良質なコンテンツの作り方を解説

「Content is King(コンテンツがすべてだ)」

これは、現在のようにWebマーケティングが当たり前になるよりも前に、アメリカの実業家、ビル・ゲイツ氏が提唱した言葉です。

この言葉通り、SEOでは質の高いコンテンツ作成が最も重要な対策です。

このページでは、SEO対策として質の高いコンテンツとは何か、またその作成方法について解説します。

そもそもコンテンツとは何を指すものか、ご存知ですか?そして「質が高い」とは、どのような条件をクリアしたものなのでしょうか?

これらを理解していただた上で、SEO効果の得られるコンテンツの作成方法を紹介します。

SEOにおけるコンテンツとは?

英語の「Content(コンテンツ)」は、日本語で「内容」を意味します。

SEOにおいて、コンテンツとは「Webサイトを含むWebメディアで発信する情報の内容」を指します。つまり、WebサイトやSNSで発信する記事や画像、音声や動画などのすべてがコンテンツに該当します。

このページでは、その中でも検索エンジンでの上位表示を目指すために作成するWebページ、すなわち記事コンテンツについての解説します。

検索エンジンに評価を受け、上位表示されるために必要な質の高いコンテンツとは、どのような条件をクリアしたものなのでしょうか。

質の高いコンテンツとは

SEOで求められる質の高いコンテンツとは、検索エンジンが求める条件をクリアしたコンテンツです。

Webサイトを運営し、情報を発信する場合、自分が伝えたいことをコンテンツに詰め込みたくなるものです。しかし、検索エンジンはWebサイト運営者ではなく、インターネットを利用する全てのユーザーを大切にしています。

つまり、伝えたいことを押し付けるWebページでは検索エンジンの評価を受けにくく、上位表示されません。

SEOで質の高いコンテンツを作成するためには、検索エンジンにとって重要なユーザーのことを第一に考える必要があります。

続いて、ユーザーに重きを置いた質の高いコンテンツにはどのような条件が求められるのか、紹介します。

最高のSEOコンテンツを作成する6つのコツ

SEO対策に効果的な、質の高いSEOコンテンツには、以下に紹介する6つの条件をクリアする必要があります。

ユーザーが求めているSEOコンテンツを提供する

1つ目は、ユーザーが求めているSEOコンテンツを提供することです。

質の高いコンテンツであること、その第1条件は、ユーザーが求めているコンテンツであることです。つまり、作成するSEOコンテンツの中でユーザーの悩みを解決し、ユーザーがそのキーワードで検索した目的を果たせなければなりません。

そのためには、検索キーワードからユーザーの検索意図を理解する必要があります。以下の3ポイントを押さえて、考えてみましょう。

検索キーワードからユーザーを理解するためのポイント
ポイント 考慮するポイント
ユーザーが誰か
(who)
年齢、性別、職業など
ユーザーは何を欲しているのか
(what)
悩みは何か
なぜその情報を検索しているか
(why)
どうすれば悩みは解決するのか

検索キーワードから、上記を踏まえてユーザーの検索意図を明確にできれば、コンテンツの方向性が定まり、ユーザーに刺さるものになります。

ユーザーを惹きつけ続けるライティング

2つ目は、ユーザーを惹きつけ続けるライティングです。

Googleが検索順位を決定するアルゴリズムの中で3番目に重要であるランクブレインは、コンテンツに対するユーザーの反応を見ていると言われています。つまり、ユーザーの反応が良いコンテンツは上位表示しやすいです。

ここで言う「ユーザーの反応」とは、滞在時間の長さやコンテンツを読み進めるためにページをスクロールさせることやユーザーが求める情報を掲載した次のページへのボタンをクリックすることが含まれます。

