現代ではAIツールが様々なビジネスシーンで活用されています。例えば、メール文面の作成にはAI文章生成ツール、広告などにはAI画像生成ツール、電話対応ではAI音声認識といったAIツールが活用されており、効率化や生産性の向上に貢献しています。
しかし、それと同時に数多くのAIツールが出てきたことで、どのツールがどの業務に適しているかがわかりにくくなってしまったため自分に合ったツールを選ぶのが難しくなりました。
このページでは、汎用性抜群でどのような業務にも応用できるAIツールや文章生成、画像生成などの各業務ごとに使える最新AIツールを32種類ご紹介します。
どのAIツールを選べばいいかに悩んだ際は、当サイトがおすすめするAIツールを検討してみましょう。
この記事でわかること
AIツールとは?これまでの歴史とこれからの影響
そもそもAIツールとは、コンピュータが人間のように考え、学習や問題解決を行う技術(AI)を活用したソフトウェアやアプリケーションを指します。
AIは、1960年頃からアメリカやイギリスで開発、研究が進められてきましたが、2022年にOpenAI社が発表したGPT-3.5、2023年に発表されたGPT-4を皮切りに、一般の方からもAIが注目されるようになりました。
それに付随し、最近では、文章生成や画像生成といったAIツールだけでなく、映像の作成やAIによる音声の模倣といった多くの生成AIツールがリリースされ続けています。
このように、AIツールはここ数年で急速に増え、用途も多様化しています。文章生成から画像・映像制作、音声の模倣まで、ツールごとにできることが異なるため、自分に適したAIツールを選ぶのが難しくなっています。
さらに、今後も新たなAIツールが次々とリリースされることが予想されるため、早い段階でAIツールに触れておくことが、今後の活用に役立つでしょう。
AIツールの種類
AIツールは、大きく分けてチャット(対話)型、文章作成型、画像・動画編集型の3種類に分類できます。
それぞれのAIツールの特徴を実際の例とあわせて解説します。
チャット(対話)型
1つ目は、チャット(対話)型のAIツールです。
チャット型のAIツールは、テキストまたは音声によって入力された言葉をAIが理解し、人間と会話しているように応答してくれるものが該当します。
チャット型AIツールは、あらかじめ大量のデータを自然言語処理を使ってコンピューターに分析および理解をさせ、機械学習によって最適な解を出すという仕組みになっています。
例えば、チャット型AIの1つであるChatGPTに「日本ってどんな国?」という質問をすると、以下のような回答が出ました。
このように、チャット型AIツールは、まるで人間と会話しているような回答を自動生成します。
文章作成型
2つ目は、文章作成型のAIツールです。
文章作成型のAIツールには、与えられたテーマや見出しなどのルールに基づいて文章を自動で作成するものや既存の文章を書き換えるものなどがあります。
文章生成型AIツールは、作成したい文章のタイトルや見出し、キーワードなどを入力すると、その情報に基づいてAIが文章を自動生成する仕組みになっています。
例えば、当社が提供しているAI文章生成ツール「EmmaTools」で「AIツールとは何か紹介する文章を作りたい」と入力すると、以下の回答が出ました。
このように、文章作成AIツールは指示(プロンプト)を与えるだけで、時間をかけず文章を作成できます。
AIの文章生成に関しては「AI文章作成ツールおすすめ13選!メリットや活用事例と注意点を紹介」で詳しく説明しているので、ぜひご覧ください。
画像·動画生成型
3つ目は、画像・動画生成型のAIツールです。
画像・動画生成型のAIツールには、人が入力したテキストの情報をもとに画像や動画を生成または編集するものが該当します。また、参考となる画像・イラストとテキスト情報を掛け合わせて、新たな画像や動画を生み出すものもあります。
画像・動画生成型AIツールは、入力されたテキストや参考画像をもとに、AIがパターンや特徴を学習し、新しい画像や動画を生成するという仕組みになっています。
例として、AI画像生成ツールの1つであるCanvaに「AIツールを利用して業務を効率化したい会社員、イラスト風」と入力してみました。
指示を与えて2分弱、上記のような指示内容に近い画像が生成されました。
このように、画像・動画生成型のAIツールは、作成したいもののイメージを文字に起こして入力するだけで、画像や動画を作成することが可能です。
