SEO対策の基本

「SEO対策について基礎からわかりやすく教えて欲しい。」
「自社サイトから集客につなげたいけど対策のやり方がわからない」

SEO対策について検索してみると、たくさんのサイトでやり方が紹介されていますが、対策方法や専門用語の多さに心が折れてしまうという方は少なくありません。

そこで当ページでは、SEO初心者の方にもわかりやすく、SEO対策でまず知っておくべき基礎情報を解説しています。

なるべく専門用語を使わずにわかりやすく解説しているので、これを読めばどなたでもSEOの基礎について理解できるはずです。

それではさっそく見ていきましょう。

SEO対策とはわかりやすく言うと何?

検索エンジン最適化とは

SEOの基礎についてお話する前に、少しだけ用語について見ていきましょう。そもそもSEOとは、Search Engine Optimizationの略で、日本語に訳すと"検索エンジン最適化"といいます。

検索エンジンとは、インターネットを用いて、ユーザーが検索したキーワードに対する情報を表示するシステムのこと。有名どころだとGoogleやYahoo!があります。

検索エンジンのシェア率はGoogleが約75%を占めますが、実はその他にも数多くの検索エンジンが存在しています。

 有名な検索エンジン
Google / Yahoo! / Bing / NAVER …など

これらの検索エンジンで上位表示するためにWebサイトを改善していくことを、「SEO(検索エンジン最適化)対策」といいます。

日本の検索エンジンシェア率※2020年11月時点
Google Yahoo! bing
パソコン 79.01% 12.07%  8.44%
タブレット 70.30% 26.17%  3.05%
モバイル 75.24% 24.13%  0.26%
全デバイス 77.13% 17.72%  4.70%

データ引用元:https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/all/japan

SEO対策はマーケティング手法の一つ

SEO対策とは、上記でお伝えしたように、検索エンジンで上位表示させるためにサイトを改善すること。つまり検索エンジンで行うマーケティング手法の一つです。

もう少しかみ砕いてお伝えすると、例えば「SEOとは わかりやすく」というキーワードで検索したときに、検索ランキング上位に来るようにコンテンツやサイトの構造を最適化して、多くの人にサイトに訪問してもらうための手法です。

実はあなたが今見ているこのサイトも、様々なSEO対策が行われています。

具体的にどのような対策を行っているかは後ほど詳しく紹介しますが、その前にSEO対策とよく混同されるリスティング広告との違いについて知っておきましょう。

この2つは検索エンジン上のマーケティング手法という点では同じですが、明確に異なる点があります。

これらの違いを比較しSEOの得意不得意を知ることで、より自社のマーケティングに生かすことができますよ。

SEOの効果やメリットとは?リスティング広告と比較

SEO対策 リスティング
広告
費用 無料 有料
(クリック課金型)
即効性 上位表示までに
数ヵ月かかる
広告開始日から
表示される
持続性 一度上位表示すると安定的な集客が見込める 費用が
発生し続ける

上の図はSEO対策とリスティング広告の特徴をまとめたものです。

SEO対策を実施する大きなメリットは、広告費などの費用を使わずとも、無料で集客できることです。

SEOは対策してから順位が上がるまでに最低でも数ヵ月ほどかかってしまいますが、検索順位を上げることで多くのユーザーをサイトに訪問させることができます。

では、検索順位を上げることで、具体的にはどれくらい集客が見込めるのでしょうか。以下のグラフをご覧ください。

(SEO対策)の重要性引用元:https://www.internetmarketingninjas.com/blog/google/announcing-2017-click-rate-study/