ユーザーにこららの反応を求める場合、ユーザーが思わず読み進めたくなるコンテンツのライティングスキルが欠かせません。具体的には、以下の4点に気を使いましょう。

言いたいことをはっきりと

日本語は、はっきりと言いたいことを言わない言語です。冗長な表現で「結局、何がいいたいの?」というような文章になることも少なくありません。

そうならないよう回りくどい言い回しや、曖昧な表現を使わずに、誰が見ても意味がブレない書き方をしましょう。また、はっきりと分かりやすい文章はGoogleの検索エンジンも内容を理解しやすいため、SEO効果を高められます。

ロジカル(論理的)に書く

ロジカル(論理的)に書くには、その文章を書く目的をはっきりさせる必要があります。おすすめの書き方はPREP法と呼ばれるもので、結論と理由、具体例、そして最後にまた結論の順で文を構成する手法です。

これは、トップコンサルタントなども使っている方法で、伝えたいことをわかりやすく説明できます。PREP法については、下記の例をご覧ください。

PREP法
  • P(point:結論)質の高いSEOコンテンツを作ることが重要です。
  • R(reason:理由)なぜなら、Googleの重要なアルゴリズムであるランクブレインはユーザーの滞在時間を評価していると言われているからです。
  • E(example:具体例)例えば、SearchMetricsが行った1万キーワードに対する大規模な調査では、1ページ目のコンテンツの平均滞在時間は3分10秒だったとのこと。
  • P(point:結論)だから、質の高いSEOコンテンツは重要なのです。

PREP法は、何かを伝えるときに役立つ手法ですが、必ずしもこの通りである必要はありません。とはいえ、文章を書くことに慣れていないのであれば、まずPREP法を試してみて、慣れてきたら自分の書き方にシフトすると良いです。

シンプルな表現にする

質の高いコンテンツは、誰が読んでも理解しやすいことが求められます。つまり、専門用語や難解な表現を使わずにライティングをする必要があるということです。

アメリカの調査(Flesch-Kincaid Grade Level)によると、最も読みやすい文章は中学生レベルの語彙力で書かれたものとのこと。

コンテンツを作成したら、中学生が読んでも分かるレベルになっているか、チェックしましょう。

自然な文章構成を作る

読みやすい文章は、文章全体の前後関係が自然である必要があります。見出しの順番が前後していると、内容が分かりにくくなります。

ライティングを始める際は、全体の設計から始めて文章全体が分かりやすい構成を用意し、書き終えた後も文章の流れに違和感がないか、必ず確かめましょう。

コンテンツの深堀りをしよう

3つ目は、コンテンツの深堀をすることです。

質の高いコンテンツは、ユーザーの抱える顕在化した悩みを解決し、更に潜在的に欲しているもの何かを伝えられる必要があります。 つまり、ユーザーがインターネット検索をかけ、そのページを読み終えた時に目的を達成できるコンテンツを作らなければなりません。

では、1ページの中で、ユーザーの悩みを解決し、満足感を得られるコンテンツを作るにはどうすれば良いのでしょうか?

そのヒントは、Googleが公式に発表している「>品質評価ガイドライン」に記載されています。 

  • 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
  • ユーザーをだますようなことをしない。
  • 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。
    ⇒ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
  • どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトと言えるようになるかを考えてみる。
    ⇒同分野の他のサイトとの差別化を図ります。

コンテンツを作成する際は、これらの項目を確認した上で、抜け漏れがないよう心がけましょう。

適切なビジュアルをつけて理解しやすく

4つ目は、適切なビジュアルをつけて理解しやすくすることです。

コンテンツ内にユーザーの理解を助けるビジュアルを用意することは、非常に重要です。

アメリカ・ボストンのマーケティング・広告会社、Skywordが行った調査によると、適切な画像があるコンテンツは、画像のないコンテンツに比べ、94%も多くのビュー数があるとのこと。つまり、コンテンツに画像などのビジュアルは不可欠な要素と言えます。

社内にデザイナーがいるなら、連携して必要なビジュアルを作ってもらうのも1つの手です。もし、デザイナーがいなければ、コンテンツにふさわしいビジュアルを画像作成ツールを使い、自分で作ってしまっても良いでしょう。それほど複雑なデザインが必要でない限り、無料の画像作成ツールで簡単に作成できます。