おすすめのAIツール32選の一覧表
このページで紹介するAIツール厳選32選をリストにまとめました。
おすすめのAIツール32選 | ||||
---|---|---|---|---|
ツール名 | できること | 料金 | 無料プラン、無料トライアルの有無 | 日本語対応 |
ChatGPT | 文章、画像、動画、音声の自動生成やアイディア出し | 月額20USドル | 有 | ○ |
Gemini | 文章、画像、動画、音声の自動生成やアイディア出し | 月額2,980円 | 有 | ○ |
Copilot | 文章、画像、動画の自動生成やアイディア出し、Microsoft365と連携 | 月額3,200円 | 有 | ○ |
Perplexity | 情報収集、文章、画像、動画の自動生成やアイディア出し | 月額20USドル | 有 | ○ |
Notion AI | 文章、画像の自動生成やアイディア出し | 月額10USドル | 有 | ○ |
BringRitera | 文章自動生成 | 月額550円から | 有 | ○ |
Catchy | 文章自動生成 | 月額3,000円から | 有 | ○ |
Claude | 文章自動生成、PDFなどのファイル読み込み | 月額20USドルから | 有 | ○ |
Creative Drive | 文章自動生成 | 月額10,000円か | 有 | ○ |
EmmaTools | 文章自動生成、キーワード調査、競合調査、順位チェック、コンテンツスコアリング | 月額2,480円から | 有 | ○ |
Frase | 文章自動生成、WordPressやSearch Consoleとの連携 | 月額14.99USドルから | 有 | ○(メニューは英語) |
Jasper | 文章自動生成、アイディア出し | 月額49USドルから | 有 | ○(メニューは英語) |
RakuRin | 文章自動生成、語調調整 | 月額4,980円から | 有 | ○ |
SAKUBUN | 文章、アイキャッチの自動生成、語調調整 | 月額9,800円から | 有 | ○ |
Surfer SEO | 文章自動生成、キーワード調査、競合調査、コンテンツのキーワード濃度確認 | 月額89USドル | 有 | ○ |
トランスコープ | 文章自動生成 | 月額11,000円 | 有 | ○ |
Adobe FireFly | 画像自動生成 | 月額680円から | 有 | ○(メニューは英語) |
Bing Image Creator | 画像自動生成、お任せプロンプト作成 | 無料 | 無料 | ○ |
Canva | 画像自動生成 | 月額1,800円 | 有 | ○ |
DALL・E3 | 画像自動生成 | 月額20USドル(ChatGPT有料登録) | 無し | ○ |
Midjourney | 画像自動生成、複数画像の融合 | 月額10USドル~(Discordアカウント要) | 無し | ○ |
MyEdit | 画像自動生成、画像の画質向上、画像のアニメ化 | 月額580円から | 有 | ○ |
Shutterstock | 画像自動生成 | 月額3,500円 | 無し | ○ |
Gamma AI | 資料作成 | 月額8USドルから | 有 | ○ |
Tome | 資料作成 | 月額16USドル | 有(AI利用は有料プランのみ) | ○ |
DeepAI for Movie Creator | 動画自動生成 | 登録料200,000円、月額料金50,000円、月額GCP使用料35USドル | 有 | △(英語パネル、日本語入力可) |
Elai | 動画自動生成 | 月額US23ドルから | 有 | ○ |
FlexClip | 動画自動生成(URL入力) | 要問合せ | 有 | ○ |
GliaStudio | 動画自動生成(URL入力) | 要問合せ | 有 | ○ |
InVideo | 動画自動生成 | 月額20USドルから | 有 | ○ |
Kaiber | 動画自動生成、音楽や画像からの動画作成 | 月額5USドルから | 有 | x(英語のみ) |
Lumen5 | 動画自動生成 | 月額19USドルから | 有 | x(英語のみ) |
何にでも使える汎用性抜群なおすすめAIツール5選
ここからは、AIツールごとに効率化できる業務別にご紹介していきます。
まずは汎用性が高く、おすすめのAIツールを5つご紹介します。
