2023年10月Googleアップデート最新情報
 このページは、Googleが2023年10月に実施したアップデートについて解説しているページです。最新のアップデート情報については、弊社のSEOニュース記事にてご確認ください。

2023年10月にGoogleが実施したアップデートは、以下の3つです。

2023年10月のアップデート
  • スパムアップデート
  • コアアルゴリズムアップデート
  • コアアルゴリズムバグ修正

それぞれの具体的な内容を解説します。

2023年10月のスパムアップデート実施

Google Search Centralは、2023年10月5日に以下のスパムアップデートの実施を発表しました。


検索結果改善のため、October 2023 Spam Updateを実施しました。

アップデート完了次第、ヒストリーページに記述します。

5回目を迎えるスパムアップデートの内容とは

今回のスパムアップデートは、2023年10月5日から15日間と12時間をかけて実施されました。

2021年6月の2回、11月、2022年の10月、そして今回で5回目のスパムアップデートとなります。

Google検索セントラル、「2023年10月のスパムアップデート」に、以下の記述があります。

このスパムアップデートの目的は、Googleのコミュニティメンバーによりトルコ語、ベトナム語、インドネシア語、ヒンディー語、中国語、その他の言語で報告されたさまざまな種類のスパムを除去することです。

日本語のWebサイトは、2021年6月の2回目のスパムアップデートでカバーされましたが、今回のアップデートでは上記の言語で作成されたコンテンツもスパム対策がなされます。

2023年8月からわずか2ヵ月でのコアアルゴリズムアップデートを実施

Gogole Search Consoleは、前回、2023年8月のコアアルゴリズムアップデートからわずか2ヵ月で、2023年10月のアップデートについて以下の発表を行いました。


本日、この後に年数回実施しているコアアップデートを実施します。名称はOctober 2023 Core Updateです。

アップデートにヒストリーはこちらからご覧いただけます。

October 2023 Core Updateの内容

October 2023 Core Updateは、2023年10月5日から13日間と23時間をかけて実施されました。

なお、Googleはコアアルゴリズムアップデートの具体的な内容について発表は行っていません。

コアアルゴリズムアップデートの実施により自社サイトの検索順位が動いたとしても、焦って何か変更等をするのは禁物です。アップデート完了後、変更内容について確認を行った上で対策を打ちましょう。

また、今回のコアアルゴリズムアップデート後、サブドメインやサブディレクトリ貸しを利用したWebサイトに影響が出ているようです。

メインサイトの提供している情報と、サブディレクトリで公開している情報が異なるジャンルの場合、Webサイト全体(エンティティ)の網羅性を下げることになり、検索エンジンからの評価が下がります。

言い方を変えれば、専門性の高いWebサイトへの評価が高まっており、ますますE-E-A-Tの重要性が増していると言えるでしょう。

他にも、これまで、検索クエリに対し、1ドメインあたり1コンテンツが表示されていましたが、アップデート後は同一ドメインから複数のページが表示されるようになりました。

ユーザーの検索意図にマッチしたコンテンツが複数あれば、検索結果に複数ページが表示され、クリックしてもらえる可能性が高まります。

2023年10月のコアアルゴリズムアップデートで見つかったバグの修正を発表

Google Search Centralは、2023年10月のコアアップデートでバグが見つかったこと、およびその修正について発表しました。


Oct 2023 core updateでGoogle Discoverに関するバグが見つかり、その修正を実施しました。

いくつかのWebサイトはGoogle Discoverに関するアクセス数の増加が見つけられるはずです。

詳細はGoogle Search Status Dashboardでご確認いただけます。

バグ修正の実施期間について

2023年10月に実施されたコアアルゴリズムアップデートで見つかったGoogle Discoverに関するバグは、2023年10月31日ですでに修正されています。

上記の発表の通り、Google Discoverに表示されていたWebサイトについてはアクセス数に変化があると思われます。