Googleとは?

アメリカに本社を置くGoogleは、検索エンジンやWeb広告をはじめ、コンピューターやインターネットに関する多分野で事業展開をしているIT企業です。

日本国内のみならず世界的な検索エンジンのシェアを誇るGoogleは、利用するユーザーに最適な情報を提供するため、日々アルゴリズムを更新し続けています。

このページでは、Googleの由来や会社の概要などを解説します。また、日本発の検索エンジンであるYahoo!との違いやGoogleが提供するツールなどもご紹介します。

今さら聞けないGoogleについて、確認していきましょう。

Googleとは?意味や由来

Googleは、1998年9月27日にラリー・ペイジとセルゲイ・フリンの2人によって設立されたアメリカ・カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置く、世界最大手のIT企業の1つです。

そして、情報収集の際に世界各地で利用されている検索エンジンの名称でもあります。

Googleの検索エンジンは、自宅やオフィスはもちろん、出先でもスマホやタブレットで利用でき、キーワードを検索することで、詳細情報や関係性のある情報を提示してくれます。

また、Googleという名称は、本来、10の100乗を意味する「Googol」(グーゴル)だったものが、創始者の2人が新しいドメインを取得する際、「Google」と綴り間違えたことが由来と言われています。

ラリー・ペイジ、セルゲイ・フリンは、Googleの経営理念として「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」を掲げ、インターネットでつながる人間が、求める情報を正しく得られることを目指しています。

2024年現在、GoogleのCEOはインド系アメリカ人であるサンダー・ピチャイ氏で、Googleおよびその親会社Alphabetの最高経営責任者でもあります。

検索エンジンとしての世界シェア率は、アイルランドのリサーチ会社が運営するstatcounterによると、2024年1月時点で実に91.54%もの人が、Googleによってインターネット検索をしています。

Yahoo!とは?

日本でGoogleに次いで2番目に利用者の多い検索エンジン「Yahoo!」は、1994年1月にアメリカでデビット・ファイロとジェニー・ヤンによって設立され、翌年1995年に法人化されました。

元々「Jerry's Guide to the World Wide Web」というWebサイトで、2人が興味を持ったページをカテゴリごとに分類し、ユーザーは知りたいジャンルを選ぶことで関連ページが表示されるものでした。その後、このWebサイトが好評を得て、投資家から事業化を持ちかけられた2人はカリフォルニア州にYahoo!法人を設立。

1996年に株式公開、Yahoo!JAPANのサービス提供を開始すると、ソフトバンクからの出資を受け、現在も成長を続けています。

Yahoo!は、Yet Another Hierarchical Officious Oracle(さらなるもうひとつの階層的でのお節介な神託)の頭文字を取ったものとされていますが、創始者であるファイロとヤンは、2人がならず者(英語でYahooの意味がある)であることを主張し、こちらが語源であるとしています。

検索エンジンのみならず、Yahoo!はWeb広告やショッピングサイト、金融(ファイナンス)やゲームなど、幅広いサービスを提供しています。

GoogleとYahoo!の違い

結論からお伝えすると、現在においてはGoogleとYahoo!はほぼ同じ検索エンジンといっても問題ありません

2010年12月以前のYahoo!では、ディレクトリ型と呼ばれる検索エンジンの仕組みを利用しており、手動でWEBサイトの情報を集め、カテゴリ別にインデックス(登録)を行っていました。

しかし、2010年12月以降においては、現在のGoogleと同様の、インターネット上にクローラーと呼ばれるロボットを回し、リンクを辿ってWebサイトの情報を集めるロボット型と呼ばれる検索エンジンの仕組みを採用しております。

基本的に同じとはいえ、GoogleとYahoo!では検索結果に表示される情報に違いがあります。

例えば、Google検索においては、商品や最新ニュースについて検索した場合、Web広告や時事性の高い記事が表示されます。一方、Yahoo!の場合には、Yahoo!ショッピングやYahoo!ニュースといった記事が表示されます。

また、検索そのものが質問だった場合、Googleなら教えて!goo、Yahoo!ではYahoo知恵袋の情報を表示するという違いもあります

このように、GoogleとYahoo!は、それぞれの専門サイトの情報が表示される仕組みとなっており、Googleのリスティング広告では、ユーザー(ターゲット)の年齢や性別、興味を反映した記事が表示される違いがあります。

