SEO会社には、コンサルティング、コンテンツ制作、内部改善、外部施策など、さまざまな支援形態があります。一方で、施策内容や料金体系が分かりにくく、自社に必要な支援かどうか判断しづらいケースもあります。
見積もりを依頼する前に、SEO対策の基本、費用相場、料金体系、確認すべき項目を理解しておくことで、必要な施策と不要な施策を見極めやすくなります。
このページでは、SEO対策における外注費用の見積もり相場と、信頼できる会社を見分けるためのポイントを整理します。
見積もり依頼時に知っておきたいSEOの基礎知識、料金相場、確認すべき項目までをまとめています。SEO会社への見積もり依頼を検討している方は、事前確認の参考にしてください。
この記事でわかること
動画でわかるSEO費用相場の全体像
記事の要点を先に音声で掴みたい方は、以下の動画をご覧ください。
SEO対策とは?得られる効果・広告との違い
見積もりを取る前に、最低限のSEO対策の知識を知っておきましょう。これを知っているかいないかでは、SEO業者とのコミュニケーションの取り方が変わります。
SEOの目的
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、Googleなどの検索エンジンにページ内容を正しく理解・評価してもらい、検索結果からの流入を増やすための取り組みです。Webマーケティングの中でも集客に焦点を当てた施策です。
SEO対策の目的は、検索需要のあるキーワードで検索結果の上位にサイトを表示させ、コンバージョン(集客や会員登録)に繋げること。
ここで注意したいのは、「検索結果を上げるだけではコンバージョンには繋がらない」ということです。
SEO対策会社の中には、順位改善だけを目的としている会社も存在します。
見積もり依頼の時は、検索順位のことだけでなくその先のコンバージョンを考えた上で対策をしてくれるかを踏まえ、費用対効果を見極めることが重要です。
SEO対策の効果
上記のような目的を持つSEO対策ですが、検索順位が上がることで、次のような効果が期待できます。
中長期的な集客資産になる
SEOは、継続的に改善すれば中長期の集客資産になり得ます。ただし、一度上位表示されたページでも、競合の更新、検索意図の変化、Googleアップデートによって順位が変動するため、定期的な見直しが必要です。
ブランディングに繋がる
SEO対策をきっちり行って上位表示すれば、集客数が増えて認知度が上がり、ブランド価値の向上に繋がります。また、検索結果の上位に来ているサイトやホームページは、ユーザーからの信頼も厚くなるでしょう。
リスティング広告との違い
Webマーケティング手法には、SEO対策だけでなく、リスティング広告もあります。SEO対策とリスティング広告の大きな違いは、その費用と効果が出るまでの時間。
SEOは、広告のようにクリックごとに費用が発生する施策ではありません。ただし、コンテンツ制作、サイト改善、分析、リライト、開発対応には継続的なコストがかかります。効果が出るまでにも数か月以上かかることが多いため、中長期の投資として考える必要があります。
一方、リスティング広告はクリックごとに費用が発生しますが、最短で広告出稿当日に集客が見込めます。
参考:SEOとリスティング広告

左上に「広告」と表示されているのがリスティング広告、その下がSEOで上位表示されているページです。
Googleは、200以上のアルゴリズムから、コンテンツにランク付けを行い、検索結果画面に表示させています。
ここまで、SEO対策の目的や効果についてお伝えしましたが、上記以外にも、SEO対策の見積もり依頼前に知っておくべき事実があります。
次項目より見ていきましょう。
見積もり依頼前に知っておくべき事実
SEO効果がでるまでは数ヵ月かかる
Webサイトのドメインパワーにもよりますが、対策した内容が実際にグーグルに評価され始めるのは、早くて3ヶ月、長いと半年ほどかかります。
そのため、SEO業者に依頼をしたからといってすぐに上位表示できるわけではありません。