ChatGPT
引用元:https://chat.openai.com/
1つ目の汎用性が高いAIツールは、ChatGPTです。
ChatGPTは、アメリカのOpen AI社が提供する対話型AIツールで、入力された文章を人のように理解し、その回答となる文章や画像、動画や音声を自動生成することが可能です。
ChatGPTは、アカウントを作成すれば、無料で利用できます。ただし、無料プランだと出力できる文字数と回答数に制限があります。また、画像や動画、音楽の自動生成は月額20USドルのサブスクリプションサービスへの加入が必要です。
Gemini
引用元:https://gemini.google.com/?hl=ja
2つ目の汎用性が高いAIツールは、Geminiです。
Geminiは、Googleが提供するチャット型AIツールで、入力された文章や画像、動画や音声を理解し、テキストなどを自動生成することが可能です。Googleアカウントを持つユーザーであれば、無料で利用することもできます。
Copilot
引用元:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-copilot
3つ目の汎用性が高いAIツールは、Copilotです。
Copilotは、Micrsoft社が提供するチャット型AIツールで、文章の自動生成をはじめ、Outlookでのメールのやりとりの要約やExcelでの表やグラフの自動生成、Power Pointで資料を自動作成することもできます。
ただし、これらのMicrosoft社のアプリケーションで利用する場合、有料プラン(月額3,200円)への加入とMicrosoft365の導入が必要なので注意しましょう。
Perplexity
引用元:https://www.perplexity.ai/
4つ目の汎用性が高いAIツールは、Perplexityです。
Perplexityは、Perplexit AI,Incが提供するチャット型のAI検索エンジンで、知りたい情報を最新のインターネット上の情報から集めることができます。
また、自動生成された回答にはその情報の元となるWebサイトが表示されるため、信頼性を確認しやすくなっています。
その他、画像での検索や生成、ファイルをアップロードしてその内容について質問をすることもできます。
アカウントを作成しなくても無料で利用可能となっており、月額20USドルの有料プランにアップグレードすると詳細な検索ができるPro Searchの利用回数を増やすことができます。
Notion AI
引用元:https://www.notion.so/ja-jp/product/ai
5つ目の汎用性が高いAIツールは、Notion AIです。
Notion AIは、Notion Labs,Incが提供する複数のツールをまとめて利用できる「Notion」内で利用するできるチャット型AIツールで、文章作成やNotion内のページ作成を自動生成することができます。
Notionを利用していれば、最大20回まで無料で利用可能ですが、それ以上に利用する場合は月額10USドルの有料プランへの加入が必要です。
文章生成やライティングにおすすめなAIツール11選
ここからは、文章生成やライティングにおすすめのAIツールを10個ほど紹介します。
コンテンツSEOや広告文の生成、メール文面の生成を行いたい方におすすめのAIツールです。
BringRitera
引用元:https://ritera.bring-flower.com/
1つ目の文章生成AIツールは、BringRiteraです。
BringRiteraは、BringFlower社が提供する文章生成ツールで、文章を生成したいキーワードを入力するだけでプロンプトなしで文章を自動生成することができます。
SEOコンサルを行うBringFlower社のノウハウが詰め込まれているため、SEOに強いコンテンツを作ることができます。
月額550円から利用でき、無料トライアルでお試しも可能です。
Catchy
引用元:https://lp.ai-copywriter.jp/
2つ目の文章生成AIツールは、Catchy(キャッチー)です。
Catchyは、株式会社Degital Recipeが提供する文章生成AIツールで、WebサイトにおけるブログなどのコンテンツやWeb広告用のキャッチコピー作りを会話形式で生成することができます。