このグラフは、検索順位によるクリック率の違いを表わしたものです。グラフをみると、検索結果の1位に表示された場合、そのクリック率は約20%であることがわかります。

仮に月間の検索ボリューム数*が10,000のキーワードで1ヵ月間1位に表示され続けた場合、2,000人の流入が見込める計算です。

SEO対策を行うことの重要性は以上のことからも伺えるでしょう。

では、実際に順位を上げるためにはどんな施策を行えばいいのでしょうか?事項より見ていきましょう。

*検索ボリューム数:あるキーワードが検索エンジンで検索される月間の平均検索回数です。

順位を上げるための基礎知識と
対策ポイント

SEO対策のイメージ画像

SEO対策で検索順位を上げるためにできることは無限にありますが、ここではその中でも基本となるSEO対策の基礎について紹介いたします。

検索エンジンの仕組み

SEO対策に限らず、物事を理解し推進していくためには、その基礎を押さえることが重要です。

ここでは検索エンジンがどのように順位付けを行っているかその仕組みを解説します。

「SEOの意味がよくわからない」という方も、この仕組みを知っておくことでSEO対策のやり方がより理解しやすくなりますよ。

なお、ここでは代表的なGoogleの検索エンジンについてその仕組みを解説していきます。

1.クローリング

Googlebotと呼ばれるロボットが、公開されているウェブページやそのページから辿れるリンク先のページを巡回。

巡回して集めたデータは、 Googleのサーバー内に蓄積されます。

 ポイント
ロボットが読み取っているということは、コーディングもロボットにとってわかりやすい記述方法であることが望ましいと言えます。

2.インデックス登録

クローリングして読み取ったサイトの情報を、分類して整理します。これをインデックスに登録するといいます。

辞書に索引があると必要な情報がすぐ引き出せるのと同じように、Googleでもインデックス登録をしているんですね。Google検索のインデックスには何千億ものページが登録されています。

3.アルゴリズムによってランク付け

アルゴリズムとは、順位の算出方法のことです。

Googleは独自のアルゴリズムに基づき、大量にインデックスされたWebページから、ユーザーにとって最も有益なページをランク付けし、検索結果画面に表示させています。

 
以上がSEO対策の基礎知識である検索エンジンの仕組みです。次に順位を上げるための具体的なSEO対策の方法について、3つの基礎知識を学んでいきましょう。

コンテンツの質

Googleが掲げる10の真実によると、コンテンツの質が何よりも重要であるとされています。

そして、SEOで評価されるコンテンツ作成の基本は、検索キーワードの背景にある意図(インサイト)を読み取り、その課題を解決するコンテンツを作成すること"です。これがSEO対策の基本であり本質的な考え方になります。

SEO対策について調べるとテクニックによった本質から逸れた対策を紹介しているページも存在します。

しかし、Googleはそのような目先の利益だけを考えたページを低品質コンテンツと評価し、ペナルティを課することがあるのです。

では、どのように検索キーワードの意図を読み取ればいいのかということですが、具体的は以下のことを実施しましょう。

上位表示サイトのコンテンツを
分析する

上位表示されているということは、ユーザーのニーズを捉えられているということです。ユーザーの検索意図を把握するには、少なくとも上位20サイトのページを隈なくチェックしてください。

どういった情報が盛り込まれているかを書き出してみることで、ユーザーの検索意図をある程度把握できるはずです。

大変な作業のように感じますが、この検索意図を把握することが、SEO対策で効果を出すために最も重要な作業になります。

サジェストキーワードを調査する

サジェストキーワードとは、検索窓に文字を入れたときに表示される関連キーワードのこと。以下の画像を見るとわかりやすいかと思います。

グーグルサジェスト

サジェストキーワードは、検索窓にいれた文字と一緒に検索されている関連キーワードを表示してくれる機能です。

実際にどんなキーワードで検索されているのかを調査することで、検索意図を読み取ることができます。

内部対策

内部対策:Googleとユーザーにわかりやすいページに

内部対策とは、Webサイトの内容をGoogleのクローラーに正しく評価してもらうために行う対策です。具体的には以下の対策を行いましょう。

内部リンク対策を行う

内部リンク対策とは、サイトマップやグローバルナビゲーションなどのサイト内部のリンクを最適化する対策全般のことを差します。

サイトマップとは、WEBサイト内のURLや更新日などの情報をまとめた一覧ページです。主にGoogleのクローラー向けのXMLサイトマップと、ユーザー向けのHTMLサイトマップの2つを作成します。

