています。
こうした背景から、AIが生成した文章かどうかを特定するAI検出ツールの重要性が増しています。このページでは、AI検出ツールの基本から、仕組みや具体的な活用方法について詳しく解説します。
さらに、AIが作成した文章をどのように見分けるか、そしてAIによる文章生成が一般化する中で、どのようにしてAIっぽい文章だと思われないようにするかについても解説します。AI検出ツールの使い方やどう利用したら役立つのか知っていきましょう。
この記事でわかること
AI検出ツールとは
AI検出ツールとは、文章が人間によって書かれたものか、AI（人工知能）によって生成されたものかを判別するためのツールです。
近年、ChatGPTなどの高度な文章生成AIが登場し、人間が書いたものと見分けがつかないほど自然な文章を生成できるようになりました。しかし、精度の高さ故に学生が学校への提出物で不正利用するリスクや間違った情報の理解なども増加しています。
AI検出ツールは、このようなAI生成テキストを検出することで、教育機関における不正行為の防止や、コンテンツの品質の担保に役立ちます。また教育機関では、学生の提出物がAIによるものかどうかを確認しています。
AI検出ツールの仕組み
AI検出ツールは、AIが生成したコンテンツかどうかを判別するために、さまざまな技術が使われています。その中でも、主要な仕組みとして「機械学習」「困惑度」「バースト性」の3つが挙げられます。
下記では、AI検出ツールの仕組みに関わる3つの要素を解説していきます。
機械学習
1つ目は、機械学習です。
AI検出ツールは、機械学習を用いて、AIが生成したコンテンツと人が書いたコンテンツの特徴を学習しています。
具体的には、大量のテキストデータをAIに学習させ、AIが生成するコンテンツ特有のパターンや特徴を識別できるように学習します。例えば、AIは人間が書いた文章よりも、直線的で予測可能な文章を生成する傾向があります。また、AIは特定の単語やフレーズを過剰に使用する傾向もあります。
AI検出ツールは、これらの特徴を学習することで、AIが生成したコンテンツを高い精度で検出することができます。
困惑度
2つ目は、困惑度です。
困惑度とは、文章の複雑さを測る指標です。AIが生成した文章は、一般的に人が書いた文章よりも困惑度が低い傾向があります。具体的には、AIが生成した文章は、単語の繰り返しが多く、文の構造が単純で、比喩や皮肉などの表現が少ないといった特徴が見られます。
これは、AIがより予測しやすい単語やフレーズを多用するためで、人はより多様な表現や言い回しを用いるため、文章の困惑度が高くなります。
バースト性
3つ目は、バースト性です。
バースト性とは、文章中の単語の出現頻度のばらつきを測る指標です。人が書く文章では、単語の出現頻度が比較的均一であるのに対し、AIが生成した文章では、特定の単語が不自然に繰り返されるなど、偏りが生じやすい傾向があります。
AI検出ツールは、バースト性の違いを分析することで、AIが生成したコンテンツか識別します。具体的には、テキスト内の単語出現パターンを解析し、人間らしい単語のばらつきか比較することで、異常なバースト性を検出します。バースト性は、テキストの自然な流れやリズムを捉える上で重要な指標であり、AIによる生成か判断する情報となります。
AIが作成した文章の見分け方
こちらでは、AIが作成した文章の見分けるポイントを5つ解説しています。
文脈を理解しているか
1つ目は「文脈を理解しているか」です。
AIは、特定の文脈を深く理解し、それに基づいて自然な流れで文章を組み立てることがまだ完全にはできません。例えば、歴史上の人物についての記事を作成する場合、AIは事実だけを淡々と述べ、感情や背景を理解できていないことが多いです。
人間であれば、人物の生い立ちや経験などを理解し、共感を呼ぶような文章を書くことができます。これはAIが単に言葉を連ねているだけで、情報の背景や意図を本質的に理解していないためです。
また、医療や金融といった複雑なテーマにおいては、AIが生成した内容が論理的に一貫していないことがしばしば見受けられるだけでなく、文と文のつながりが不自然になったり、前後の文脈がずれていたりすることがあります。したがって、AIが作成した文章を見極めるためには、文脈に対する理解の深さや、一貫したストーリーの流れをチェックすることが効果的です。
独自の視点を持っているか
2つ目は「独自の視点を持っているか」です。
AIは既存の情報を組み合わせることで、文章を作成するため、独自の視点が見られるかどうかをチェックすることが効果的です。独自の視点とは、個人の経験や特定の専門知識に基づくものであり、一般的な情報の組み合わせだけでは得られない深い洞察を持つものです。
例えば、具体的な経験談や、特定の業界における専門的な意見が含まれているかどうかを確認します。このように、独自の視点を持っていれば、AIが生成した文章を見分けることができます。
自然な感情表現があるか
3つ目は「自然な感情表現があるか」です。