続いては、Googleが提供するサービスをご紹介します。

Googleが提供する代表的なサービス

Googleは、検索エンジンとしての役割だけでなく、以下にご紹介する各種サービスも提供しています。

Gメール(Gmail)

Googleが提供するメールサービスGmail

無料でメールアカウントを作成できるGメールは、インターネットが利用できる環境であれば簡単に登録、使用することができます。

Gメールをはじめとする無料メールサービスが提供されるまでは、インターネットプロバイダや携帯電話会社が提供するメールアカウントが必要でした。現在では、インターネット契約やモバイル契約がなくても、Gメールを利用することで簡単にEメールを使うことが可能です。

また、Gメールのアプリケーションをインストールすることで、他のGoogleサービス(カレンダーなど)と連携し、リマインドしてくれます。

Googleドライブ

Googleドライブトップイメージ

Googleサービスのアカウントを作成すると、Googleドライブというクラウドストレージサービスの利用が可能になります。

無料アカウントでも、15GBまで利用可能となっており、課金することで利用可能容量を増やすこともできます。

スマホやタブレットで簡単に綺麗な写真や動画を撮影できるようになった今、それぞれの端末だと保存できる容量に限界があります。Googleドライブを利用すると、それらのデータをクラウドストレージに保存可能です。

Googleマップ

Googleマップサンプル

Googleマップは、インターネットを利用した地図サービスで、現在地周辺の地図や目的地および目的地までの経路を表示してくれます。

スマホやタブレットの普及に伴い、移動中にインターネットを利用するユーザーが増えたため、Googleマップは急速な進化を遂げています。最近では、Googleマップで欲しいものや食べたいもの、行きたい場所を検索すると検索位置から近い最適な場所を表示します。

Google翻訳

Google翻訳利用例

Google翻訳は、2006年から提供を開始したインターネット上の無料翻訳ツールです。

調べたい語句を最大5,000文字まで入力でき、翻訳したい言語を選択すると、その言語で翻訳されます。また、現在では音声入力だけでなく、看板などを撮影し写っている文字を翻訳することも可能です。

日本語や英語、中国語だけでなく、様々な言語に対応しているため、旅先で道に迷った際、Google翻訳アプリをインストールしておけば、標識や道路案内を各言語に翻訳してくれます。

Google Chrome

Google Chromeトップ画像

Google Chromeは、Googleが提供している無料のインターネットブラウザです。

2008年にリリースされ、WindowsやMac、LinuxなどのOSや、AndroidやiOSといったモバイル端末にも対応しています。

新しいパソコンやスマートフォンを購入した際に、Google Chromeをインターネットブラウザとして利用すると、その他の端末で利用しているブックマークなどの情報が連携可能となっています。その他、Google各種サービスを利用しているGoogleユーザーにとっては、非常に便利なインターネットブラウザです。

Google Play

Google Playトップイメージ

Google Playは、Googleが提供するゲームを始めとする様々なアプリ提供サービスです。

Googleアカウントがあれば、Google Playにアクセスすることで登録されている無料または有料のアプリケーションをダウンロードできます。

ゲームだけでなく、日常生活に役立つ便利なアプリケーションもダウンロードできるため非常に便利なアプリケーションプラットフォームといえます。

Youtube

Youtubeトップイメージ

実は動画共有プラットホーム、YoutubeもGoogleが管理、運営しています。

現在Youtubeは、Google検索に次いで2番目に利用者の多いWebサイトとなっており、老若男女を問わず多くのユーザーが動画を閲覧しています。

無料での視聴も可能ですが、有料アカウントにすれば広告動画をスキップすることが可能です。

以上、ここまでは一般ユーザー向けに提供されているGoogleのサービスの紹介でした。ここからは、Webサイトの運営者向けにGoogleが提供している無料ツールをご紹介します。

Googleが提供している無料ツール

Googleは、Webサイトの運営者向けにも、より質の高いコンテンツを提供してもらえるよう様々なツールを用意しています。

ここでは、Googleが無料で提供しているツールをピックアップしてご紹介します。

Googleアナリティクス(GA4)