ただし、月額従量課金制なので、利用する頻度に合わせたプラン(月額3,000円~)を選ぶ必要があります。無料プランも用意されているので、自身の利用範囲にあわせてお試ししましょう。
Claude
引用元:https://www.anthropic.com/news/claude-3-family
3つ目の文章生成AIツールは、Claudeです。
Claude3は、アメリカのAnthropic社が提供する文章生成AIツールで、プロンプトを入力することでその内容に沿った文章を自動生成することができます。また、PDFなどのファイルを複数同時にアップロードし、読み込ませることでその内容に沿った文章を生成することも可能です。
Claudeは、無料で利用可能ですが、利用時間に制限があるため、本格的に利用する場合は月額20USドルからの有料プランの契約が必要となります。
Creative Drive
引用元:https://creative-drive.jp/
4つ目の文章生成AIツールは、Creative Driveです。
Creative Driveは、株式会社chipperが提供する文章生成AIツールで、対策したいキーワードを選ぶと、ワンクリックで文章を自動生成することができます。
また、カスタム記事生成ではタイトルや見出しなど、部分的な調整を行い、好みの文章にカスタマイズすることもできます。
有料プランは月額従量課金制になっているので、30クレジット(3記事)まで作成できる無料トライアルでどの程度利用するかを判断し、契約するようにしましょう。
EmmaTools
引用元:https://emma.tools/
5つ目の文章生成AIツールは、EmmaToolsです。
EmmaToolsは、株式会社EXIDEAが提供する文章生成AIツールで、対策したいキーワードを選ぶとタイトルや見出しを含め、ワンクリックで文章を自動生成することができます。
また、SEOツールとしての機能も備えており、キーワードの月間検索ボリュームや検索順位の確認が可能です。
EmmaToolsは月額2,480円(税抜き)から利用可能ですが、無料トライアルも可能なので、自身の利用頻度に合わせたプランを見極めましょう。
Frase
引用元:https://www.frase.io/
6つ目の文章作成AIツールは、Fraseです。
Fraseは、アメリカ・ボストンの会社が提供する文章作成AIツールで、ツールに表示される項目を埋めていくだけで文章を作成することができます。
5日間の無料トライアルでお試可能ですが、Fraseの操作画面は英語のみであることに加え、トライアル終了後は自動で課金に切り替わるため注意が必要です。
Jasper
引用元:https://www.jasper.ai/
7つ目の文章作成AIツールは、Jasperです。
Jasperは、アメリカ・テキサスにあるJasper AI,INC.が提供する文章作成AIツールで、ツール内で用意されたテンプレートからタイトルや文章を作成することができます。
アカウントを作成すると5日間の無料トライアルが利用可能、有料プランは月額49USドルからとなっています。
RakuRin
引用元:https://rakurin.net/
8つ目の文章作成AIツールは、RakuRinです。
RakuRinは、株式会社makuri、株式会社アルル製作所、ジジックスが共同で提供する文章作成AIツールで、新規の文章作成や既存コンテンツのリライトができます。
対策したいキーワードを入力し、提案されるタイトルや見出しなどを選ぶだけで文章を作成することができます。
有料プランは月額4,980円(税込)から利用可能となっていますが、無料プランもあるので、使用感などを確かめてから有料にするか判断するようにしましょう。
SAKUBUN
引用元:https://sakubun.ai/
9つ目の文章作成AIツールは、SAKUBUNです。
SAKUBUNは、NOVEL株式会社が提供する文章生成AIツールで、「ペルソナ」を指定することで文章を作成することができます。また、文章のトーン変更や作成した記事の編集、タイトルからアイキャッチ画像の作成も可能です。
有料プランは月額9,800円(100,000文字の出力が可能)から利用可能で、7日間の無料トライアルが提供されています。
Surfer SEO
引用元:https://surferseo.com/
10個目の文章作成AIツールは、Surfer SEOです。