AIが生成する文章は、感情の表現や微妙なニュアンスが欠けていることが多いため、人間が書く文章と異なった印象を受けることがあります。具体的には、文章が非常に直線的であり、感情の起伏や微妙な表現が少ない場合、AIが作成した可能性が高いです。
以下の画像は、ChatGPTで「クリスマスとは」と指示してみました。
AIが感情を表現する際は、個人的な経験に基づく表現が欠けていることが多いため、読み手にはどこかしらぎこちない印象を与えることがあります。
このように、直線的な文章ではなく、ポジティブやネガティブなことを書けているかが生成された文章か判断できる材料になります。
専門的な知識を持っているか
4つ目は「専門的な知識を持っているか」です。
AIは専門的な知識が必要とされるカテゴリに関しては不自然な表現や誤った情報を生成することがあります。例えば、特定の専門用語の使い方や、業界特有の知識に基づいた見解が求められる場面で、AIの文章は人間が書いたものと比較して表面的であることが多いです。
また、AIの学習データが古い場合、最新の研究結果などの情報が反映されないこともあります。これが人間の専門家による執筆と大きく異なる点です。このように、特定の分野に関する専門的な知識の有無は見分けるための重要な手がかりとなります。専門的な知識の有無や細部にわたる知識の深さ、最新情報の反映度をチェックすることで、AIが作成した文章かを見分けることが可能です。
最新情報が含まれているか
5つ目は「最新情報が含まれているか」です。
AIは、最新情報のキャッチアップにラグが生じるため、最新のニュースやトレンドを反映した文章を作成することは苦手です。例えば、ニュースやテクノロジー、エンターテインメントなどの分野では、最新の出来事やトレンドが含まれているかを確認することで、AIが作成した可能性のある文章を見分ける手助けとなります。
特に、最新のニュースが正確に反映されていなかったり、最近発表された技術や製品についての情報が欠けたりする場合は、その文章がAIによって生成された可能性が高くなります。このように、最新情報の有無をチェックすることで、AIが作成した文章を識別することができます。
おすすめのAI検出ツール6選
こちらでは、おすすめのAI検出ツールを6つ紹介しています。
GPTZero
1つ目のAI検出ツールは、GPTZeroです。
GPTZeroは、アメリカのスタートアップ企業が提供するAI生成コンテンツ検出ツールで、テキストが人間によって書かれたものか、AIによって生成されたものかを判別できます。
また、文章の「困惑度」と「バースト性」を分析し、AIが生成した可能性のある箇所をハイライト表示することも可能です。無料プランは月1,000キーワードまでツールを利用できます。
Smodin
2つ目のAI検出ツールは、Smodinです。
Smodinは、Smodin.ioが提供するAIコンテンツ検出ツールで、100以上の言語に対応しているため、多言語のテキストを分析することができます。また、Smodinは盗作チェック機能も備えており、テキストのオリジナリティを検証することも可能で、オリジナルコンテンツを含めたライティングも可能です。
ただし、無料プランでは週3回しかツールの利用ができないので、多くの記事の検出をしたい方は、1,750円〜の有料プランに加入することをおすすめします。
isgen.ai
3つ目のAI検出ツールは、isgen.aiです。
isgen.aiは、株式会社isgenが提供するAIコンテンツ検出ツールで、多言語に対応しており、日本語を含む様々な言語のテキストを分析することが可能です。また、会員登録をすることで文章の解析やフレーズ分析などの多機能なツールを無料で利用することができます。
有料プランでは、15,000語以上の検出が可能なだけでなく、サポートや新しい機能を優先的に利用できます。
AI作文判定くん
引用元:https://ai.satoru.net/checker/#google_vignette
4つ目のAI検出ツールは、AI作文判定くんです。
AI作文判定くんは、株式会社Picolinが提供するAIコンテンツ検出ツールで、入力された文章について、AIによって書かれたものか人間によって書かれたものかをChatGPTで推測し、「AI度」を0％から100％で判定します。
AI作文判定くんは、完全無料で提供されているので、気軽にツールを使いたい方はぜひ使ってみてください。
Copyleaks
5つ目のAI検出ツールは、Copyleaksです。
Copyleaksは、Copyleaks LLCが提供するAIコンテンツ検出ツールで、ChatGPT、Gemini、Jasperなど、さまざまなAIモデルによって生成されたテキストを検出するように設計されています。
また、盗作チェック機能も備えており、テキストのオリジナリティを検証することも可能です。無料プランは10記事まで検出が可能で、月10.9ドル〜の有料プランに加入すると、100記事以上を検出、盗作チェックができます。
Neural Writer
引用元:https://neuralwriter.com/ja/content-detector-tool/
