SEO対策の方法とは?基本からやり方を解説

「SEO対策について基礎からわかりやすく教えて欲しい。」
「自社サイトから集客につなげたいけど対策のやり方がわからない」

SEO対策について検索してみると、たくさんのサイトでやり方が紹介されていますが、対策方法や専門用語の多さに心が折れてしまうという方は少なくありません。

そこで当ページでは、SEO初心者の方にもわかりやすく、SEO対策でまず知っておくべき基礎情報を解説しています。

なるべく専門用語を使わずにわかりやすく解説しているので、これを読めばどなたでもSEOの基礎について理解できるはずです。

それではさっそく見ていきましょう。

目次

SEO対策とはわかりやすく言うと何?

SEOとは?(検索エンジン最適化とは?)

SEOの基礎についてお話する前に、少しだけ用語について見ていきましょう。そもそもSEOとは、Search Engine Optimizationの略で、日本語に訳すと"検索エンジン最適化"といいます。

検索エンジンとは、インターネットを用いて、ユーザーが検索したキーワードに対して関連度の高い情報を持ったWebページを表示するシステムのこと。有名な検索エンジンですとGoogleやYahoo!があります。

 有名な検索エンジン
Google / Yahoo! / Bing / NAVER …など

これらの検索エンジンで上位表示するためにWebサイトを改善していくことを、「SEO(検索エンジン最適化)対策」といいます。

ちなみに、日本においての検索エンジンのシェア率は、Googleが約75%を占めますが、Google以外にもいくつかの検索エンジンが存在しています。

日本の検索エンジンシェア率※2021年9月時点
Google Yahoo! bing
パソコン 75.65% 14.2%  9.59%
タブレット 72.57% 23.91%  3.01%
モバイル 75.21% 24.17%  0.31%
全デバイス 75.33% 19.92%  4.33%

データ引用元:https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/all/japan

Yahoo!Japanの検索システムには2010年からGoogleの検索エンジンが使用されているため、日本においてはGoogleとYahooの検索結果はほぼ同じになります。
※Yahooの検索結果には、YahooニュースやYahoo知恵袋などのYahoo独自の内容が表示されるため若干結果が異なりますが、Webサイトの検索順位は同一です。

GoogleとYahooを足した検索エンジンのシェアは約90%なので、日本でSEO対策をする際は、Googleの検索エンジンへのSEO対策を優先して行うことが望ましいと言えます。

SEO対策はマーケティング手法の一つ

SEO対策とは、上記でお伝えしたように、検索エンジンで上位表示させるためにサイトを改善すること。つまり検索エンジンで行うマーケティング手法の一つです。

もう少しかみ砕いてお伝えすると、例えば「SEOとは わかりやすく」というキーワードで検索したときに、自社のページが検索エンジンの上位にランクインするように対策をして、より多くの人にサイトに訪問してもらうための手法です。

対策と言っても、作為的に何かをすることではありません。検索したユーザーの悩みを解決できるコンテンツを作成することや、検索エンジンがコンテンツを理解しやすいように対応したり、コンテンツを探しやすいように最適化します。

具体的にどのような対策を行っているかは後ほど詳しく紹介しますが、その前にSEO対策とよく混同されるリスティング広告との違いについて知っておきましょう。

SEO対策とリスティング広告では、検索エンジン上のマーケティング手法という点では同じですが、明確に異なる点があります。

これらの違いを比較し、SEOの得意不得意を知ることで、より自社のマーケティングに生かすことができます。

SEO対策の効果・メリットをわかりやすく解説

SEO対策で得られる主なメリット・効果は以下の3点です。

  • 費用対効果が高い
  • ターゲットユーザーを効率的に集客できる
  • SEO対策はブランディング効果もある

それぞれのメリット・効果について、1つずつ見ていきましょう。

費用対効果が高い

SEO対策の最大のメリットは、費用対効果が高いということ。

SEO対策の基本はコンテンツなので、コンテンツ作成やサイト構築を全て自社内(または個人)で行えれば、極端な話、SEO対策にかかる費用は「ドメイン代」と「サーバー代」のみです(時間的コストや人件費を考慮しない場合)。

そして、実際にSEO施策でWEBサイトを検索結果の上位に表示できれば、バナー広告やテキスト広告などの広告費を一切かけずに集客することも可能。このように、SEO対策は費用対効果が高い施策なのです。

ターゲットユーザーを効率的に集客できる

ターゲットとしているユーザーを効率よく集客することができるのも、SEO対策のメリットです。

ユーザーは目的の情報を見つけるために、自分のニーズに基づいたキーワードをGoogleやYahoo!で検索します。例えば、「SEO 対策」というキーワードで検索した方は、ほとんどがSEO対策についての情報を求めてWEBサイトを訪問しているはずです。

つまり、SEO対策をすれば自社の商品やサービスと関連したニーズを抱いているユーザーを効率的に集客することが可能なのです。

SEO対策はブランディング効果もある

SEO対策には、WEBサイトや商品、サービスのブランディング効果も期待できます。

ブランディングをするためには、ユーザーからの認知度を高めることが必要です。認知度を高めるためには頻繁にユーザーの目に触れる必要があるので、広告のみでブランディングしようとすれば多額の予算が必要となります。

一方、SEO対策は前述したように費用対効果の高い施策です。SEO施策でWEBサイトが検索結果に上位表示されることで、ユーザーがサイト名や商品名、サービス名を目にする機会も増え、自然と認知度も高まります。認知度が高まることで、ユーザーに安心感や信頼感を持ってもらうこともできるでしょう。

もちろんブランディングには広告費も必要ですが、ブランディング効果を向上するためにはSEO対策も必要不可欠なのです。

SEO対策のデメリットや注意点はある?