Surfer SEOは、2017年、ポーランドに設立されたSurfer Sp. z o.o.が提供する文章作成AIツールで、文章の自動作成ができるだけでなく、キーワードの調査機能やコンテンツ内のキーワード濃度を確認することも可能です。
クレジットカード情報を入力することで7日間の無料トライアルを利用できます。有料プランは、月額89USドルで3記事まで作成可能なプランから、より多くの記事を作成できるプランまで用意しています。
トランスコープ
引用元:https://transcope.io/
11個目のAIライティングツールは、トランスコープです。
トランスコープは、シェアモル株式会社が提供しているAIライティングツールで、オリジナリティのある文章を自動作成してくれます。また、あらかじめ文章全体の雰囲気を設定できるため、生成される文章にばらつきがなく、一定のクオリティを保った文章を作ることができます。
無料プランは7日間で4000文字までの文章を作成することができ、有料プランは、月額11,000円からとなっています。
AIライティングツールに関しては『【最新比較】AIライティングツールおすすめ16選!選び方や無料で使えるのか、注意点を解説』で詳しく解説しているのでご一読ください。
画像の自動生成におすすめなAIツール9選
ここからは、画像の生成におすすめのAIツールを9個ほど紹介します。
広告バナーやイベントの集客画像、イラストなどの生成を行いたい方におすすめのAIツールです。
Adobe Firefly
引用元:https://www.adobe.com/jp/products/firefly.html
1つ目の画像生成AIツールは、Adobe Fireflyです。
Adobe Fireflyは、アメリカのAdobe社が提供するAI画像生成ツールです。
作成したい画像のイメージをテキストで入力すると、自動で画像を作成してくれます。 作成する画像は、写真に近い画像とイラスト風の画像から選択でき、画像の色合いや塗りつぶし、テキストのデザイン、3D画像まで作ることもできます。
無料アカウントでは月に25クレジットが付与され、有料プランでは毎月680円(税込)で100クレジットが付与されます。
Bing Image Creator
引用元:https://www.bing.com/images/create
2つ目の画像生成AIツールは、Bing Image Creatorです。
Bing Image Creatorは、Microsoft社が提供している画像生成AIツールで、作成したい画像のプロンプトを入力すると、画像の自動生成が始まります。また、Bing Image Creatorにはプロンプトも自動生成する機能がついており、 「お任せで探す」ボタンをクリックすると、自動で画像を生成してくれます。
Windows10または11のOSで、Microsoft Edgeブラウザを使用し、Microsoftアカウントでログインすると、無料で利用することができます。
Canva
引用元:https://www.canva.com/ja_jp/features/generative-ai/
3つ目の画像生成AIツールは、Canvaです。
Canvaは、オーストラリアのCanva Pty, Ltd,が提供してる画像編集ツールで、作成したい画像のイメージを文章を入力することで、AIが画像を自動生成します。
AI画像生成ツールとして「Text to Image」や「DALL・E」などを搭載しており、それぞれプロンプトを入力することで、AIが画像を自動生成してくれます。
年額11,800円(税込)の有料プランでは500回まで様々な画像の生成やテンプレートを使用したAI画像生成が利用可能ですが、50回までであれば無料プランでの利用も可能です。
DALL・E 3
引用元:https://openai.com/dall-e-3
4つ目の画像生成AIツールは、DALL・E3(ダリ3)です。
DALL・E3は、ChatGPTを提供しているOpenAI社の画像生成AIツールで、入力したテキストのイメージに近い画像を自動生成できます。
また、DALL・E3では、生成される画像に暴力的、性的な内容や憎悪的な内容を含めないよう設計されているだけでなく、著名人の画像が悪用されないようにも調整されているため、企業でも利用しやすいサービスといえます。
DALL・E3は、ChatGPTに有料登録をすることで使用可能です。
Midjourney
引用元:https://www.midjourney.com/home/