SEOコンテンツに信頼性をもたせる

5つ目は、コンテンツに信頼性を持たせることです。

Googleは、コンテンツをその道のプロ(専門家)、または権威のある人が書いたものであるべきとしています。

例えば、医療に関するコンテンツなら、医師が書いていることが望ましく、法律関連のコンテンツであれば、弁護士が作成したものが信頼できます。

特に医療や金融といった情報は、Your Money or Your Life(YMYL)と呼ばれ、先に紹介したGoogleの検索評価ガイドラインで、特に信頼性が求められる情報として記載されています。なぜなら、これらの情報にもし、誤りがあると、そのコンテンツを見たユーザーの人生に大きな影響を与えてしまう可能性があるためです。

YMYLは、SEOを進める上で必ず理解しておかなければならない情報です。『YMYLとは?対象となるジャンルやSEOの対策方法を解説』に詳しくまとめているので、ご一読ください。

では、信頼性を勝ち取るためにコンテンツには何が掲載できるでしょうか。

専門家であれば、その道のプロであることを自己紹介に記載できます。もし自分がプロではない場合は、プロや権威を持つ人の監修を受けることで、SEOコンテンツの信頼性が示せます。

こうしたコンテンツの信頼性ついて、Googleは検索品質評価ガイドラインにて以下の「E-E-A-T」と呼ばれる項目を重視しています。

E-E-A-T各項目
  • 「E」xperience(経験)
  • 「E」xpertise(専門性)
  • 「A」uthoritativeness(権威性)
  • 「T」rustworthiness(信頼性)

これらの記載がないコンテンツは、検索エンジンから評価されにくいです。コンテンツを作成する際は、この「E-E-A-T」を意識しながら書き進めましょう。

E-E-A-Tについてもっと詳しく知りたい方は『E-E-A-T(旧E-A-T)とは?SEOにおける重要性と対策方法を解説【2024年最新版】』をご一読ください

0次情報、1次情報を盛り込む

6つ目は、0次情報、1次情報を盛り込むことです。

質の高いコンテンツには、独自性が求められます。独自性があることで、競合他社と差別化することができ、ユーザーはそのコンテンツでしか味わえない体験ができます。

独自性を高める方法としては、自分自身が体験した0次情報や体験した人から直接聞いた1次情報をSEOコンテンツに含めることが挙げられます。

また、事実の羅列にとどまらず、独自の視点による考察や解説も独自性を発揮します。

質の高いコンテンツの作成方法

では、質の高いコンテンツを実際に作成する方法を紹介します。

まずは、以下の手順に従って、コンテンツを作成してみてください。

基本的なSEOコンテンツ作成手順
  1. SEO対策するキーワードを選定する
  2. 検索ユーザー像(ペルソナ)と検索意図を明確化する
  3. コンテンツのアウトラインを作成する
  4. 記事の本文を作成する
  5. アイキャッチ画像など必要な画像を作成する
  6. 記事内容に合うようにタイトルやリード文などを調整する
  7. 文章校正とコピー率のチェックを行う
  8. HTMLマークアップ・構造化データマークアップをする
  9. プレビューでコンテンツをチェックして公開

上記の作成手順について、1つずつ具体的な方法を交えて解説します。

SEO対策するキーワードを選定する

まず、どのような検索キーワードに対してSEOコンテンツを作成するのかを決めていきます。

キーワードの選定は次のようなステップで行います。

  1. 関連キーワード(サジェストキーワード)を取得する
  2. 取得したキーワードの月間検索ボリューム・競合性を調べる
  3. 関連キーワードの中からSEO対策するキーワードを絞り込む

関連キーワード(サジェストキーワード)を取得する

SEO対策の軸となるキーワードを決めて、その軸を元に対策キーワードの幅を広げます。この段階では、漏れがないようにキーワードを全て抽出することが大切です。

ここでは、『SEO キーワード』という検索クエリを例にキーワード選定を試してみましょう。

関連キーワードを取得するには以下のツールを使います。

【ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール)/無料】

ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール)
ラッコキーワードは、調査したいキーワードを検索すると、それに関連するキーワードが取得できるツールです。取得可能なキーワード数が非常に多いことが特徴です。