一方で、SEO対策には以下の2つのようなデメリット・注意点があります。

  • SEO対策は効果が現れるまでに時間が掛かる
  • 検索エンジン側のアルゴリズムアップデートで順位が左右される場合がある

これらのSEO対策のデメリット・注意点について、それぞれ詳しく見ていきます。

SEO対策は効果が現れるまでに時間が掛かる

SEO対策のデメリットの1つに、施策を実行してから効果が現れるまで時間が掛かることが挙げられます。

SEO対策の効果を得るために必要となる時間は、主に2つ。「ホームページ内にコンテンツを制作する時間」と「ユーザーや検索エンジンから評価される時間」です。特にビッグキーワードで上位表示を狙う場合には、コンテンツが評価されるまでにかなりの時間がかかることもあります。

つまり、SEO対策を行ったからと言って、すぐに検索エンジンで上位表示されるわけではありません。短期での成果を見込むリスティング広告などとは違い、SEO対策はあくまでも中長期の時間軸で成果を狙うマーケテイング手法と言えます。

検索エンジン側のアルゴリズムアップデートで順位が左右される場合がある

SEO対策には、検索エンジンのアルゴリズムアップデートでページ順位が大きく変動し、集客数が激減するリスクもあります。

Googleなどの検索エンジンのアルゴリズムは、検索品質向上のために不定期に大きなアップデートを繰り返しています。アルゴリズムがアップデートされることでページの評価基準が調整され、検索結果の順位にも変動が起きます。極端な例を挙げると、昨日まで1位に表示されていたページが、アップデートの影響で検索結果の圏外になってしまうということもあり得るのです。

そのためSEOで安定的に集客するためには、一過性の対策ではなく、常に検索エンジンの評価基準の最新情報を取り入れた上で対策し続けることが必要です。

SEO対策とリスティング広告の比較

SEO対策 リスティング
広告
費用 無料 有料
(クリック課金型)
即効性 上位表示までに
数ヵ月かかる
広告開始日から
表示される
持続性 一度上位表示すると安定的な集客が見込める 費用が
発生し続ける

上の図はSEO対策とリスティング広告の特徴をまとめたものです。

SEO対策を実施する大きなメリットは、広告費を使わずとも、無料で集客できることです。

SEOは対策してから順位が上がるまでに最低でも数ヵ月ほどかかることが一般的ですが、上位表示することで多くのユーザーがサイトへ訪問をしてくれます。

では、SEOにより、具体的にはどれくらい集客が見込めるのでしょうか。以下のグラフをご覧ください。

(SEO対策)の重要性引用元:https://www.internetmarketingninjas.com/blog/google/announcing-2017-click-rate-study/

このグラフは、検索順位によるクリック率の違いを表わしたものです。グラフをみると、検索結果の1位に表示された場合、そのクリック率は約20%であることがわかります。

仮に月間の検索ボリューム数*が10,000のキーワードで1ヵ月間1位に表示され続けた場合、2,000人の流入が見込める計算です。

SEO対策を行うことの重要性が高いことは、以上のことからも伺えるでしょう。

では、実際に上位表示のためにはどのような施策を行えばいいのでしょうか?次項より見ていきましょう。

*検索ボリューム数:あるキーワードが検索エンジンで検索される月間の回数です。

SEOの基礎知識と
対策ポイント

SEO対策のイメージ画像

SEO対策のためにできることは無限にありますが、ここではその中でも基本となるSEO対策の基礎について紹介いたします。まずは検索エンジンの仕組みから見ていきましょう。

検索エンジンの仕組み

SEO対策に限らず、物事を理解し推進していくためには、その基礎を押さえることが重要です。

ここでは検索エンジンがどのように順位付けを行っているかその仕組みを解説します。

「SEOの意味がよくわからない」という方も、この仕組みを知っておくことでSEO対策のやり方がより理解しやすくなるかと思います。

なお、ここでは代表的なGoogleの検索エンジンについてその仕組みを解説していきます。

1.クローリング

Googlebotと呼ばれるロボットが、公開されているウェブページやそのページから辿れるリンク先のページを巡回します。

巡回して集めたデータは、 Googleのサーバー内に蓄積されます。

 ポイント
ロボットが読み取っているということは、コーディングもロボットにとってわかりやすい記述方法であることが望ましいと言えます。

2.インデックス登録

クローリングして読み取ったサイトの情報を、分類して整理します。これをインデックスに登録するといいます。

辞書に索引があると必要な情報がすぐ引き出せるのと同じように、Googleでもインデックス登録をしているんですね。Google検索のインデックスには何千億ものページが登録されています。

3.アルゴリズムによってランク付け

アルゴリズムとは、順位の算出方法のことです。

Googleは独自のアルゴリズムに基づき、大量にインデックスされたWebページにランク付けをし、ユーザーにとって有益なページを、検索結果画面に表示させています。

 
以上がSEO対策の基礎知識である検索エンジンの仕組みです。次に具体的なSEO対策の方法について、重要な要素を学んでいきましょう。

SEO対策の6つの分野

SEO対策には主に6つのパートが存在しています。

 

  • 内部要因対策(オンページSEO)
  • 外部要因対策(オフページSEO・被リンク対策)
  • コンテンツ作成(コンテンツSEO)
  • 技術的な対策(テクニカルSEO)
  • ユーザーエクスペリエンスの対策
  • 専門性・権威性・信頼性の向上(EATの対策)

 

急に専門的な用語が沢山出てきましたが、これから一つ一つ説明していくので心配いりません。

なお、上記の対策の呼び方はサイトや会社ごとに様々です。例えば、SEOを長年やっている方や海外のSEOを学んでいる方は、タイトルタグや、h1タグなどの見出しタグをはじめとしたサイト内部の対策のことを内部要因対策やオンページSEOと呼びます。

日本ではSEOの初学者向けに、内部要因対策と、SEOの技術的な対策(テクニカルSEO)を合わせて内部施策や内部対策と言うことも多いです。

しかし、SEOコンサルタントやSEOのエキスパートは、内部要因対策とテクニカルSEOは厳密に切り分けているので、念のため、このページではSEOの専門家たちと話をする時に困ることがないように、SEO業界でよく使われるワードを使用しながら解説を加えていきます。

それでは上記について一つ一つお話をしていきます。

※このページでは2021年の最新のSEO対策にも触れていまして、ユーザーエクスペリエンスの対策とEATの対策は、比較的新しいトレンドなのでそちらで解説をしていきます。

内部要因対策(オンページSEO)

内部要因対策:Googleとユーザーにわかりやすいページに

内部要因対策とは、ユーザーにも検索エンジンにもWebサイトの内容を理解しやすいものにする対策です。ここでは代表的な内容を説明していきます。

タイトルタグを最適化する

タイトルタグは、そのページの内容を30文字程度で表すタグです。こちらはSEOへの影響が非常に大きい要素となります。タイトル次第でユーザーのクリック率が大きく変化するだけでなく、Googleなどの検索エンジンに対してページの内容を知らせる役割もあります。タイトルの最適化はSEOの内部要因対策の中でも最重要項目の1つなので、対策キーワードを含めて最適化しましょう。

