2021年4月プロダクトレビューアップデート実施
 このページは、Googleが2021年4月に実施したプロダクトレビューアップデートについて解説しているページです。最新のアップデート情報については、SEOニュースページをご覧ください。

日本時間の2021年4月8日から、Googleはプロダクトレビューアップデートを実施しました。

具体的な内容や対応について、ご紹介します。

2021年4月に実施したプロダクトレビューアップデートとは?

2021年4月に実施されたプロダクトレビューアップデートについては、Google検索セントラルで以下のように説明されています。

Google検索は、テスト、検証、審査プロセスを通じて、できる限り便利で役立つ情報を表示するよう常に努めています。

それにより、ユーザーから高く評価されるのは、多数の商品をまとめただけの質の低いコンテンツではなく、詳細な調査結果を示した商品レビューであることがわかっています。

そこで、そうしたコンテンツが高く評価されるように設計された、ランキング システムの改善(「商品レビューに関するアップデート」と呼んでいます)についてお知らせいたします。

口コミサイトなどで見かけるレビューの中には、主観性が強く客観性に欠けた情報が多いことが少なくありません。

ユーザーが正しく評価された商品を手にできるよう、「詳細な調査結果」に伴うレビューが求められており、そうした情報を掲載したコンテンツが高く評価するというものです。

注意すべきWebサイトの種類

当然ながら商品やサービスの口コミ、体験談を掲載しているWebサイトには影響が出るため、プロダクトレビューに関しては、以下の情報を注意しましょう。

プロダクトレビューに求められる情報
  • 必要に応じて、商品に関する専門知識を伝えているか。
  • メーカーが提供する情報以外の独自のコンテンツで、商品の見た目や使い方を紹介しているか。
  • 商品に求められる各種の性能がどの程度達成されているかについて、定量的測定を提供しているか。
  • 競合商品との差別化要因について説明しているか。
  • 比較対象となる商品を示しているか。または、特定の用途や状況にどの商品が最適か説明しているか。
  • 調査に基づいて、特定の商品のメリットやデメリットについて述べているか。
  • 以前のモデルやリリースから商品がどのように改善され、問題点が解消されたかなど、ユーザーの購入決定に役立つ情報を提供しているか。
  • 商品が属するカテゴリの主な意思決定要因と、その分野での当該商品の性能を明らかにしているか。たとえば、自動車のレビューでは、燃費、安全性、運転のしやすさが主な意思決定要因であると判断し、そうした分野での性能を評価します。
  • メーカーからの情報以外に、商品の設計と、それがユーザーに与える影響に基づいて、重要な選択肢を示しているか。

プロダクトレビューを掲載しているWebサイトは、上記情報を一緒に掲載できているか、確認しておきましょう。

プロダクトレビューアップデート実施後の対応策とは

今回のプロダクトレビューアップデート後に順位を落としてしまった場合は、先にご紹介した「プロダクトレビューに求められる情報」が必要かつ記載されていない可能性があります。

何らかの商品について商品レビューを掲載するのであれば、その商品の愛好家で長く使い続けてきたことを記載すべきです。もしくは、その商材を取り扱う業界での就労経験を記載しても良いでしょう。

商品の機能について触れるのであれば、確かなデータを掲載したページへのリンクを貼るのも重要です。

また、商品を使った場合にどのような結果が出るのか、実際に使用した際の数値を一次情報として掲載すべきです。

必要な情報を記載できる形に変え、ユーザーが求める情報を正しく伝えられるよう変更しておきましょう。

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