
2017年に創業し、スタートアップから中小・上場企業まで、企業法務の幅広い領域でリーガルサービスを提供している法律事務所ZeLo。
M&Aや紛争解決などの伝統領域を基礎としつつ、AIやweb3、ヘルスケア、モビリティなどの最先端領域にも強みを持つほか、国際案件も対応しています。法律事務所としては珍しく、広報・マーケティングチームが設けられ、オウンドメディア「ZeLo LAW SQUARE」を運営しています。
同事務所は、なぜオールインワンSEOツールEmmaToolsの導入とオンボーディングの実施に至ったのでしょうか。
今回は、SEOに対する基礎知識の習得・活用と意識改善の実現に成功した法律事務所ZeLo様に伺った、EmmaToolsのオンボーディング導入前の課題や組織体制、導入後の成果をご紹介します。

会社名:法律事務所ZeLo
所属弁護士等:57名(2025年2月時点)
事業内容:2017年に創業された企業法務を中心に取り扱う法律事務所で、スタートアップから中小・上場企業まで、企業法務の幅広い領域でリーガルサービスを提供している。AI契約審査プラットフォームを開発する株式会社LegalOn Technologiesと共に創業し、リーガルテックやITツールを積極的に業務に取り入れている。M&Aや紛争解決等の伝統領域を基礎としつつ、AIやweb3、ヘルスケア、モビリティなどの最先端領域も取り扱っている。
運営サイトURL:https://zelojapan.com/
EmmaToolsのオンボーディング実施前の業務体制や課題
事務所として、SEO対策の重要性や優先度は高かったですか?
SEO対策の重要性は認識しており、事務所としてもSEO対策を念頭に置いた記事の執筆を行っていました。弁護士が専門知識を使って執筆する記事になるため、記事自体はよく閲覧され、上位に表示される記事もありました。
ただ、それは意図的に作られたものというよりは「なんとなく上手くいった」という印象で、今後はより精度を上げてSEO対策をしたいと思っていました。
我々は広報・マーケティングチームという立場になるのですが、弁護士の貴重な時間を使って記事を執筆してもらう以上、きちんとしたSEO観点でのアドバイスをして結果に繋げていきたいという想いがありました。
EmmaToolsの導入前は、SEOやマーケティングに関する知識はどのような状態でしたか?
広告出稿やSNSなどの運用は日々行っていたものの、恥ずかしながらSEOに関する知識はあまり無い状態でした。
SEO対策としての記事執筆のサポートは行っていたものの、「現在注目されているテーマ、話題になっているテーマ」で記事を書いてもらうことが多く、いわゆる競合調査やSEOツールを使ったキーワード選定などはできていませんでした。
記事執筆後にはSEOの順位を追うこともありましたが、特定のツールで定期的に確認するといったことは出来ておらず、Google Analyticsから特定の記事からの流入が増えていることに気付き、後から記事のSEOの順位の高さを知る、というケースも多くありました。
EmmaToolsのオンボーディングを実施する前は、どのような課題がありましたか?
ZeLoでは、記事の執筆は弁護士などの専門家が行うことが多いため、記事のテーマ決めから構成の考案、具体的な文章作成など、ほぼ全て弁護士が行うことが多いです。
広報・マーケティングチームがSEOの観点から記事テーマや構成のアドバイスを行い、一緒に記事を作っていけると理想なのですが、SEOに関する知見がそこまで無かったため、それが出来ていなかったのが当時の課題だったと思います。
EmmaTools導入の決め手やポイント
EmmaToolsを導入することにした経緯や決め手があれば教えてください
上述の通り、弁護士に記事を執筆してもらう以上、必ず成果に結び付けたいという思いがありました。
とはいえ、SEOの知識があまりない我々だけでは何から始めてどのようにしていくかのイメージが湧かなかったので、「SEOに関するプロフェッショナルの力を借りよう」とチーム内で話し合い、その過程でEmmaToolsを知りました。
その後、EXIDEA様を始めとした複数の企業様のお話を聞く中で、「担当者様が優しく、親身に相談に乗ってくださった」ことと「無料体験をさせていただけた」という2点が決め手となりました。
EmmaTools導入後の成果や変化
EmmaToolsの導入およびオンボーディング後の変化はどのようなものがありましたか?