更に詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
>>SEOに強いタイトルとは?文字数・キーワードやタグの使い方を解説

メタディスクリプションを最適化する

メタディスクリプション(meta description)は、その記事の内容を120文字程度で表した概要文。メタディスクリプション自体に直接的なSEO効果はありませんが、タイトル同様ユーザーのクリック率を左右するため非常に大切な要素です。メタディスクリプションの最適化方法としては、重要なキーワードを冒頭に書くことを心がけましょう。

更に詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
>>SEOに効果的なタイトル・メタディスクリプションの最適化方法

見出しタグ(h1〜h4タグ)を適切に設定する

見出しタグ(h1〜h4タグ)は、記事本文を構造的にコーディングし、ユーザーと検索エンジンの両方に対してコンテンツの階層構造を理解しやすくする役割があります。そのため、見出しタグを適切に設定することはSEO対策にも効果的です。

見出しタグ使用の大前提として「h1」タグは各コンテンツページに1つのみ。「h2」以降の見出しタグは1ページ内で複数使用できますが、HTMLの文法構造が決まっています。見出しタグは適切に使用しなければ逆効果となるので、しっかり理解して設定しましょう。

>>SEO対策に効果的な見出しタグの設定方法

内部リンク対策を行う

内部リンク対策とは、サイトマップやグローバルナビゲーションなどのサイト内部のリンクを最適化する対策全般のことを差します。

サイトマップとは、WEBサイト内のURLや更新日などの情報をまとめた一覧ページです。主にGoogleのクローラー向けのXMLサイトマップと、ユーザー向けのHTMLサイトマップの2つを作成します。

サイトマップを作成することで、ユーザーの利便性が上がることはもちろん、Googleもページを巡回しやすくなり、インデックス登録がよりスピーディーなることが期待できます。

グローバルナビゲーションとはWebサイトの上部にあるナビゲーションリンクです。

グローバルナビゲーション

サイト構成の理解や現在地の把握に役立ち、ユーザーが探している記事に辿り着きやすいだけでなく、Googleもサイト内を巡回しやすくなります。

外部要因対策(オフページSEO・被リンク対策)

被リンクとは、自社サイトが第三者のサイトから受けているリンクのことであり、この被リンクを集める施策が被リンク対策です。

被リンクはそのページが評価されていることを示す指標であり、SEO対策においても重要なポイント。

尚、被リンクは以前ほど重要ではなくなったという見解を示す人もいますが、これは間違い。

アメリカの有名なSEO企業のBacklinkoが100万以上のサイトを調査した結果によれば、被リンクの数と、検索結果順位には正の相関関係があると言います。
 
被リンクと検索結果順位の関係引用元:https://backlinko.com/search-engine-ranking

ただし、リンク数だけでなく、質も重要視されていることには留意しましょう。特に、以下のようなリンクは評価が高いと言います。
 

  • 自然発生のリンク(オーガニックリンク)
  • 関連のある分野のサイトからのリンク
  • コンテンツクオリティが高いサイトからリンク
  • 業界において権威のある企業や団体のサイトからのリンク

 
では、どうすればこのような質の高い被リンクを獲得することができるのでしょうか。それは、ユーザーがリンクしたいと思えるような質の高いコンテンツを発信し続けること。

一見回り道に思えるかも知れませんが、有益なコンテンツを作ることは、SEO対策の基本であり、外部対策にも寄与するのです。

裏技的な方法としてバックリンクサイト(サテライトサイト)を作るやり方もありますが、こちらはおすすめしません。

外部要因対策(オフページSEO・被リンク対策)のSEOへの影響と対策方法について、詳しくは以下のページをご覧ください。

 

コンテンツ作成(コンテンツSEO)

コンテンツ作成のパートのイメージ画像

質の高いコンテンツを作成することはSEO対策の中でも特に重要なので、ここでは実際にSEOに強いコンテンツを作成するための基本方法をご紹介します。

コンテンツSEOに取り組む際のプロセスは大きく分けると2つになります。

①対策キーワードを決めて、②コンテンツを作成する。

シンプルに言うとこれだけです。それぞれを手順通りに進めれば、SEOの初心者であってもコンテンツSEOに取り組むことは可能です。

ただ、取り組む前に、質が高いコンテンツと、そうでないコンテンツを分ける決定的な要因を先に見ていきたいと思います。

コンテンツの質を分ける決定的な要因

SEOで評価されるコンテンツ作成の基本は、検索キーワードの背景にある検索者の意図(インサイト)を読み取り、その課題を解決するコンテンツを作成すること"です。これがSEO対策の基本であり本質的な考え方になります。

SEO対策について調べるとテクニックによった本質から逸れた対策を紹介しているページも存在します。

しかし、Googleはそのような目先の利益だけを考えたページを低品質コンテンツと評価し、ペナルティを課することがあるのです。

そうならないように、検索者の意図(インサイト)を大切にしましょう。では、どのように検索キーワードの背景にあるユーザーの意図を読み取ればいいのかということですが、具体的は以下のことを実施しましょう。

上位表示サイトのコンテンツを
分析する

上位表示されているということは、ユーザーのニーズを捉えられているということです。ユーザーの検索意図を把握するには、少なくとも上位20サイトのページを隈なくチェックしてください。

どういった情報が盛り込まれているかを書き出してみることで、ユーザーの検索意図をある程度把握できるはずです。

大変な作業のように感じますが、この検索意図を把握することは、SEO対策において極めて重要なことです。

サジェストキーワードを調査する

サジェストキーワードとは、Googleなどの検索窓に文字を入れたときに表示される関連キーワードのことです。以下の画像を見るとわかりやすいかと思います。

グーグルサジェスト

サジェストキーワードは、検索窓にいれた文字と一緒に検索されている関連キーワードを表示してくれる機能です。

実際にどんなキーワードで検索されているのかを調査することで、検索意図を読み取ることができます。

コンテンツSEOに取り組む際は、検索者の意図(インサイト)を掴むための上記のアクションを事あるごとに行うことになるので常に頭に入れておきましょう。

参考:『Googleが掲げる10の真実』

上記で見てきた、検索者の意図(インサイト)を明確にするために、常にユーザーファースト(ユーザーの利便性)の視点に立つことが重要です。ユーザーファーストの視点は、以下の『Googleが掲げる10の真実』の1番目に出てくる項目であり、Googleが最も大切にしていることです。