「最短1週間で上位表示」「すぐにアクセスが増える」など、短期間での成果を強く保証する表現には注意が必要です。SEOはサイト状況、競合性、検索意図、Googleアップデートの影響を受けるため、成果を断定する会社は慎重に確認しましょう。
また、効果が出るまでに時間がかかるので、その分費用を継続的に支払うという点にも留意しておきましょう。
ブラックハットSEO対策を行う会社がある
SEO対策には、「ホワイトハット」と「ブラックハット」という概念があります。
ホワイトハットは「コンテンツの質」を重視し、ユーザー目線でサイトを運営していく方法であるのに対し、ブラックハットは、一昔前に流行した、Googleなどの検索エンジンのアルゴリズムの穴をついた不正な方法です。
今は、Googleの検索エンジン精度が格段に向上しているため、そのようなブラックハットは効果がないばかりか、逆にペナルティを受け圏外に飛ばされかねません。
先ほどお伝えしたような「最短一週間で上位表示させます!」といったような甘い言葉を謳う業者には、疑いの目を持ちましょう。
- ペイドリンク(被リンクの購入)
- キーワードスタッフィング(キーワードを不自然に詰め込む)
- コピーコンテンツ(コンテンツをコピーする)
次に、検索エンジンで上位表示させるため超基本の5原則についてお伝えします。
SEO対策の基本原則を知れば、SEO業者に余計な費用を支払うといった心配もいりません。
検索エンジンで上位表示させるための5原則
ここでは、SEOにおいて必ず念頭においておくべき5つの大原則をご紹介いたします。優良なSEO業者を見つけるために、見積もり前に必ず確認しておきましょう。
- SEOはコンテンツ品質とサイト全体の設計が重要
- Googleは「不自然なもの」を嫌う
- HTML最適化(内部対策)
- モバイルフレンドリー
- キーワード選定が命
なお、これらSEOの5大原則をすでに知っているという方は、次項目「業者の種類と見積もり費用・料金相場」をご覧ください。
SEOはコンテンツ品質とサイト全体の設計が重要
現在のSEOでは、検索意図に合った有用なコンテンツを作ることが最も重要な土台です。ただし、コンテンツだけで成果が出るわけではありません。内部リンク、サイト構造、表示速度、インデックス管理、E-E-A-T、外部からの言及や被リンクなども合わせて整える必要があります。
コンテンツの質を高めるには、そのテーマに対する実務経験や専門知識を反映させることが重要です。例えば、ドローンについてのサイトを運営しているなら、操作方法や法律面の知識だけでなく、実際にドローンを使った検証や、運用上の判断基準まで踏み込めると、他サイトと差をつけやすくなります。
専門性の高い記事を作るには、単に情報を集めるだけでなく、実際の経験、検証結果、専門家としての判断基準を反映することが重要です。SEO会社に依頼する場合も、自社の知見や一次情報を共有できる体制があるかどうかが成果に影響します。
Googleは「不自然なもの」を嫌う
2つ目目の原則は、Googleは不自然なものを嫌うということです。
例えば、対策するキーワードを詰め込みすぎる(キーワードスタッフィング)、順位を上げたいページへの内部リンクを貼り過ぎるなどはいずれも不自然です。
これらは効果が薄いばかりか、Googleからペナルティを受ける要因になります。
中でも近年重要度が増している被リンク(外部リンク対策)は、注意が必要。
被リンクは、単に有名なサイトから受ければよいわけではありません。自社サイトのテーマと関連性があり、信頼できるページから、自然な文脈で紹介されていることが重要です。
被リンクを増やしたいからといって、不自然に貼られたリンクはGoogleペナルティの対象になり得ます。被リンク施策では、リンク元の順位だけで判断するのではなく、関連性、信頼性、編集上の必然性、リンクの自然さを確認しましょう。
HTML最適化(内部対策)