【Googleのサジェスト機能/無料】

Google検索のサジェスト機能
Googleのサジェスト機能は、検索窓にキーワードを入力した際に、一緒に検索されやすいキーワードを自動で表示するものです。表示されるキーワードは一定の検索数があるので、流入数を増やすために対策したいところです。

取得したキーワードの月間検索ボリューム・競合性を調べる

関連キーワードを取得したら、次に各キーワードの月間検索ボリュームと競合性を調べましょう。

月間検索ボリュームは、そのキーワードが月間どれくらい検索されているかを表す指標でどれだけ需要があるかが分かります。また、競合性はそのキーワードにどれくらい競合がいるかを表すもので、競合性が高いほど上位表示の難易度が高いことを示します。

月間検索ボリュームと競合性は以下のツールで調べられるので、使いやすい方を利用しましょう。

【Google広告 キーワードプランナー/無料】

キーワードプランナー
Google広告のキーワードプランナーを使用して月間検索ボリュームと競合性が確認できます。

ちなみに、Google広告で広告出稿をしていないと表示される情報に制限があります。以下のように大まかにしか数値を確認することができません。

Google広告で広告出稿をしていない場合のキーワードプランナーのデータ

【Ubersuggest/有料(無料では機能制限あり)】

Ubersuggestのキーワード調査画面
Ubersuggestでは、キーワードを入力すると、検索ボリューム、SEO難易度、有料難易度(広告の難易度)などを表示してくれます。

SEO難易度の数値が高いほど競争が激しいことを示しているので、SEO対策の優先度を設定する上で重要な情報です。

関連キーワードの中からSEO対策するキーワードを絞り込む

関連キーワードの月間検索ボリュームと競合性を調査し終えたら、その中からSEO対策するキーワードを絞り込みましょう。

以下のような基準で絞り込んでいきます。

キーワード絞り込みのポイント
  • 自分のWEBサイトのテーマや内容に相応しいか
    ⇒想定したターゲット層が検索するキーワードでなければならない(検索ユーザー像(ペルソナ)と検索意図を明確化する
    ⇒そのキーワードで作成したコンテンツで集客したユーザーをコンバージョンに繋げる必要がある(コンバージョンに繋がらないアクセスだけ集めても意味がない)
  • 月間検索ボリュームは一定数以上存在するか
    ⇒条件が同じであれば月間検索数が多いキーワードの方が集客効率は高い
  • 競合性が高すぎないか
    ⇒競合性が高いキーワードは大規模サイトが競合である場合が多いので、まずは競合性が低いものから対策するのが効率的
  • 競合サイトを上回るSEOコンテンツの作成は可能か
    ⇒大規模サイトは莫大な資金をもとにSEO対策コンテンツを量産してくるので、競合調査して勝てそうなキーワードから攻めるべき

こうして関連キーワードを絞り込んで以下のようにExcelなどを使ってシートにまとめておきましょう。

SEO対策するキーワード選定表の作成例
キーワード 月間検索数 競合性 競合サイト 情報収集
seo
キーワード
1,600 https://www.example.com 選び方の手順や具体例、ポイント、おすすめのツールなどをイラスト・画像などを使ってわかりやすく網羅的にまとめている。コンテンツの書き方まで言及。
seo
キーワード
選定
880 https://www.example2.jp キーワード選定における基礎知識やキーワードを選ぶときのポイントとステップ、使用するツールなどをわかりやすくまとめている。「seo キーワード」の内容よりも“選び方”によりフォーカスした内容。
seo
キーワード
ツール
170 https://www.example3.co.jp キーワードを選定するためのツールを機能ごとにまとめて解説している。もう少しわかりやすくまとめられそう。