Googleが掲げる10の真実

  1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
  2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
  3. 遅いより速いほうがいい。
  4. ウェブ上の民主主義は機能する。
  5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
  6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
  7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
  8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
  9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
  10. 「すばらしい」では足りない。

引用元:https://www.google.com/about/philosophy.html?hl=ja

ユーザーが真に求めているもの、すなわち『質の高いコンテンツ』を作り続けることが、SEO対策では何よりも大切。ユーザーに焦点を絞るということは、目の前の短期的な収益ではなく、ユーザーのことを1番に考えてサイトを作るということです。

実際に、短期的な利益や、簡単なその場しのぎのSEO対策を行っているホームページやブログは、Googleのアルゴリズムアップデートによって大きくランキングを落とすケースが非常に多く見られます。

つまり、効果的なSEO対策の本質とは、単なる小手先のテクニックなどではなく、真にユーザーにとって有益なコンテンツ作成、サイト作りをすることに他ならないのです。

 

それでは、ここからは具体的に、対策キーワードの決め方と、コンテンツの作成方法をお話していきます。

キーワード選定の手順

キーワード選定はSEO対策において非常に重要です。対策キーワードの選定が、そのままサイト構造やSEO戦略を立てることに繋がります。キーワード選定方法を誤ると、いくら良い記事を書いても成果(コンバージョン,CV)に繋がらない、コンテンツが全く上位表示してこないという悲惨な事態になりかねないのでしっかり対策しましょう。

SEO対策初心者でも失敗しないキーワードの基本の選び方は以下の通りです。

SEOキーワード選定の基本手順
  1. WEBサイトの目的と対象とする検索ユーザー像を明確化する
    ⇒軸となるメインキーワードを決める前にWEBサイトの目的と対象とする検索ユーザー像(ペルソナ)を明確化します。検索キーワードとは、いわば検索ユーザーが抱いている悩みが顕在化したものなので、ペルソナを明確にすることで、SEOで対策すべきキーワードが見えてきます。
  2. SEO対策の軸となるメインキーワードを決める
    ⇒まずはWEBサイトに集客できそうなSEOキーワード(自社の商品やサービス、ブランドの対象となるユーザーが検索しそうなキーワード)をいくつか書き出してみます。SEO対策では、メインキーワードを軸にして対策キーワードの幅を広げていくため、メインキーワードにはできるだけ検索ボリューム数が多く、上位概念のキーワードを設定するのがおすすめです。
  3. ツールを使って対策キーワードの候補をなるべく多く出す
    ⇒抜けや漏れがないようにキーワードを全て抽出することが重要です。SEOツールを使って検索ニーズがありそうなキーワードをとにかく沢山出しましょう。
  4. 対象ユーザー(ペルソナ)にヒアリングしてさらに候補を出す
    ⇒ヒアリングすることで自社サービス・商品にアプローチする別のキーワード候補を見つけられる可能性があるので、実際に、対象とするユーザー(ペルソナ)に自社サービスや商品を検索するときにどのようなキーワードを入力するかヒアリングするのも有効です。
  5. キーワードを対策するトピック・カテゴリごとに分類・整理する
    ⇒SEO対策するキーワードの数が多い場合、必ずトピックやカテゴリごとにキーワードを分類・整理しておきましょう。キーワードを対策するトピック・カテゴリごとに分類・整理できていると、自サイトの強み(弱み)がわかる、対策優先度がつけられる、キーワード候補の抜け・漏れを防げるなどのメリットがあります。
  6. 検索ボリューム・競合性を調査し優先度をつける
    ⇒SEO対策では、原則、1ページ=1キーワードで対策します。そのため、1つの記事で網羅できるSEOキーワードをカテゴライズし、対策キーワードとして相応しくないSEOキーワードを除外することで、優先度をつけてSEOコンテンツを作成していきましょう。

キーワードの選定方法について、もっと詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

 

コンテンツ作成の手順

では、次はコンテンツ作成の手順を見ていきましょう。

以下の作り方に沿って作成するだけで、初心者でもコンテンツSEOに取り組むことが可能です。

基本的なSEOコンテンツ作成手順
  1. 検索ユーザー像(ペルソナ)と検索意図を明確化する
    ⇒なぜそのキーワードで検索をしたのか、今、どのような心理・行動状況にあって何を求めているのかを具体的にイメージすることで、作成するコンテンツに含むべき内容が自然と決まってきます。ターゲットとなる検索ユーザー像を年齢や性別をはじめ、趣味嗜好や利用しているアプリまで、細かく設定してみましょう。
  2. コンテンツのアウトラインを作成する
    ⇒原則、1つのコンテンツで対策するキーワードは1つのみ。どのようなコンテンツを作成するかは検索ユーザー像(ペルソナ)と検索意図から考えます。上位表示しているライバルサイトがどのような構成でページを作成しているのかも必ずチェックして、検索ユーザーにとってより有益なコンテンツを提供できるようにアウトラインを作成しましょう。
  3. 記事の本文を作成する
    ⇒コンテンツは、基本的にアウトラインに肉付けしていくイメージで作成していきます。コンテンツを作り始めると、作成したアウトラインでは情報が足りないということや、逆に不要な内容だったということが度々起こりますが、「ユーザーにとっては必要(不要)か」を考えてユーザーファーストのコンテンツを作成しましょう。
  4. アイキャッチ画像など必要な画像を作成する
    ⇒画像は視覚的にわかりやすく情報を伝えるためだけでなく、ユーザーに飽きずに最後までコンテンツを読んでもらうためにも重要です。ただし、画像を使いすぎるとページの表示スピードが遅くなる可能性もあるので、表示速度の遅延でUXを損ねないように画像サイズを最適化して使用しましょう。
  5. 記事内容に合うようにタイトルやリード文などを調整する
    ⇒タイトルはSEO対策でアクセス数を大きく左右します。クリック率を高めるために本文ではほとんど触れられていない文章を含めてしまっているサイトも見かけますが、これは絶対にやめましょう。作成したコンテンツに相応しい魅力的なタイトルを設定してください。
  6. 文章校正とコピー率のチェックを行う
    ⇒コンテンツを作成したら必ず文章構成とコピー率のチェックを行いましょう。良質なSEOコンテンツを作成するため、妥協せず何度でもチェック・校正をすることが大切です。
  7. HTMLマークアップ・構造化データマークアップをする
    ⇒HTMLマークアップや構造化データマークアップでGoogle検索エンジンにコンテンツの内容を正しく認識してもらいましょう。特に、「見出し」「箇条書き」「引用」「表」「画像」といったHTMLタグはSEOコンテンツ作成の基本なので適切に使用できなければなりません。
  8. プレビューでコンテンツをチェックして公開
    ⇒作成したコンテンツがパソコンやタブレット、スマートフォンなど各デバイスできちんと表示されれているか確認してから公開しましょう。なお、コンテンツ公開後も、順位や競合サイト、最新情報、ユーザー動向など、状況に応じてリライトを行い、常にユーザーにとって最適なコンテンツを提供することが大切です。