被リンク(外部対策)よりも重要なことが、内部対策です。内部対策は数十項目ありますが、特に重要なのが「HTML最適化」。これはGoogleのクローラーというロボットが記事をすばやく読み込めるための施策です。
せっかくクローラーが自分の記事に訪問してきても、正しく読み込みできなければ適切な検索順位をつけられません。
具体的には、「見出しタグ最適化」「画像サイズ縮小」「不要タグ削除」などがあります。SEO対策を検討中なら、自力でコントロールできない外部対策よりも先に、「内部対策」から着手することを覚えておいて下さい。
モバイルフレンドリー
SEO対策をするなら「モバイル最適化」を忘れてはいけません。パソコンよりもスマホやタブレットなどのモバイル端末でインターネット検索をするユーザーが圧倒的に増え、8割がスマホによる検索であると考えておいて間違いはありません。
そのため、WEBページに対して「スマホで見やすいか?」を必ずチェックするようにしましょう。
スマホで表示しているのに、PC表示になっていて文字が小さく読みづらいと、それだけでユーザーが即離脱するなどして、SEOにマイナスの影響を与えます。
Webサイトはレスポンシブ対応にし、どんなデバイスで表示しても見やすく表示されるように設定しておきましょう。
キーワード選定が命
冒頭にお伝えしたように、SEO対策の目的は「サービスに申し込んでもらう」「商品を購入してもらう」などのコンバージョンに繋げることです。
そこで重要になるのがキーワードの選定。むやみにキーワードを選んでも、アクセスが増えるだけでサイト収益に繋がりません。
キーワード選定では、「紹介するサービスや商品を購入してくれる人はどんなキーワードで検索するだろう」と先回りの意識を持つことが何よりも大切です。そのキーワードニーズと記事の内容がマッチして始めて、サイト収益が生み出されます。
SEOの5大原則の説明の後は、いよいよ見積もり時に知っておきたい費用や料金体系について見ていきます。
業者の種類と見積もり費用・料金体系
ここからは、外注前に確認したいSEO業者のプランや料金体系、サービスの概要・見積もり費用の相場について解説します。
SEO業者の料金体系には、主に以下の3種類があります。
なお、SEO対策の費用は、サイト規模、対象範囲、記事本数、専門性、取材・監修の有無、実装支援の有無によって大きく変わります。本記事の金額はあくまで目安であり、見積もり時には「何の工程にいくらかかるのか」を必ず確認してください。
- 成功報酬型
- 月額固定型
- 一括払い型
各料金体系ごとにサービス・プラン内容と費用相場について見ていきましょう。
成果報酬型
SEO対策という概念が生まれた当初からある「上位表示したキーワード分だけ料金を頂きますよ。」というプランです。
具体的には1キーワードが上位表示したら「日額500円~数万円」の費用が発生します。上位表示しなけでば費用は発生しないので、魅力的に映るかもしれません。
しかし、成果報酬型のSEO業者を利用すると、後々圏外に飛ばされやすい傾向にあることは知っておくべきでしょう。
なぜなら、成果報酬型のSEO業者は、上位表示をさせないと儲けがでないので、冒頭でお伝えしたブラックハットSEOのような無茶なSEO対策を行う可能性があるからです。
例えば、強力なドメインパワーの中古ドメインサイトを社内で作り込み、顧客のサイトのリンクを張る等の手法です。
仮にこの対策方法で検索順位が上がったとしても継続性がなく、リンク評価が無効化されたり、検索順位が下落したり、手動対策の対象になったりするリスクがあります。
| 成果報酬型のメリット・デメリット | |
|---|---|
| メリット | 短期間で上位表示することもある 効果がでなければ費用がかからない |
| デメリット | ペナルティを受けて圏外に飛ぶ可能性がある 無茶なSEO対策で上位表示が持続しない可能性がある |
月額固定型
月額固定型のサービスは大きく3種類に大別されます。「被リンクサービス」「コンテンツサービス」「コンサルティングサービス」です。1つ1つ概要をご紹介しましょう。