5つ目の画像生成AIツールは、Midjourney(ミッドジャーニー)です。
Midjourneyは、Discordと呼ばれるチャット型画像生成AIツールで、プロンプトを入力するとAIが画像を自動生成します。また、複数の画像をミックスさせ、別の画像を作り出すこともできます。
ただし、Midjourneyを利用する場合、Discordと呼ばれるチャットアプリのアカウント作成とMidjourneyへの登録が必要です。また、無料プランがないため、有料プランの契約が必須となります。
MyEdit
引用元:https://myedit.online/jp/photo-editor/
6つ目の画像生成AIツールは、MyEditです。
MyEditは、台湾のサイバーリンク社が提供する画像生成AIツールです。
作りたい画像のイメージをプロンプトとして入力し、リアルや油絵などの画像タイプを選ぶことで、4種類の画像を一度に生成してくれます。
有料プランは月額580円からとなりますが、アカウントを作成すれば無料での使用も可能です。
Shutterstock
引用元:https://www.shutterstock.com/ja/
7つ目の画像生成AIツールは、Shutterstockです。
Shutterstockは、アメリカ・ニューヨークに本社を置く企業が提供している画像生成AIツールで、入力したテキストに合わせてAIが画像を生成します。
また、画像生成以外には、画像や動画、サウンドエフェクトなどの素材をダウンロードできます。
なお、ShutterStockには無料トライアルや無料プランが用意されていないため、有料プランの契約が必要です。
Gamma AI
引用元:https://gamma.app/?lng=en/
8つ目の画像生成AIツールは、Gamma AIです。
Gamma AIは、会議やプレゼンテーションに必要なスライド資料をAIが自動で作るツールです。「プレゼンテーション」や「ウェブサイト」、「ドキュメント」の中から生成したいものを選ぶとそれぞれの仕様に合わせたスライド資料をAIが自動生成します。
資料を読み込ませてスライドに反映させることもでき、作成されたスライドの内容調整も可能となっています。
無料トライアルが用意されており、400クレジット分まで利用可能、プレゼンテーション資料だと1件20クレジット前後が必要です。有料プランは月額8USドルから、クレジット不要で利用制限がなくなり、一度に15件まで利用可能となっています。
Tome
引用元:https://tome.app/
9つ目の画像生成AIツールは、Tomeです。
Tomeは、AIがスライド資料を自動生成してくれるツールで、す。資料のタイトルや各ページの見出しを入力すると、それぞれの内容に沿ったプレゼン資料を自動作成してくれます。
無料の場合、Googleスライドやパワーポイントのような無料でも資料作成ツールとしての利用となりできますが、AIによる自動生成を利用する場合は、有料プラン(Professionalプラン、月額16USドルの有料プラン)への加入が必要です。
※確認後消去よろしく https://tome.app/pricing
作成したいドキュメントの中からスライド資料を選んで資料に関するタイトルや見出しを順番に入力、最後にContinueをクリックし、スライドの完成を待ちます。 操作パネルは英語のみですが、日本語での入力が可能となっています。
動画の生成や編集やにおすすめなAIツール7選
続いて、動画の生成や編集におすすめのAIツールを7個ほど紹介します。
動画広告やSNS、Youtubeなどに使える動画を生成したい方におすすめのAIツールです。
DeepAI for Movie Creator
引用元:https://crystal-method.com/deep-ai-movie-creator/
1つ目の動画生成AIツールは、DeepAI for Movie Creatorです。
DeepAI for Movie Creatorは、クリスタルメソッド株式会社が公開している動画生成AIツールで、写真を使ってアバターを作り、動画で説明したい内容を原稿にすれば、短時間でアバターが原稿を読む動画が作成できます。
また、日本語だけでなく、英語や中国語にも対応しています。
アカウント登録をすれば、無料トライアルで2本まで動画を作成可能ですが、本格的に利用する場合は新規アカウント登録料200,000円(税込)と月額利用料50,000円(税込)、月額GCP利用料303USドルが必要です。