対策するキーワードを選ぶ

キーワードの月間検索ボリュームを記入する

競合性(高・中・低)を記入する

対策キーワードを検索したときの競合サイトを記入する(複数可)

競合サイトのコンテンツの内容を調査し、記事の構成や必要な要素、競合を上回るためのポイントなど分析情報を記入する

キーワード選定については『SEOにおけるキーワードの重要性や種類、選び方や入れる際の注意点など』で情報をまとめているので、お役立てください。

検索ユーザー像(ペルソナ)と検索意図を明確化する

SEOコンテンツの作成を始める前に、対策キーワードに対する「検索ユーザー像(ペルソナ)」と「検索意図」を明確化します。

なぜそのキーワードで検索をしたのか、今、どのような心理・行動状況にあって何を求めているのかを具体的にイメージすることで、作成するコンテンツに含むべき内容が決まってきます。

ターゲットとなる検索ユーザーは以下のような心理・行動フローを辿ります。

集客に至るまでのユーザー心理行動

対策キーワードから、検索ユーザーの今の心理・行動状況(どういう背景で検索していて、どのような悩みや願望を持っているのか)を明確にすることで、コンテンツ内でどのようなアプローチをすればいいかも決まってくるわけです。

例えば、『SEO キーワード』で検索するユーザーの表面的なニーズ(顕在ニーズ)は、『SEO キーワード』について選び方・入れ方などのポイントを知ることですが、潜在的には、効果的なツールやSEOコンテンツの作成方法を知りたい、上位表示してオーガニック検索からの集客を回復したい、などのニーズ(潜在ニーズ)が考えられます。

ユーザーは何を知りたくて、どんな悩みや願望を抱えて検索しているかを対策キーワードから汲み取り、顕在ニーズを満足させた上で潜在ニーズも解決するように作成したコンテンツこそ、目指すべき良質なSEOコンテンツです。

そして、コンテンツ作成前に検索ユーザー像(ペルソナ)を明確化しておくことも重要です。ターゲットとなる人物像を年齢や性別をはじめ、趣味嗜好や利用しているアプリまで、細かく設定します。

・瀬尾 太郎
・28歳
・都内在住
・妻、息子(1歳)と暮らしている
・大手食品メーカーに勤務し、企画・マーケティング部門に在籍している
・最近会社として初めてオウンドメディアを作成し、その運営担当となったのでオーガニック検索からの集客方法について勉強中
・休日はYoutubeで子育て系の動画を見る
・利用しているSNSはTwitter,Instagram

検索ユーザー像(ペルソナ)を詳細に設定することで、「この人物はこんな悩みを抱えているから、商品のこのポイントを打ち出そう」など、コンテンツの企画がしやすくなります。