被リンク獲得を支援するサービス
被リンク獲得を支援するサービスもありますが、リンクの売買や順位操作を目的としたリンク設置はGoogleのスパムポリシーに抵触するリスクがあります。
依頼する場合は、リンクを直接購入するのではなく、PR、調査コンテンツ、導入事例、専門家コメント、外部メディア掲載など、自然な紹介や言及につながる支援かどうかを確認しましょう。費用相場はサービス内容によって幅が大きく、月額数万円から30万円程度が一つの目安です。
コンテンツサービス
記事執筆代行してくれるサービスで、費用相場は1記事1万円~10万円程度と内容によりピンキリです。
上位表示される記事は論理性、ユニークさ、SEO施策など、様々なことに気を使って執筆されています。
忙しすぎて記事執筆できない方は、コンテンツサービスを使うのも1つの手でしょう。ただし、高額な制作会社であっても、コピー率、出典、監修体制、AI利用の有無、編集・校閲フローは必ず確認しましょう。
また、コンテンツは長くアクセスを集める資産となるため、未来への投資として有効的なSEO対策とも言えます。
コンサルティングサービス
基本的に、1つのサイトを丸ごとコンサルティングしてくれるサービスです。
サイト設計、内部対策、コンテンツ企画・執筆、被リンクなどサイト構築とSEO対策を包括的にコンサルティングしてくれるプランが多くなっています。
ただ、その分費用も高く、サイトの規模によっては10万円~100万円くらいが相場です。
また、実際に手を動かすのはコンサル会社ではなく自社の社員なので、リソースが必要です。
費用対効果はある程度担保されますが、確実に成果を出すには、SEO業者の実績を証拠付きで確認し、会社の歴史(信頼)も確認してから見積もりを出しましょう。
また、社内のリソースを用意することも忘れてはいけません。
| 月型固定型のメリット・デメリット | |
|---|---|
| メリット | 堅実なSEO対策で着実にSEO効果を受けやすい 効果が出ない場合、すぐに辞められるのでリスクが小さい |
| デメリット | 月額費用以上の恩恵を毎月受けているか把握しづらい コンサルの場合、実際にサイトを動かすリソースが必要 |
一括払い型
一括払い型はその名の通り、基本的に一括の「先払い」となります。サービス内容は「コンテンツ執筆」「内部対策」「サイト設計」などです。詳しく見ていきましょう。
コンテンツ執筆代行
SEO対策に特化したコンテンツを作成してくれるサービスです。コンテンツ執筆の代行会社は、自社でライターを抱えており、そのライターに執筆を依頼している場合がほとんど。どうしても、記事の品質に差がでてしまいます。
そのため、このサービスは、ロングテールキーワードを狙って記事を量産することを目的として利用するのがおすすめ。
品質の良い記事はそのままアップロードして、質の低い記事は加筆修正を加えて使うことを想定しておきましょう。
費用相場は業者によって前後しますが、SEO記事であれば文字単価5円~が目安です。
依頼記事が多い場合は、10記事〇万円といった定額での依頼も可能。費用は依頼するジャンルに左右されるため、見積もり時に確認しましょう。
内部対策
サイト全体の内部対策を全て委託するパターンです。費用はサイト規模によりますが100ページ程度のサイトなら20~30万円程度で代行を依頼することが可能です。アドバイスだけならもっと安くなります。
コンテンツをしっかり作り込んであとは内部対策を極めるだけ、といった状態の人には内部対策の代行依頼は最適です。
次のサイト運営に注力することができますし、サイトの可能性を俯瞰して見極める余裕も生まれます。
サイト設計
サイト立ち上げ時のサイト全体設計を任せることができます。サイトの完成イメージから、ターゲットキーワード、カテゴリー、システム導入などの設計を任せることが可能です。
中小規模のサイト構築にはあまり利用されず、大企業の大きな資本が投入されるサイトの設計などはサイト設計サービスが利用されることが多いです。費用も高額で数百万円以上はかかります。