Elai
引用元:https://elai.io/
2つ目の動画生成AIツールは、Elaiです。
Elaiは、ウクライナのスタートアップ企業、Elai.ioが提供するAI動画生成ツールで、あらかじめ用意されているアバターや音声を使って動画を生成できます。また、日本語以外の28言語にも対応しています。
無料で利用する場合、1分までの動画を1つまでしか作成できないため、本格的に使用する場合は月額23USドル~の有料プランの契約が必要です。
FlexClip
引用元:https://www.flexclip.com/jp/
3つ目の動画生成AIツールは、FlexClipです。
FlexClipは、香港にあるPearl Mountain社が提供している動画生成AIツールで、作成したい動画のイメージをテキストにして入力することで動画を作ることができます。
あらかじめ用意されている動画に必要な素材の数も多く、イメージしていた動画を作りやすい環境が整っています。
10分までの動画であれば12本まで無料で作成可能で
GliaStudio
引用元:https://www.gliacloud.com/ja
4つ目の動画生成AIツールは、GliaStudioです。
GliaStudioは、株式会社fluctが提供するAIを使った動画生成AIツールで、作成したWebコンテンツやSNS記事のURLを入力することで、そのページ内容に沿った1分程度の動画を自動生成することができます。
アカウント登録をすれば14日間の無料トライアルを利用可能です。なお、有料プランの料金は問い合わせが必要となっています。
InVideo
引用元:https://invideo.io/
5つ目の動画生成AIツールは、InVideoです。
Invideoは、サンフランシスコにあるinvideo.coが提供するAIによる動画生成AIツールで、プロンプトを入力するとその内容に沿った2分程度の動画を自動生成してくれます。
画像生成AIツールと同じように、プロンプトを入力するだけなので、動画作成や編集のノウハウは必要ありません。
アカウントを作成することで1週間あたり10分までの動画生成なら無料で可能となっています。
Kaiber
引用元:https://kaiber.ai/
6つ目の動画生成AIツールは、Kaiberです。
Kaiberは、プロンプトを入力することでAIが動画を生成してくれます。また、画像や音楽、動画から、別の新しい動画を作成することも可能です。
無料トライアルが用意されており、60クレジットが付与されます。実際に試用してみたところ、5秒程度のアニメーションで20クレジットを消費しました。有料プランは月額5USドル~、100クレジットが付与されます。
注意点として、Kaiberのプロンプトは英語のみとなっています。
Lumen5
引用元:https://lumen5.com/
7つ目の動画生成AIツールは、Lumen5です。
Lumen5は、カナダのLumen5が提供する動画生成AIツールで、ブログ記事やZOOMで撮影した動画を編集して新しい動画を作ることができます。
動画を自動生成するためのプロンプトのテンプレートが用意されており、好みのものを選んで入力すると、AIが動画を自動生成します。また、挿入するコメントも自動で作成されます。
無料プランでも毎月5つまで動画を作成可能、有料プランは19USドルからとなっており、有料の画像や動画の仕様枠や画質のアップグレードなどにより料金が変わります。
注意点として、操作画面やプロンプトの入力は英語のみとなっています。
まとめ
近年、業務効率化やクリエイティブ作業を支援するAIツールが次々と登場し、その種類は多岐にわたっています。
しかし、数多くのツールの中から適切なものを選ぶためには、まず自身や組織の目的を明確にすることが重要です。「何のために」「どのような場面で」AIツールを活用したいのか、具体的なゴールを設定することで、より効果的な選択が可能になります。
また、有料プランを検討する際は、まず無料トライアルや無料版を活用することをおすすめします。実際に使用することで、ツールの使いやすさ、出力結果の品質、作業効率の向上度合いなどを実感することができます。
当社では、AIツールの選び方から実践的な活用方法まで、具体的な事例を交えたセミナーを定期的に開催しています。AI活用に興味をお持ちの方は、ぜひご参加ください。