6つ目のAI検出ツールは、Neural Writerです。
Neural Writerは、Neural Writer社が提供するAIコンテンツ検出に加え、多言語に対応した言い換えツールでもあります。
このツールは、完全無料で検出ツールを利用でき、1回10,000文字まで検出が可能です。言い換えやAI検出以外にも、翻訳やプロンプトの生成も無料でできます。
AI検出ツールを使う目的と場面
ここからは、なぜAI検出ツールを使うのか、どのような場面で使うべきかを解説していきます。
AIが生成したコンテンツを見抜く
まず、AI検出ツールを使う目的は、AIが生成したコンテンツか否かを見抜くためです。
AI生成コンテンツを見抜くことは、不正行為を防ぐためにも重要です。例えば、学術機関では、学生がAIを使って論文やレポートを作成し、それを提出することで不正行為のリスクがあります。
このようにAI検出ツールは、AIが生成したコンテンツを見抜くことで、情報の信頼性を担保し、ユーザーが安全に情報を得られるようにしています。
教育現場やメディア企業
次に、AI検出ツールを使うべき場面は、教育現場やメディア企業です。
メディアや教育機関、企業では、信頼性を確保し、誤情報の拡散を防ぐため検出ツールを使う場合があります。企業やメディアでは、フェイクニュースや偽情報の発信が社会問題に発展するので、AI検出ツールを用いて記事の信頼性を担保したり、チェックしたりするために利用されています。一方、教育機関では、学生がAIで生成した論文を提出していないかを確認するためにAI検出ツールを活用し、不正をしていないか確認します。
AI検出ツールを活用することで、そのような不正を未然に防ぎ、学生の学習成果を正当に評価することが可能です。このように、AI検出ツールは、教育現場において不正行為の防止や教育の公平な評価など、多岐にわたる役割を担う重要なツールとなっています。
AI検出ツールの注意点
こちらでは、AI検出ツールを使うときの注意点を3つ解説しています。
精度が100％ではない
1つ目の注意点は、精度が100％ではないことです。
AI検出ツールは、AIが生成した文章と人間が書いた文章をパターンとして学習しているので、完璧に区別できるわけではありません。なぜなら、 AIの文章生成の技術は急速に進歩しており、人間が書いた文章と区別がつかないほど自然な文章を生成できるようになってきているからです。
また、検出精度はツールによって異なり、同じ文章でも異なる結果が出ることがあります。そのため、ツールが出した結果を鵜呑するのではなく、必ず人の確認が必要です。
AI技術の進化に追いつけない可能性がある
2つ目の注意点は、AI技術の進化に追いつけない可能性があることです。
完全に人の目であってもAIが生成したか判断できません。AI検出ツールでも同じで、AIが生成したか必ず判別できるかわかりません。 なぜなら、AI検出ツールは、先程述べた機械学習やバースト性といった特徴からパターン化してAI生成コンテンツを判別しているからです。
AI技術が進歩すると、人間が書いたものと区別がつかないほど自然な文章や画像、動画が生成されるようになります。実際、すでにAIが生成した画像や動画を見分けることは非常に難しくなっており、AI検出ツールでも検出できないレベルに達しているものもあります。
このままAI技術が進化し続けると、AIが生成したコンテンツを見抜くことはますます困難になるでしょう。
ツールにより文字数制限がある
3つ目の注意点は、ツールより文字数制限があります。
多くのAI検出ツールは、文字数に制限を設けています。これは、AIが処理できるデータ量を最適化し、速く解析を可能にするためです。
しかし、文字数制限により、長文を一度に解析できない課題が生じます。論文やレポートなど、長文を評価する必要がある場合、文脈や一貫性が考慮されず、検出の精度が落ちる可能性があります。
そのため、AI検出ツールを選ぶ際には、解析可能な文字数制限を確認することが重要です。特に、長文のコンテンツを扱う場合は、文字数制限が緩く、あるいは制限のないツールを選ぶようにしましょう。
AIっぽい文章だと思われない為に必要な4つのこと
AIが生成した文章と人間が書いた文章を区別するのは、時に難しいことがあります。特に、AIの進化により、その違いはますますそん色なくわずかになっています。
以下では、AIっぽい文章だと思われない為に必要な4つのことを解説しています。
体験談や感情表現を踏まえた人間らしい文章にする
1つ目は、体験談や感情表現を踏まえた人間らしい文章にすることです。
まず、個人的な体験談を交えることです。例えば、新規事業の立ち上げや実際の実務などの、自身が苦労したことや当時感じたことを言葉にすることで、読み手はその状況をよりリアルに感じ取ることができます。次に、感情表現を意識することです。喜びや悲しみ、驚きといった感情を文章に反映させることで、読者は筆者の心情に共感しやすくなります。例えば、会社やサービスなどの思いや信念を伝えることで、文章に深みが増します。