| 一括払い型のメリット・デメリット | |
|---|---|
| メリット | 料金が明確なので安心 |
| デメリット | 効果が出ない場合でも費用が発生する 部分的な対策なので、対策分野を間違えると効果が薄い |
ここまで、SEO業者種類や費用相場について紹介してきました。SEO対策と一口にいっても、たくさんの種類があることが見て取れたと思います。
これだけ種類が多いと、「自分で良質な業者を見分けるのが不安」という方も多いのではないでしょうか。
ここからは、自社のサイトにあった良質なSEO業者を選ぶ7つの方法を紹介します。ポイントを押さえて、成果の出るSEO業者への外注を行いましょう。
当社EXIDEAが考えるSEO会社選定の基本方針
当社では、SEO会社を選ぶ際に最も重要なのは、順位だけでなく事業成果につながる改善方針を示せるかどうかだと考えています。特定キーワードの順位保証や短期成果だけを強調する会社よりも、現状分析、課題整理、優先順位、実装範囲、コンテンツ方針、レポーティング方法を具体的に説明できる会社を選ぶことが重要です。
見積もりでは、総額だけで判断せず、戦略設計、テクニカルSEO、コンテンツ制作、リライト、内部リンク改善、外部PR、レポート作成、実装支援のどこまで含まれるかを確認しましょう。同じ月額30万円でも、分析のみなのか、記事制作や実装支援まで含むのかで価値は大きく変わります。
また、SEOは成果が出るまでに時間がかかる施策です。信頼できるSEO会社は、できることとできないこと、短期で見る指標と中長期で見る指標、Googleアップデート時の対応方針まで丁寧に説明します。上位表示を保証する会社ではなく、リスクと改善プロセスを透明に共有できる会社を選びましょう。
良質なSEO対策会社を見分ける方法7つ
SEOの見積もりを依頼する時には、以下の7つのポイントを押さえましょう。
- SEO業者の実績を確認する
- SEO業者に質問する
- 順位だけを成果指標にした成果報酬型には注意する
- 料金体系が曖昧なところは避ける
- 結果を断定表現する業者はNG
- 順位下落した場合のサポートを確認
- 口コミも調べる
それぞれ詳しく解説していきます。
①SEO業者の実績を確認
最もわかりやすい且つ確実な方法がこれです。
見積もり依頼時に、SEO対策会社の直近3ヶ月の実績をいくつか出してもらいましょう。
どのサイトがどういった対策で、どのくらいの期間で何位に上昇したのか、証拠付きで確認します。
また、SEO対策会社の場合、あなたが今読んでいるこの記事のように、SEO対策にまつわる記事を発信している場合が多いです。
SEO対策に関連するキーワードで上位表示している会社なら、それだけ実力のあるSEO対策会社と判断することができるでしょう。
②SEO業者に質問する
SEO業者は数人規模で運営している小企業から100名以上の大規模業者まで様々です。中にはSEO知識がほとんどないのに、SEOサービスを提供している会社も山程あります。
知識や経験が乏しい業者に依頼しても、最終的には無茶な被リンク対策をされる結末を迎えますので、SEO対策の見積もりを出すときには、その業者にSEOについての様々な質問をしてみてください。
「アルゴリズムの歴史とそれに対応した具体的な施策を教えて下さい。」「今までどんなジャンルのサイトの対策をしてきて、どのジャンルが難しかったですか?」など、面倒な質問にも丁寧に答えてくれたら優良企業である可能性は高まります。
返答が曖昧だったり、そっけなかったりする場合には依頼するのを止めたほうが無難です。
③順位だけを成果指標にした成果報酬型には注意する
成果報酬型の中でも、特定キーワードの順位だけを成果指標にする契約は注意が必要です。短期的に順位を上げるため、不自然なリンク施策や検索意図に合わないページ作成に寄るリスクがあります。