それまでは、構成案の作成は弁護士が行うことが基本でしたが、オンボーディングを受け、共有いただいたディレクションシートに沿って、弁護士に記事のディレクションを行いました。
そこで初めて「すでにSEOの順位が高い競合は○○○という構成で行っているため、□□□というような構成だと良さそうだ」「△△△という内容は絶対に入れたほうがいい」という専門的なアドバイスができたように感じています。
弁護士は法律のプロではありますが、SEOやマーケティングのプロではないので、そのアドバイスには納得してもらえたと思いますし、良い議論ができたことを覚えています。
実際に、そのディレクションシートに沿って作成した「薬機法(Vol 18,100)」の記事は公開後すぐに10位(※2025/1/28時点)を獲得しており、「薬機法」というようなビッグワードで1ページ目に入ったのは間違いなくオンボーディングのおかげだったと思います。
具体的に、どのようなレクチャーが学びになりましたか?
オンボーディングはEXIDEA様が持つSEOの知見を余すことなく教えていただける機会だと思います。
「タイトルの付け方」「目次の書き方」「記事のボリューム」といった基本的なことはもちろん、「いかに情報を探している人の目線で書くか」という根本的なところも改めて教えてもらえたと思います。
弁護士は専門的な知識を使って記事を書くことになりますが、どうしても文字数が多くなりすぎてしまったり、難しい書きぶりになってしまったりすることもあります。「専門的な知識を正しく伝えながらも、いかに読者にとって分かりやすくできるか」という部分が最も重要であり、その方針を広報・マーケティングチームが理解して対等に議論できるようになることは、ZeLoにとって非常に有益なことだと思いました。
1つの記事に対する具体的なアドバイスはもちろん、「マーケティングファネルに沿ったうえで段階的に記事を作っていく」というようなSEOマーケティング全体の考え方を教えてもらえたことも助かりました。
その他、EmmaToolsの導入やオンボーディングを行ってよかったことはありますか?
EmmaToolsのほうで言いますと、やはり「数値」でSEOのスコアが出てくるというのは良かったと思います。
広報・マーケティングチームが弁護士に記事のフィードバックをする場合にも、スコアの増減を持って説明できれば納得してもらいやすくなると思いますし、なんとなくの「感覚」ではなく、数値を基にした「論理」での議論が出来るようになるとスムーズな進行になると感じています。
自信を持って記事のリライトができる、リライトのアドバイスができるのがEmmaToolsの良いところかなと思いました。
今後の展望やEmmaToolsへの期待
今後の展望やEmmaToolsへの期待があれば、お聞かせください
EmmaTools自体は良いツールだと思いますが、「スコアを上げること」と「読みやすい記事にすること」が必ずしも一致するわけではない場合もあるので、そこの塩梅は難しいと思いました。
例えば、弁護士が執筆する記事は論理的で無駄が無く、同じようなキーワードを過度に使うことは避けることが多いのですが、一方でスコアを上げるには対策キーワードを何度も使うことが推奨されている…みたいなことがあり得ます。
その際にどちらをどう優先して進めていくべきか、という判断が難しいとは思いました。
そのため、どのようにスコアを上げていくと読み手にとっても書き手にとっても違和感が無いのか、どこに無理なくキーワードを追加できるのかなど、サジェストされる機能があるとより効果的に使用できるのではと思いました。
今回、オンボーディングを受けたことやEmmaToolsを使ったことで、一般的なSEOにおける「正解」というものをいくつか教えてもらったと感じています。広報・マーケティングに責任を持つ組織として、プロ意識を高く持ち、弁護士に対して適切なディレクションができるようにしていきたいと思っています。
導入をおすすめしたい企業
どのような企業にEmmaToolsの導入やオンボーディングの実施をおすすめしたいですか?
「なんとなく」でSEOマーケティングを行っている方や、SEOマーケティング関連で頼る対象がいないという方におすすめしたいです。
重複してしまいますが、オンボーディングを通して、今まで「なんとなく」でやっていたことに対して「正解」を教えてもらえたことや、SEOマーケティングにおけるEXIDEA様のプロフェッショナル性を強く感じたことが理由です。
特にオンボーディングの際にディレクションシートを共有してもらえたのですが、これはとても参考になるものだったので、記事執筆におけるSEO対策の具体的な進め方に悩んでいる方には特におすすめです。
EmmaToolsのオンボーディングを通して、SEOの基本や重要性を再認識できただけでなく、マーケティングチームのメンバーが弁護士の方々へ、マーケティングの視点でフィードバックやアドバイスができるようになったとのことです。
SEO対策を進めているが、「なんとなく」で行っている企業様や、SEOに関するアドバイスを欲しいと感じている企業様は、EmmaToolsの無料トライアルやオンボーディングをご利用いただき、その効果を実感してみてください。