このように、自分の体験や感情を積極的に文章に盛り込むことで、AIには真似できない、人間らしい温かみのある文章を作成することができます。
独特な言い回しや難しい言葉を使わない
2つ目は、独特な言い回しや難しい言葉を使わないことです。
AIは、独特の言い回しや普段あまり使わない言葉を生成することがあるため、専門用語やカタカナなどを文章内で使用すると、AIで生成していなくても、読者はその文章を理解できなかったり、「AIっぽい」と感じてしまったりしてしまう可能性があります。そのため、AIっぽい文章だと思われないために、普段使っているような言葉を取り入れたり、回りくどい表現は避けたりするとよいでしょう。
また、文章の論理構成を見直すことも大切です。AIが生成した文章は、しばしば論理の飛躍や不必要な情報が含まれがちなため、論理的な流れを確認し、必要に応じて段落を再構成することで、AIっぽい文章だと思われないようにします。普段使っているような言葉を選んだり文章の流れを確認したりすることで、より自然で読みやすい文章になるでしょう。
専門知識や最新情報を入れる
3つ目は、専門知識や最新情報を入れることです。
AIが生成する文章は、最新の情報や専門的な内容を含んでいない場合があります。したがって、AIっぽくない文章を作成するためには、業界の最新の動向や、専門的な知識を取り入れることが重要です。例えば、最近の研究成果や業界のトレンドを引用することで、文章に信頼性を与えることが可能です。また、インタビューや引用を通じて、専門家の視点や経験を取り入れることや専門性の高い情報を盛り込むことも有効です。
このように信頼性の高い情報源から最新の情報を収集し、それを文章に反映させることで、AIっぽさをなくすことができます。
記事の中に画像や動画を入れる
4つ目は、記事の中に画像や動画を入れることです。
画像や動画は、AIっぽさを消す手段の一つです。例えば、新商品の紹介記事であれば、商品の外観や使用シーンを写真や動画で見せることで、AIでは生成できないコンテンツとなります。
他にも、実際のユーザーの口コミやレビューをコンテンツに盛り込むことで、AIでは表現できない生の声を届けることができ、AIっぽさを薄めることができます。
このように、記事に画像や動画、レビューを挟むことで、ユーザーは見やすくなり、AIっぽさをなくすことができます。
AI検出ツールよりも重要なこと
こちらでは、AI検出ツールを使うよりも重要なことを2つ解説しています。
ファクトチェックをする
1つ目は、ファクトチェックです。
AIが生成した文章か否かを判断することは重要ですが、それ以上にファクトチェックが重要といえます。というのも、AIが生成するコンテンツは信憑性に欠けることがあり、ユーザーに損害を与える可能性があります。AI検出ツールは、AIが生成した文章かどうかを判断するもので、情報の正確性を保証するものではありません。そのため、記事の信頼性を確保するためには、情報が正しいかファクトチェックが不可欠です。
ファクトチェックは、情報の信頼性を高める手段であり、読者に正確な情報を提供するために必要なことです。特に政治的なニュースや医療的な記事では、誤った情報が与える影響が大きいため、ファクトチェックの重要性はさらに高まります。AIが生成するコンテンツが増加する中で、情報の事実確認し、誤解を招かないようにする責任があります。
情報が正確であることを保証することで、読者の信頼を維持し、ブランドの評判を守ることができます。また、ファクトチェックを徹底することで、質の高いコンテンツを常に提供することが可能です。
読者目線であること
2つ目は、読者目線であることです。
AI検出ツールは、AIが生成した文章を見分けられますが、コンテンツ制作において最も重要なのは「読者目線であること」です。AIが生成するコンテンツは表面的で、ユーザーニーズにマッチした興味や疑問を解決するための情報が欠けていることがあります。
読者目線でコンテンツを作成することで、ユーザーに有益な情報を提供できます。結果として、記事はより多くの人に読まれ、評価されます。読者が求めるのは、抱えてる問題を解決する具体的な情報です。読者の視点に立ち、ユーザーが抱える疑問や興味を深く理解し、ニーズに沿ったコンテンツを提供していきましょう。
おわりに
AI検出ツールは、AIが生成したコンテンツか見分けるのに使えるツールです。
AIを活用して効率的に記事を作成することもできますが、最終的には人の手で編集し、自然な表現や文章のトーンに合わせることでAIっぽさをなくすことができます。また、AI検出ツールだけに頼るのではなく、ファクトチェックを徹底し、読者目線で文章を作成することが重要です。
AI検出ツールはあくまでも補助的なツールであり、100%の精度でAIが生成したコンテンツか見分けられるわけではありません。その点を理解した上で、ツールを活用するようにしましょう。
以下では、AIで記事作成はできるのか、記事作成するときの注意点など詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