成果報酬の設定が、順位だけでなく、問い合わせ数や売上など事業成果に近い指標になっているか、施策内容が自然な範囲に収まっているかを確認しましょう。比較対象として、月額固定型や一括払い型のSEO業者からも見積もりを取り、施策内容と費用感を比較するのが現実的です。
④料金体系が曖昧なところは避ける
契約後、「これだけやったから追加で◯◯円払って下さい。」と言ってくる業者はアウトです。成果報酬型の業者に多い傾向があります。
月額固定、一括払いのところに依頼して、追加費用を明確に聞いておきましょう。曖昧な回答をする場合には要注意です。
⑤結果を断定表現する業者はNG
必ず◯◯のキーワードで◯◯ヶ月以内に1位表示させます!と断定表現するところはNGです。SEO施策はGoogleアルゴリズムのアップデートによって日々変わっていき、ライバルも増減していきます。
不確定要素の多いSEO対策においては、過去の実績や分析から結果を論理的に予測し提案してくる業者が真っ当です。
⑥順位下落した場合のサポートを確認
上位表示させます!させます!と強気で言ってくる業者は沢山いますが、「もし圏外に飛んだらどんなサポートをしてくれますか?」というネガティブシュミレーション的な質問に快く回答してくれるか確認しましょう。
最悪のケースも想定して、会社として対策案や保証を用意している業者であれば安心して依頼できる可能性が高いです。
⑦口コミも調べる
ネットの口コミはナチュラルなものと自作自演のものがあります。
ナチュラルな口コミを見つけるには、数年単位で情報発信している業界のブロガーや権威的な人の情報発信を参考にすると良いでしょう。
yahoo!知恵袋や教えてgooなどの誰でも書き込みできる掲示板はヤラセが非常に多いです。
掲示板を見るときには、依頼したときの状況やサービスの詳細などを事細かく記載して、中立的な立場で口コミを書いているものを参考にすると良いでしょう。
SEO対策会社に依頼する時の心構え
SEO対策業者に依頼するのはアクセスアップ、業務効率化に効果的であると同時に、懸念すべき点がいくつもあります。SEOの外注をする前に確認していただければと思います。
Googleアップデートの影響
Googleは日々アルゴリズムを変えています。SEO業界に激震を走らせた「パンダアップデート」「ペンギンアップデート」が起こった時は多くのアフィリエイターやSEO業者が撤退を余儀なくされました。
SEO業者と言っても、アルゴリズムアップデートには逆らうことはできません。
思うように上位表示ができないと「Googleアップデートで順位が上がりにくくなってます・・」といった言い訳をされることもあります。
基本的にGoogleは「ユーザーに最高の検索体験」を提供することを目的としていますから、ホワイトハットを軸としたサイト運営をしていれば問題ありません。
ただ、それでもアルゴリズム変動のリスクは念頭においておきましょう。
ペナルティで圏外になる可能性
意図的に上位表示させようとしている以上、Googleからペナルティを受ける可能性を忘れないで下さい。
「SEO対策 ペナルティ原因」と検索すると、Googleからペナルティを受ける項目を把握することができます。
SEO業者に見積りを出すときに、同時に「どのような施策をしますか?」と確認して、ペナルティ項目に抵触していないか確認しましょう。
上位表示の保証は存在しない
SEO業者に依頼をすると高額な費用がかかります。「30万円も投資したんだ。絶対に上位表示して稼げる!」と思い込んではいけません。
どれだけ高額な費用を投資しても、必ず上位表示できる保証はどこにもありませんし、SEO業者に見積り・依頼を出すときにも契約書に「上位表示を保証するものではありません」といった内容は書かれています。
返金保証がある業者はありますが、上位表示保証はありませんから、SEO業者を使う場合には「リスクある投資」という意識を忘れないでください。
見積もりを依頼するなら~おすすめのSEO対策会社~
上記の項目を確認できたら、いよいよ業者探しです。
ここでは、確かな知識と実績で安定したSEOサービスを提供している会社を紹介します。