サイトマップを作成することで、ユーザーの利便性が上がることはもちろん、Googleもページを巡回しやすくなり、インデックス登録がよりスピーディーなることが期待できます。

グローバルナビゲーションとはWebサイトの上部にあるナビゲーションリンクです。

グローバルナビゲーション

サイト構成の理解や現在地の把握に役立ち、ユーザーが探している記事に辿り着きやすいだけでなく、Googleもサイト内を巡回しやすくなります。

タイトルや見出しにキーワードを
入れる

SEO対策において、タイトルや見出し(hタグ)にキーワードを入れることは重要です。また対策しているキーワードだけでなく、関連するキーワードも入れるように工夫しましょう。

これを行うことで、検索エンジンやユーザーにそのページが検索意図に沿った内容であることを知らせることができます。

ただし、過剰にキーワードを入れすぎることや、内容と乖離のあるタイトルや見出しにすることはNGです。タイトルはコンテンツの内容をわかりやすく表わしたものにし、見出しに入れるキーワード比率は30%程度にしましょう。

外部対策(被リンク対策)

外部リンク対策とは、質の高い被リンクを集める施策のことを言います。

被リンクはそのページが評価されていることを示す指標であり、SEO対策においても重要なポイント。

尚、被リンクは以前ほど重要ではなくなったという見解を示す人もいますが、これは間違い。

アメリカの有名なSEO企業のBacklinkoが100万以上のサイトを調査した結果によれば、被リンクの数と、検索結果順位には正の相関関係があると言います。
 
被リンクと検索結果順位の関係引用元:https://backlinko.com/search-engine-ranking

ただし、リンク数だけでなく、質も重要視されていることには留意しましょう。特に、以下のようなリンクは評価が高いと言います。
 

  • 自然発生のリンク
  • リンク元と内容が関連あるリンク
  • リンク元のコンテンツクオリティが高いリンク

 
では、どうすればこのような質の高い被リンクを獲得することができるのでしょうか。それは、ユーザーがリンクしたいと思えるような質の高いコンテンツを発信し続けること。

一見回り道に思えるかも知れませんが、有益なコンテンツを作ることは、SEO対策の基本であり、外部対策にも寄与するのです。

裏技的な方法としてバックリンクサイト(サテライトサイト)を作るやり方もありますが、こちらは難易度が高い上に、リスクも伴うため、初心者にはおすすめできません。

利用必須!
基本のSEOチェックツール

SEO対策はここまで紹介した対策内容を実施して終わりではありません。作成した記事コンテンツやサイトの分析を行い改善し続けることでSEO効果を最大化させることができます。

ここでは順位を上げるために必須のSEO分析ツール2つと基本機能について紹介します。どちらもGoogleアカウントをお持ちの方であれば無料で利用できるツールなので、サイト改善に活用しましょう。

Google Search Console(グーグルサーチコンソール)

グーグルサーチコンソールの例

Google Search Console(グーグルサーチコンソール)はGoogle検索(ユーザーが流入してくる前)のパフォーマンスを分析できるツールです。

具体的にできること
  • Googleインデックスの登録リクエストを送る
  • インデックスに関するエラーをチェックする
  • Googleからペナルティを受けていないかチェックする
  • サイトマップを登録する
  • 検索クエリ(ユーザーが検索したキーワード)のチェックをする

Google Analytics(グーグルアナリティクス)

グーグルアナリティクスによるアクセス解析

Google Analytics(グーグルアナリティクス)はサイトに流入したユーザーの属性や行動を分析できるツールです。Google Analyticsではかなり多くの分析をすることができますが、ここでは基本の分析機能に焦点を当てて紹介します。