グーグルアナリティクスを使った基本情報収集

1つ目は、自社サイトのアクセス解析に役立つGoogleアナリティクス(GA4)です。

Googleアナリティクスでは、アクセス数やアクセス経路、滞在時間などを確認することができます。WEBサイトの分析や解析をしたいという方は、Googleアナリティクスの活用をおすすめします。

Googleアナリティクスの設定方法など、詳細を確認したい方は下記のページをご確認ください。

Googleサーチコンソール

Google Search Consoleでアクセスまでの動向チェック

2つ目は、自社サイトに流入するユーザーの動向を分析できるGoogleサーチコンソールです。

先にご紹介したGoogleアナリティクスは、自社サイトにアクセスした後のユーザーの動きを分析するツールであるのに対し、Googleサーチコンソールは、自社サイトの表示回数やクリック数、平均順位などを確認できます。

その他にも、サイト全体のエラーなど、改善点を確認することも可能です。

Googleタグマネージャー

GTMコンテナ管理画面

3つ目は、サイト内のデータを収集するためのタグを一括管理できるGoogleタグマネージャーです。

サイト内にある問い合わせボタンや資料請求ボタンなどに計測タグを設置することで、クリックされた回数を計測できます。それら、計測タグを一括管理や設置することが可能になるのがGoogleタグマネージャーです。

Googleタグマネージャーは、GTM(Google Tag Manager)とも呼ばれることもあり、サイト内のデータ収集において、必須のツールと言えます。

Googleディスカバー

4つ目は、ユーザーの好みや閲覧履歴に関係のあるページを自動表示するGoogleディスカバーです。

Googleディスカバーは、スマホやタブレットなどでGoogleアプリやChromeといったアプリを使った際に、ユーザーの過去の検索履歴や行動傾向をAIが分析し、趣味嗜好にあったページを表示させます。

Googleディスカバーの詳細な仕組みなどについて知りたい方は、下記の詳細ページからご確認いただけます。

Googleトレンド

GoogleトレンドはQDF対象となるキーワード探しに役立ちます

5つ目は、キーワードの傾向や急上昇中キーワードを知ることができるGoogleトレンドです。

Googleトレンドでは、検索窓にキーワードを入力することで、指定期間内でどの程度、検索されたかを確認できます。また、一般ユーザーが興味を持ち、検索回数が「急上昇中」のキーワードも確認可能です。

Googleトレンドは、世界や日本で注目されているキーワードを見つけることもできるため、ニュース感覚で利用することも可能です。

Googleキーワードプランナー

キーワードプランナー

6つ目は、キーワードの検索ボリュームや関連キーワードをチェックできるGoogleキーワードプランナーです。

Googleキーワードプランナーは、ディスプレイ広告やリスティング広告など、GoogleへのWeb広告出稿の際に活用するツールになります。主にリスティング広告やディスプレイ広告を出稿する際に、出稿キーワードの検索ボリュームや関連キーワードを確認するために利用されています。

Webマーケティング施策の1つとして、Google広告を検討している方は、Googleキーワードプランナーの詳細ページをご確認ください。

Googleビジネスプロフィール

Googleビジネスプロフィール登録画面

7つ目は、Googleマップに企業情報や店舗情報を掲載できるGoogleビジネスプロフィールです。

Googleビジネスプロフィールは、Googleマップ上に、店舗情報や混雑状況、営業時間などを掲載できるツールになります。スマホやタブレットが当たり前になっている現在では、Googleマップ上に自社の情報があるのとないのでは、雲泥の差が生まれてしまいます。

自社サイトを持っていない場合でも、飲食店や個人店を持っている場合には、Googleビジネスプロフィールを活用しましょう。

まとめ

検索エンジンの1つとして知られるGoogleは、ユーザーがインターネットを快適に利用できるよう様々なツールを用意しています。

自社サイトを作成し、SEO対策に注力するなら、多くのユーザーが検索エンジンとして利用しているGoogleが公開している情報を把握し、ユーザーの役に立つ情報を提供し続けることが重要です。

Googleが無料で提供しているSEOツールを使ってキーワードごとの検索意図を徹底的に分析し、アクセスしたユーザーが満足できるWebサイト作りを目指しましょう。

創設者2人が掲げた「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」という理念のもと、これからもGoogleは世界中のユーザーに役立つ便利なツールやシステムを提供し続けてくれるはずです。