SEO対策において「コンテンツの質」の重要性は年々増しています。以上の作り方に沿ってコンテンツを作成し、質の高い有益なコンテンツをユーザーに届けていきましょう。

ここでもう一つ、コンテンツの質を高めるための7つのコツをお話しますので、コンテンツ作成の際に合わせて活用してみてくださいね。

SEOコンテンツ作成の7つのコツ

“Content is King(コンテンツがすべてだ)”と言われるように、SEO対策において質の高い良質なコンテンツ作成は最も重要な内部施策の1つです。

良質なコンテンツ作成の基本は、ユーザーファーストで作られた有益な内容であること、かつGoogleなどの検索エンジンがその内容を正しく認識できることです。これはSEO対策において軸となる重要なポイントで、この記事作成の基本をより深く追求していけば、検索結果で上位表示しやすいSEOコンテンツの作成が可能となります。

  1. ユーザーが求めているSEOコンテンツを提供する

    ユーザーの悩みを解決し、ユーザーの検索目的を果たすためのコンテンツを作成します。そのために、次の3点「どんなユーザーが」「どんな悩みを抱えていて」「どうすればその悩みを解決できるのか」を検索キーワードから明確にして作成するSEOコンテンツの方向性を定めましょう。

  2. ユーザーを引き付け続けるライティングをする
    ユーザーの反応が良いコンテンツは上位表示しやすいです。ユーザーが読み進めたくなるように、「言いたいことをはっきりと」「ロジカルに書く」「理解しやすい表現にする」「読みやすい自然な文章構成」というポイントを心がけたライティングをしましょう。
  3. コンテンツの深堀りをしよう
    良質なSEOコンテンツはユーザーが持っている顕在化した悩み(ニーズ)を解決し、更に潜在的に欲しているもの(インサイト)を満たすものである必要があります。基本はユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成することです。
  4. 適切なビジュアルをつけて理解しやすく
    SEOコンテンツにおいてユーザーの理解を助けるビジュアルは非常に重要です。適切な画像やインフォグラフィックスがあるSEOコンテンツは、画像等がないSEOコンテンツより94%多くのビュー数があるというデータもあります。
  5. SEOコンテンツに信頼性をもたせる
    発信するSEOコンテンツは、その情報が信頼に値することを示すためにも、その道のプロまたは権威のある人が書いたものであることが理想的です。例えば、医療情報のSEOコンテンツであれば医者、法律関連のSEOコンテンツであれば弁護士が作成すると信頼性が高まります。
  6. 0次情報、1次情報を盛り込む
    質の高いSEOコンテンツにするためには独自性が重要です。独自性を高める方法としては、自分自身が体験した0次情報や体験した人から直接聞いた1次情報をSEOコンテンツに含めることなどが挙げられます。
  7. 強調スニペットに載るようにSEOコンテンツを最適化する
    強調スニペットは音声検索に使われたり、8.6%ものクリック率があるなどSEO対策においても重要な項目なので、強調スニペットに載るようにSEOコンテンツの対策をしましょう(詳しくは後述)。

コンテンツの最適化は数あるSEO対策の中で最重要と言っても過言ではないので、上記の7つのコツはぜひ押さえておくことをお勧めします。

技術的な対策(テクニカルSEO)

テクニカルSEOとは、Googleのガイドラインに準拠した、SEO内部対策の中でも「技術的に仕組みがはっきりしていて、実行可能な施策」のことです。

SEO対策として実施されている施策は数多のサイトを分析した結果に基づくものが多いので、明確にそのSEO効果を断言できない施策の方が多いかもしれません。しかし、以下で紹介するテクニカルSEOに基づいた内部対策は、仕組みが明確化されているため、施策に対する効果を確認しやすいのが特徴です。

SEOに効果的なURLを設定する

URLやドメイン名にもしっかりとSEO対策を施しておくことで、ページランクが向上したり、サイト価値を高めたりすることに役立ちます。

SEO対策において、URLが検索結果に特別大きな影響をもたらすことは少ないため、そこまで神経質になる必要もありません。まずは独自性の高いWEBコンテンツ制作に集中し、URLのSEO対策については、その後に行っていくことをおすすめします。

>>SEOに効果的なURLの設定方法

サイトをモバイルに最適化する

Googleは、モバイルページを評価基準とすることを進めており、ついに2021年3月からは全てのサイトがモバイルファーストインデックス(MFI)に強制移行されます。

モバイルへの最適化は正にSEO対策で必須となったので、以下の3ステップでしっかり対策しましょう。

  • ステップ1:モバイルとPCでコンテンツを一致させる
  • ステップ2:レスポンシブデザインにする
  • ステップ3:モバイルフレンドリーテストでチェックする

詳しくは後述します。(⇒モバイルファーストインデックス最適化

ページスピードを改善する

ページスピード(コンテンツの読み込み速度、表示速度)が遅いと、ユーザーの離脱を招くなどUXを著しく損います。そのため、GoogleのPageSpeed Insightsを使ってページを分析し、ページスピードの改善をしましょう。

ページスピードの改善項目は全部で34項目ありますが、そのうち以下の4項目は手軽に行えるものなのでぜひ改善させましょう。

  • 使用していないJavaScrips/CSSを削除する
  • 画像を最適化する
  • 画像の遅延読み込みを適用する
  • 第三者コードの使用を見直す

>>ページスピードの改善方法

構造化データマークアップをする

構造化データマークアップとは、HTMLの情報が何を意味するのか、Googleのクローラーが理解できるように記述することです。正しく構造化データマークアップができていれば、リッチリザルトとして表示されるなどSEO対策でも効果的なので、設定可能な項目には日頃から構造化データを設定するようにしましょう。