逆にここが曖昧なままだと、その検索ユーザーが本当に求めているコンテンツとの乖離が生じ、思うように集客に繋がらない可能性も。

検索ユーザー像(ペルソナ)や検索意図(顕在ニーズ、潜在ニーズ)は、キーワード選定表に一緒に書き出すなどして、いつでも確認できるようにしておきましょう。

コンテンツのアウトラインを作成する

SEO対策キーワードを選定し、検索ユーザー像(ペルソナ)を明確化したら、いよいよコンテンツ作成に移ります。

とはいえ、いきなり文章を書き始めるのではなく、まずはコンテンツのアウトライン(記事全体の流れ)を作成しましょう。

アウトライン作成段階では以下の要素を設定します。

コンテンツのアウトライン作成で必要な要素
要素 概要
タイトル 検索ユーザーがそのコンテンツに辿り着くまでに最初に目にするのがタイトル。より多くのユーザーに作成した良質なコンテンツを届けられるよう、ターゲットユーザーに対してそのページを読むことで得られるベネフィットをストレートに伝えるタイトルを作成します。なお、タイトルを作成する際は、ターゲットキーワードを必ず盛り込むようにしましょう。
リード文 そのページに辿り着いたユーザーが最初に読むコンテンツがリード文(序文、書き出し文)です。本文を読んでもらえるか、そのまま離脱してしまうかはリード文にかかっているので興味を引きつつ情報を与える文章を作成します。そのページでどんな情報を得ることができて、抱えている悩みや願望が解決できるかをリード文でしっかり伝えましょう。
本文見出し構成 コンテンツの核となるのが本文です。いくら有益な情報を記載していても、読む順番や流れが悪いと十分な価値を提供することができません。ゴールまでスムーズに納得感を持って読み進めてもらえるように、わかりやすい構成でコンテンツを作成します。アウトライン作成段階では見出しタイトルとその見出しに含める主要な内容を簡単に設定しておきましょう。
ゴール そのコンテンツの中で、最終的にユーザーに達成してもらいたいゴールを設定します。情報コンテンツならユーザーにそのコンテンツの中で理解して欲しい最も重要な内容のまとめを記述したり、商品比較コンテンツなら自社商品の強みを明確に伝えてユーザーに購入してもらえるようにします。

対策キーワードに対してどのようなコンテンツを作成するかは検索ユーザー像(ペルソナ)と検索意図から考えられます。

例えば、SEOキーワードツールで収益を得ることを目的としたWEBサイトを考えてみましょう。

この場合、SEOキーワードツールを知らない潜在顧客をターゲットとするなら、SEOコンテンツ作成に関するお役立ちコンテンツの中でSEOキーワードツールを紹介して認知を広めることが可能。また、すでにSEOキーワードツールを認知しているユーザーをターゲットとするなら、SEOキーワードツールの特徴を説明し、自社と他社のツールを比較したコンテンツを作成し強みを推すことで契約に繋げることができます。

オウンドメディアのコンテンツ作成方法

また、商談など、最終コンバージョンに至るまでのユーザーのカスタマージャーニーを考え、WEBサイト内の他のページとの関係を明確化しておくことも重要です。

カスタマージャーニーの例

原則、SEOコンテンツの作成では、1つのコンテンツに対して1つのキーワードのみを設定するので、他のページとの関連性も考慮してコンテンツを作成すると自分のWEBサイト内で検索行動を完結することができます。

SEOコンテンツのアウトラインを作成する際は、上位表示しているライバルサイトがどのような構成でページを作成しているのかを必ずチェックして、検索ユーザーにとってより有益なコンテンツを提供できるようにしましょう。

記事の本文を作成する

コンテンツのアウトラインが作成できたら、ようやく記事本文の作成に移ります。ここまでの準備で良質なSEOコンテンツを作成できるかが決まるので、妥協せずにしっかり作り込んでくださいね。

実際にコンテンツを作る際は、基本的にはアウトラインに肉付けをしていくイメージで作成していきます。

その際、画像を入れた方がユーザーにとってわかりやすくなると思えば、どのような画像を入れるか挿入箇所にメモをしておきましょう。

挿入画像のメモ例
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画像:以上で述べたSEOキーワードの選び方の
ポイントをわかりやすくまとめた図
※フロー形式、イラストと文章で構成
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また、動画コンテンツや音声コンテンツなどもユーザーに最高のコンテンツを提供するために必要であれば積極的に使用していきましょう。

なお、実際にコンテンツを作り始めると、作成したアウトラインでは情報が足りないということや、逆に不要な内容だったということが度々起こります。

その際は、今一度「ユーザーにとっては必要(不要)か」ということを考えて、ユーザーファーストでコンテンツを作成するようにしましょう。

アイキャッチ画像など必要な画像を作成する

本文を書き終えたらアイキャッチ画像やコンテンツ内に挿入する画像を作成しましょう。

画像作成は本文作成と同時行ってもいいのですが、ライティングの流れを断たないように、後からまとめて画像を作成するのがおすすめです。

その代わり、上述したようにどのような画像を挿入するのか具体的にイメージして挿入箇所も決めておきましょう。

画像は視覚的にわかりやすく情報を伝えるためだけでなく、ユーザーに飽きずに最後までコンテンツを読んでもらうためにも重要なのです。

ただし、画像を使いすぎるとページの表示スピードが遅くなる可能性もあります。表示速度の遅延は、ユーザーの離脱にもつながるため、画像サイズを最適化した上で使用することをおすすめします。