具体的にできること
  • ユーザーの属性分析
    -性別、デバイスの種類などがわかる
  • 流入経路の分析
    -検索、SNS、広告など、どこから流入したかがわかる
  • コンバージョンのチェック
    -設定した目標に対して達成度合いを分析できる

グーグルアナリティクスで最も活用できるのは、3つ目のコンバージョンについての機能です。各ページでのコンバージョン率や、ユーザーがどのページを経由してコンバージョンしたのかなど、ユーザーの動向を分析し、サイト改善に役立てましょう。

 
このように、SEO対策を行うには実施したパフォーマンスの計測をするためのツールや最速で検索結果上位を獲得するための効率化ツールを適切に使用することが求められます。

SEO対策に取り組むならぜひ利用したいおすすめSEOツールをまとめたので、まだツールの導入をしていない方はぜひチェックしておきましょう。

対策を外注する場合の基礎知識

「SEO対策を外注しようと思っている」という方は、ここから紹介するSEO対策を外注する場合に知っておきたい基礎知識について見ていきましょう。

SEO対策を外注するといっても様々なパターンがありますが、ここでは一般的な3つの外注方法について紹介します。

成功報酬型

「1キーワードに対し成果がでたら料金を支払う」といった形で費用が発生するパターンです。

成果がでなければ支払いがないというメリットはありますが、一時的な成果を出すために本質からずれたテクニックによったSEO対策を行う業者も存在します。

また、施策内容も枝葉のものが多くなる傾向にあるため、初心者の方でSEO知識が浅い方は、あまりおすすめできない方法です。

費用相場:1キーワード=500~5,000円/日

コンサルティング型

月額の固定費用を支払って、SEO対策のコンサルティングを行ってもらうパターンです。

費用は比較的高額ですが、SEOの根本課題が明確になったり、会社内にノウハウを溜められるといった点を考えると費用対効果の高いSEO対策と言えます。

これからSEO対策を始める、またはSEO対策を独学で行っているけどなかなか効果の出ないという方は、コンサルティング会社に依頼するのがおすすめです。

費用相場:10万~100万/サイト規模や依頼範囲による

業務委託型

料金を一括で支払いし、ホームページの作成や記事制作の業務を委託するパターンです。

サイトをこれから立ち上げる場合や、まずはコンテンツの量を担保したいという場合はこの業務委託型で対策を依頼するのがおすすめです。

ただし、ホームページ制作会社の中には、SEO対策の知識があまりない会社も存在します。予め事例や実績、評判を確認した上で信頼できる業者に依頼しましょう。

費用相場:
1サイト:30万円前後
1記事:1,000~20,000円/文字単価やサイトジャンルによる*

記事制作を外注する場合、多くの場合は文字単価で費用が決定します。文字単価の相場はSEOの基礎知識のあるライターの場合2~3円、BtoB向けや法律知識、薬剤法の理解がいる記事など、専門性の高い記事を依頼する場合、文字単価が5円以上となることもあります。

価格の計算例)
5,000字、文字単価2円の場合:記事料金=5,000字×2円=10,000円+税

 
ここまでSEO対策の外注時の基礎知識について紹介しました。より詳しい費用などの情報やおすすめのSEO会社について知りたい方は、以下の記事も合わせてご覧ください。

SEO対策の費用や料金相場について見る

まとめ

SEOの基礎知識について紹介してきました。ここまでの内容ををまとめます。

  • SEO対策とは検索エンジンマーケティング手法の一つである
  • リスティング広告と違い、無料で始められるメリットがある
  • SEO対策で重要なのは良質なコンテンツを作成すること

 
以上が、SEOで押さえておきたい基礎知識です。また、SEO対策は経験から学ぶことも重要です。

ここまでのことが理解できたら、実際にライティングをして、コンテンツの作成・リライト(既存記事の見直し)を行ってみましょう。

SEOに効果的なコンテンツの作成方法については、以下の記事も合わせてご覧ください。