>>Googleリッチリザルト構造化データマークアップ例

【2021年最新SEO施策】最先端のやり方でライバルに差をつけよう

2021年現在のSEO対策として有効だと言われているのは、Googleのガイドラインに沿ったホワイトハットSEOです。

一昔前(2000年代)のSEO対策といえば、検索エンジンのアルゴリズムの穴を突くようなブラックハットSEOが中心でした。自作自演のリンクを増やすPBN(Private blog networks)や、キーワードを過剰に詰め込むキーワードスタッフィング、ユーザーと検索エンジンに見せるページを別にするクローキングなどが代表的な手法です。

これらのブラックハットSEO対策は検索エンジンの性能が向上した2021年現在、ほとんど通用しません。

それでは、実際に2021年、どのようなSEO対策が必要とされているのか、*Backlinkoの記事を織り交ぜながら、SEO対策方法を5つ紹介いたします。

  • ランクブレインとUX(ユーザーエクスペリエンス)を制する
  • 強調スニペット(フィーチャードスニペット)に向けて最適化する
  • モバイルファーストインデックス最適化
  • ボイスサーチ(音声検索)に最適化させる
  • E-A-Tを高める

ランクブレインとUX(ユーザーエクスペリエンス)を制する

Googleはランクブレインが3番目に重要なランキングファクター(順位を決める要素)だと正式に証言しています。ランクブレインとは、2015年からGoogleの検索エンジンに搭載されたアルゴリズム。機械学習を使ったAI(人工知能)で、よりユーザーが求めているコンテンツを検索結果ページに表示するために用いられています。

Backlinkoの記事によると、ランクブレインが主に注目しているのは、次の2要素。

  1. 滞在時間
  2. クリック率(CTR)

順に解説いたします。

①ユーザーの滞在時間を増やすために、質の高いコンテンツに注力する

ユーザーが最後まで読みたくなる高品質なコンテンツを作ることが2021年のSEO対策には必要不可欠です。

ランクブレインは、滞在時間を非常に重視しているとGoogleの人工知能研究チームが明かしています。滞在時間とは、ユーザーがページに滞在している時間。滞在時間が長ければ長いほど、ユーザーはそのページに滞在し、よりコンテンツを読み込んでいると言えるでしょう。(アメリカのSEOコンサルティングファーム、Searchmetricsの研究データによると、検索結果の1~10位の平均滞在時間は3分10秒。)

つまり、『滞在時間が長い=ユーザーが読み込んでいる』とGoogleは判断するため、ユーザーがしっかり読み込むような質の高いコンテンツを作ることがSEO対策のために重要なのです。

②クリック率(CTR)を上げるためにタイトルを工夫する

タイトルはページのクリック率(CTR)を大きく左右するため、SEO対策で最も重要視される要素のひとつです。ランクブレインも検索結果でのクリック率は重要視しています。

そもそも検索結果上でクリックされないとページは読まれないので、評価を受けることができません。評価を受けないページは検索順位が下がるため、SEO対策としては失敗です。

クリック率を上げるには、タイトルを工夫し、より魅力的なものにする必要があります。本屋でおもしろそうなタイトル(題名)を手に取るのと同じですね。

また、アメリカの調査会社SparkToroによると、2015年から自然検索によるクリック率は41.4%減少したと言います。これは、検索の最上部に表示される広告にクリックを持っていかれていたり、Googleの検索エンジンが自動生成する強調スニペット(フィーチャドスニペット)がユーザーの求めているものを提示したりして、ユーザーが検索結果上で目的を果たしてしまうから。

つまり、これまでよりもタイトルを工夫し、幾度となくABテストを重ねないと、クリックを呼び込むのは難しくなるということです。たった数十文字のタイトル次第で検索順位が大きく変動する可能性があるので、工夫を重ねて、ユーザーが思わず読みたくなるタイトルにしましょう。

強調スニペット(フィーチャードスニペット)に向けて最適化する

強調スニペット(フィーチャードスニペット)に向けて最適化する

強調スニペットは、1位よりも上位に来ることから、ポジションゼロとも呼ばれており、強調スニペットに表示されることは2021年のSEO対策における最重要項目の1つと言っても過言ではありません。

SEOツールの最大手であるSEMrushによると、全検索結果の11.3%には強調スニペット(フィーチャードスニペット)が出現するといいます。

ここでは、強調スニペットに表示されるための3ステップをご紹介いたします。

  • ステップ1:強調スニペットのチャンスを見つける
  • ステップ2:スニペット用のコンテンツを用意する
  • ステップ3:他の強調スニペットにも最適化させる

ステップ1:強調スニペットのチャンスを見つける

海外を拠点にSEO分析ツールを提供するAhrefsによれば、強調スニペットの99.58%は1~10位のページが表示されるとのこと。ランクインしていなければそもそもノーチャンスなので、自サイトの中で上位にランクインしているキーワードを調べましょう。

自サイトのページで強調スニペットに表示される可能性があるキーワードを見つけるには、まず以下の2つをチェックします。

  • 既に検索順位トップ10にランクインしているSEO対策したいキーワードを探す
  • 強調スニペットが表示されるタイプのキーワードを探す

これらは、Ahrefsを使って以下の手順で強調スニペットを出すキーワードを洗い出します。

  1. ページ上部の『サイトエクスプローラー』をクリック
  2. 検索窓に『ドメインを入力』して検索
  3. ページ左部欄の『オーガニックキーワード』をクリック
  4. 『順位1~10位』に設定
  5. 『SERP機能』をクリック
  6. 『Featured snippet』を含めるにチェック
  7. 『適用』をクリックして表示する

試しに、弊社のサイトで試してみると、254キーワード見つかりました。

被リンク分析ツールAhrefsの使用方法

ステップ2:強調スニペット用のコンテンツを用意する

強調スニペットに表示されるための、100~150字のパラグラフ(テキスト段落)を用意しましょう。

SEMrushが700万個もの強調スニペットを調査したところ、大多数の強調スニペットが英語では40~60単語だったといいます。その単語量を日本語に変換すると約100~150字です。