各社のサービス内容、実績数、従業員数、料金、支援範囲は変更されることがあります。依頼前には必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
サクラサクマーケティング株式会社

引用元:https://www.sakurasaku-marketing.jp/
サクラサクマーケティング株式会社は、東京の恵比寿に本社を構えるSEOコンサルティング会社です。
SEO対策のみならず、コンテンツマーケティング、CRO(コンバージョンレート最適化)コンサルティングなど、成果を出すWebマーケティングに必要な、ソリューション提供を一気通貫で行える点が魅力的だと言えるでしょう。
株式会社ウィルゲート

引用元:https://www.willgate.co.jp/service/
インターネット業界に身を置いているなら一度は聞いたことのある社名でしょう。
株式会社ウィルゲートは、13年の歴史があり、過去4900社以上の顧客を獲得してきました。従業員は150名近くおり、SEOやインターネットマーケティング全般の専門家チームです。
コンテンツ制作にも力を入れており、各ジャンルの専門家も在籍しています。
株式会社EXIDEA

当社EXIDEAは、SEOコンサルティング、コンテンツ制作、SEOツール「EmmaTools」の提供を行うWebマーケティング会社です。
自社メディア運営やクライアント支援で得た知見をもとに、検索意図分析、コンテンツ設計、リライト、内部改善まで支援しています。
SEO対策を外注した際に「納品されたコンテンツの質が低い」という課題が出ることがありますが、これはライターのスキル差に依存していることが要因の一つです。
当社EXIDEAでは、自社開発のSEOコンテンツ制作支援ツール「EmmaTools」を活用し、検索意図やコンテンツ品質を確認しながら、ライターの経験に関わらず一定水準のSEO記事制作を支援できる体制を整えています。
これまでに蓄積したコンサルティング知見と、EmmaToolsを活用した品質確認のプロセスを組み合わせて、SEO記事制作・リライト・運用支援を行っています。
SEO対策の費用相場と業者選定の補足
SEO費用の相場感
SEO対策の費用は料金体系により大きく異なります。月額固定型は10万円〜100万円前後、記事制作は1本1.5万円〜5万円前後、SEO監査は10万円〜30万円前後が目安です。同じ月額30万円でも、分析のみか実装支援まで含むかで中身は全く異なるため、総額ではなく工程単位で内容を確認しましょう。効果が出るまでには通常4か月〜1年かかるとGoogleも案内しています。
信頼できるSEO会社の見分け方
順位保証を謳う業者には注意が必要です。検索順位は購入できる施策ではなく、信頼できるSEO会社は「できることとできないこと」を明確に分けて説明します。料金表だけで比較するのではなく、何に対して費用を払うのか(コンサルティング、コンテンツ制作、内部改善の範囲)を整理することが選定の基本です。
まとめ:見積もり依頼に必要な知識
SEO対策会社への見積もり前に必要な知識は揃いましたね。ここまでの知識をおさらいしましょう。
- SEO対策の基本知識をおさえる
- 見積もり時は、成果報酬型は避ける
- 予算と相談して必要なSEO対策項目を選ぶ
- SEO業者の実績・態度・口コミを調査しよう
- SEO対策会社への外注はリスクがあることを忘れない
SEO対策の外注化をうまく進められれば、社内ではコンテンツの企画・編集・改善に集中でき、サイト運営の幅を広げることができます。まずは複数のSEO対策会社に見積もりを依頼し、施策内容と費用感を比較検討しましょう。
また、本記事で紹介したように、SEO対策ではコンテンツ品質とサイト全体の設計を合わせて整えることが重要です。
当社EXIDEAでも、コンテンツSEOに関するサポートを行っていますので、以下のお問合せフォームからお気軽にご連絡ください。