100~150字のパラグラフにすることで、強調スニペットに入りやすいコンテンツが出来上がります。

ステップ3:他の強調スニペットにも最適化させる

主な強調スニペットのパターンには、上で紹介した「パラグラフ型」に加え、「リスト型」と「テーブル型(表)」の計3種類があります。

カナダのSEOコンサルティング会社であるSTAT Search
Analytics*によれば、約82%の強調スニペットは上記の方法で対策できるパラグラフ型で、残りはリスト型が約11%、テーブル型が約7%だと言います。

リスト型は例えば、『〇〇のレシピ』や『〇〇のやり方』などの順序などを示すタイプのもの。この場合は、h2やh3などのタグを正しく使ったり、htmlのリストタグを使うことで最適化が可能となります。

また、テーブル型の場合は、コンテンツ中のテーブルから引用されることが多いため、htmlのテーブルタグで表を作成するというのも重要です。

リスト型とテーブル型を合わせると約20%もあるので、強調スニペットに表示される方法を理解してSEOコンテンツを最適化しましょう。

*引用元:https://getstat.com/blog/featured-snippets/

 
強調スニペットがこれからますます注目されていく技術であることは間違いありません。強調スニペットに対応していくことは2021年のSEO対策で必須となるので、以下のページも参照してしっかり対策していきましょう。

モバイルファーストインデックス最適化

モバイルファーストインデックス最適化


2018年の3月27日より、Googleはページの評価基準をPCページではなく“モバイルページ”に移行させており、2021年3月には全てのサイトがモバイルファーストインデックス(MFI)に強制移行されます。
これは、60%の検索がモバイルからされており、モバイルページに評価を合わせた方が合理的であるため。

つまり、このモバイルファーストインデックスに最適化することで、2021年版SEO対策のスタートラインに立てるのです。

ここでは、WEBサイトをモバイルファーストインデックスに最適化するための3ステップを見ていきましょう。

  • ステップ1:モバイルとPCでコンテンツを一致させる
  • ステップ2:レスポンシブデザインにする
  • ステップ3:モバイルフレンドリーテストでチェックする

ステップ1:モバイルとPCでコンテンツを一致させる

モバイルファーストインデックスに最適化するのであれば、PC、モバイルページの両方ともに同じコンテンツを表示させましょう。

ユーザビリティを考慮して、モバイルページでのみアコーディオンでWEBコンテンツを隠しているサイトがあります。Google Webmastersの公式ツイッターでも従来はOKだと言われていました。

しかし、最近の研究*によると、アコーディオンでコンテンツを隠しているサイトは、コンテンツを表示しているサイトよりも順位が低いことが分かっています。

そのため、まずはモバイルとPCで表示させるコンテンツを一致させるところから対策しましょう。

*引用元:https://dejanseo.com.au/mobile-first-test/

ステップ2:レスポンシブデザインにする

ステップ2:レスポンシブデザインにする

モバイル、タブレット、PCで別にページを作るのではなく、レスポンシブデザインで対応しましょう。

レスポンシブデザインは、Googleが公式に推奨しております。SEO対策として優れているだけでなく、1つのコード(1つのページ)で済むため、工数的にも楽ですよ。

ステップ3:モバイルフレンドリーテストでチェックする

あなたのサイトが本当にモバイルフレンドリー(モバイルユーザーにとって使いやすい)かを確認するには、GoogleのSearch Consoleが提供するモバイルフレンドリーテストを受けましょう。

問題がある箇所を教えてくれるため、そこを修正していけば、最適なSEO対策になります。

さらに、Search Consoleが提供している、Mobile Usabiliyも利用しましょう。サイトのどのページがモバイルフレンドリーでないかを教えてくれる上に、そのページの対応策も提示してくれるので、後は提示された対応策に従って修正すればOKです。

 
2020年9月に予定されていたモバイルファーストインデックス(MFI)強制移行は2021年3月まで延期されていますので、まだMFIに移行していないサイトは必ず対応しておきましょう。

ボイスサーチ(音声検索)に最適化させる

ボイスサーチ(音声検索)に最適化させる

ボイスサーチ(音声検索)も2021年のSEO対策において避けては通れないトピックの一つです。

Google*によれば、10代55%、20代以上41%が毎日1回以上、ボイスサーチ(音声検索)を利用するといいます。さらに現在、モバイル検索の20%がボイスサーチだというのです。

*引用元:https://www.blog.google/products/search/omg-mobile-voice-survey-reveals-teens/

ここでは、ボイスサーチ最適化方法の3ステップをご紹介いたします。

  • ステップ1:検索結果の3位以内に入る
  • ステップ2:強調スニペットに表示させる
  • ステップ3:コンテンツの中に質問と答えを用意する

ステップ1:検索結果の3位以内に入る

ボイスサーチに最適化するためには、SEO対策で検索結果の3位以内に入ることを目指しましょう。

Backlinkoの記事によれば、ボイスサーチが適応されるページのうち、約75%が1〜3位のページだといいます。そのため、音声検索で利用されるためにも、まずはSEO対策でより上位にランクインする必要があるのです。

ステップ2:強調スニペットに表示させる

前述した強調スニペットは、SEOにおけるポジションゼロとして重要なだけでなく、ボイスサーチに最適化するためにも欠かせない要素です。

Backlinkoの記事によれば、40%のボイスサーチの回答は強調スニペットからだといいます。そのため、上記で紹介した対策方法なども参考にして、コンテンツが強調スニペットに表示されるように対策をしましょう。

ステップ3:コンテンツの中に質問と答えを用意する

ボイスサーチに最適化させるには、検索語句に対する答えに加えて、質問自体もコンテンツ内に用意するべきです。

例えば、従来の検索では『留学 おすすめ 国』のように、単語で検索するものでしたが、ボイスサーチの場合は、より会話に近い形になります。この場合、『留学でおすすめの国はどこ?』というような質問になるでしょう。

実際に、上記の質問をGoogleにしてみると、以下の答えが返ってきました。(内容は英語です。)

ボイスサーチに最適化させるには

ページ内を見てみると、答えに加え、質問も記載があります。

質問があったほうがボイスサーチに取り上げられやすいため、FAQなどをサイトに用意しておくのも良いでしょう。

E-A-Tを高める

E-A-Tを高める

2021年のSEO対策では、サイトコンテンツのE-A-Tを高めることが非常に重要となります。

E-A-Tとは、Expertise(専門性),Authoritativeness(権威性),Trustworthiness(信頼性)の頭文字を取ったもの。E-A-Tに関する項目は以前からガイドラインにありましたが、あまり注目されていない印象でした。

しかし、2018年の8月1日に行われたコアアップデートで多くの医療系のサイトが順位を落としたことをきっかけに、E-A-TはSEO対策の最重要項目の1つとして強く認識されました。

2018年8月のコアアップデートでは、E-A-Tを重点的に改善したアルゴリズムになったと見られています。2018年8月のコアアップデートに先立って発表されたGoogleの新しいガイドラインで、よりE-A-Tに重点が置かれていたためです。

では実際に、E-A-Tにはどのように対応すればいいのでしょうか。

Googleのガイドラインには、「ほとんどのウェブサイトには著者の情報、及びコンタクト情報が載っているべき」との記述が見られます。

つまり、Googleはそのコンテンツが誰によって書かれたかを非常に重視し、専門家であることを望んでいるのです。

ここから考えられるSEO対策は以下の4つです。

  1. 運営会社情報・著者情報を載せる
  2. わかりやすいコンタクト情報
  3. 引用したサイトの情報やリンクを貼る
  4. プライバシーポリシーと利用規約を載せる

最低限この4点に対応することでE-A-Tを高め、2021年のSEO対策を先取りしていきましょう。

利用必須!
基本のSEOチェックツール

SEO対策はここまで紹介した対策内容を実施して終わりではありません。作成した記事コンテンツやサイトの分析を行い改善し続けることでSEO効果を最大化させることができます。

ここでは必須のSEO分析ツール2つと基本機能について紹介します。どちらもGoogleアカウントをお持ちの方であれば無料で利用できるツールなので、サイト改善に活用しましょう。

Google Search Console(グーグルサーチコンソール)

グーグルサーチコンソールの例

Google Search Console(グーグルサーチコンソール)はGoogle検索(ユーザーが流入してくる前)のパフォーマンスを分析できるツールです。

具体的にできること
  • Googleインデックスの登録リクエストを送る
  • インデックスに関するエラーをチェックする
  • Googleからペナルティを受けていないかチェックする
  • サイトマップを登録する
  • 検索クエリ(ユーザーが検索したキーワード)のチェックをする

Googleサーチコンソールの公式サイトはこちら

Google Analytics(グーグルアナリティクス)

グーグルアナリティクスによるアクセス解析

Google Analytics(グーグルアナリティクス)はサイトに流入したユーザーの属性や行動を分析できるツールです。Google Analyticsではかなり多くの分析をすることができますが、ここでは基本の分析機能に焦点を当てて紹介します。

具体的にできること
  • ユーザーの属性分析
    -性別、デバイスの種類などがわかる
  • 流入経路の分析
    -検索、SNS、広告など、どこから流入したかがわかる
  • コンバージョンのチェック
    -設定した目標に対して達成度合いを分析できる

グーグルアナリティクスで最も活用できるのは、3つ目のコンバージョンについての機能です。各ページでのコンバージョン率や、ユーザーがどのページを経由してコンバージョンしたのかなど、ユーザーの動向を分析し、サイト改善に役立てましょう。

Googleアナリティクスの公式サイトはこちら
 
このように、SEO対策を行うには実施したパフォーマンスの計測をするためのツールや最速で検索結果上位を獲得するための効率化ツールを適切に使用することが求められます。

SEO対策に取り組むならぜひ利用したいおすすめSEOツールをまとめたので、まだツールの導入をしていない方はぜひチェックしておきましょう。

対策を外注する場合の基礎知識

「SEO対策を外注しようと思っている」という方は、ここから紹介するSEO対策を外注する場合に知っておきたい基礎知識について見ていきましょう。

SEO対策を外注するといっても様々なパターンがありますが、ここでは一般的な3つの外注方法について紹介します。

成功報酬型

「1キーワードに対し成果がでたら料金を支払う」といった形で費用が発生するパターンです。

成果がでなければ支払いがないというメリットはありますが、一時的な成果を出すために本質からずれたテクニックによったSEO対策を行う業者も存在します。

また、施策内容も枝葉のものが多くなる傾向にあるため、初心者の方でSEO知識が浅い方は、あまりおすすめできない方法です。

費用相場:1キーワード=500~5,000円/日

コンサルティング型

月額の固定費用を支払って、SEO対策のコンサルティングを行ってもらうパターンです。

費用は比較的高額ですが、SEOの根本課題が明確になったり、会社内にノウハウを溜められるといった点を考えると費用対効果の高いSEO対策と言えます。

これからSEO対策を始める、またはSEO対策を独学で行っているけどなかなか効果の出ないという方は、コンサルティング会社に依頼するのがおすすめです。

費用相場:月10万~100万 ※サイト規模や依頼範囲による

業務委託型

ホームページの作成や記事制作の業務を委託するパターンです。

サイトをこれから立ち上げる場合や、まずはコンテンツの量を担保したいという場合はこの業務委託型で対策を依頼するのがおすすめです。

ただし、ホームページ制作会社の中には、SEO対策の知識があまりない会社も存在します。予め事例や実績、評判を確認した上で信頼できる業者に依頼しましょう。

費用相場:
1サイト:30~300万円程度
1記事:10,000~100,000円/文字単価やサイトジャンルによる*

記事制作を外注する場合、多くの場合は文字単価で費用が決定します。文字単価の相場はSEOの基礎知識のあるライターの場合2~3円、BtoB向けや法律知識、薬剤法の理解がいる記事など、専門性の高い記事を依頼する場合、文字単価が5円以上となることもあります。

価格の計算例)
5,000字、文字単価2円の場合:記事料金=5,000字×2円=10,000円+税

 
ここまでSEO対策の外注時の基礎知識について紹介しました。より詳しい費用などの情報やおすすめのSEO会社について知りたい方は、以下の記事も合わせてご覧ください。

SEO対策の費用や料金相場について見る

まとめ

SEOの基礎知識について紹介してきました。ここまでの内容ををまとめます。

  • SEO対策とは検索エンジンマーケティング手法の一つである
  • リスティング広告と違い、無料で始められるメリットがある
  • SEO対策で重要なのは良質なコンテンツを作成すること

 
以上が、SEOで押さえておきたい基礎知識です。ここから先は一歩踏み込んで、自分でできるSEO対策チェックリストに取り組んでみましょう。数多くのSEOスペシャリストが集まる当社も使っているチェックリストです。本当に重要な項目だけをまとめたものなのでお役に立てば幸いです。