記事内容に合うようにタイトルやリード文などを調整する

本文の作成が終わったら、最初に設定したタイトルやリード文などがコンテンツの内容に相応しいものかを確認してください。

特に、タイトルはSEO対策でアクセス数を大きく左右します。クリック率を高めるために本文ではほとんど触れられていない文章を含めてしまっているサイトも見かけますが、これは絶対にやめましょう。

検索ユーザーに不利益を与える行為となり、WEBサイトの信用を貶めるだけでなく、Googleなどの検索エンジンからも低評価を受けます。

コンテンツに含まれるベネフィットをユーザーや検索エンジンに明確に伝えるタイトルやリード文となっているか確認し、調整してください。

文章校正とコピー率のチェックを行う

タイトルやリード文の最終調整が済んだら、内容のチェック、校正、コピー率のチェックを行います。

SEOコンテンツの作成はとても大変な作業なので、せっかく作成したコンテンツはそのまま公開したいところですが、ユーザー目線で見て対策キーワードに対して本当に相応しい内容となっているか必ずチェックするようにしてください。

フラットな目線で見るために、コンテンツ作成直後ではなく、一晩おいて翌日にチェックするのがおすすめです。良質なSEOコンテンツを作成するため、妥協せず何度でもチェック・校正を行いましょう。

なお、他のページの内容と酷似したり、同じようなコンテンツになっているとコピーコンテンツとして検索エンジンから低評価を受けることがあります。

コンテンツを作成したら必ずコピー率のチェックも行いましょう。

コンテンツ作成後のチェックポイント
  • 自分でも読みたいと思うわかりやすく納得できるコンテンツになっているか
  • 検索ユーザーの悩みを解決するコンテンツになっているか
  • 自分のエゴではなく、本当にユーザーのためになる内容になっているか
  • このコンテンツの内容を見て次の行動に移ることができるか
  • 誤字脱字はないか
  • 読んでいて冗長な表現はないか
  • 競合サイトのコンテンツよりも良質なコンテンツになっているか
  • コピー率が高くないか

HTMLマークアップ・構造化データマークアップをする

コンテンツを上位表示するためには、Googleなどの検索エンジンにもコンテンツの内容を正しく認識してもらわなければなりません。

そのために、HTMLマークアップや構造化データマークアップで検索エンジンにコンテンツの内容を伝えましょう。

特に、以下の基本的なHTMLタグは適切に使用できる必要があります。

構造化マークアップのポイント
  • hタグ
    必ず<h1><h2><h3>の順で使いましょう。デザインのために、h2の次にh4を置いたりするといったことは避けるべきです。
  • 箇条書き<ol><ul>
    改行ではなく、<ol><ul>タグで、箇条書きであることを検索エンジンに伝えましょう。
  • 引用<blockquote>
    <blockquote>を使って他サイトや参考資料などから引用した箇所をGoogleに示しましょう。
  • <table>
    表を作成する際は<table>タグを使いましょう。SEOのトレンドでもある強調(フィーチャード)スニペットにも現れやすくなります。
  • 画像<alt>
    先程も出てきましたが、画像には<alt>タグを使って、画像が何を指すのかを検索エンジンに明記しましょう。

HTMLタグに関する詳し情報は『SEOに効果的な10個のHTMLタグの書き方とは?【2024年最新版】』にてご覧いただけます。

プレビューでコンテンツをチェックして公開

作成したコンテンツがパソコンやタブレット、スマートフォンなど各デバイスできちんと表示されれているか確認してから公開しましょう。

これでようやくSEO対策コンテンツの公開が完了したわけですが、良質なコンテンツを追及するためにはこれで終わりではありません。コンテンツ公開後は、順位や競合サイト、最新情報、ユーザー動向など、状況に応じて作成したコンテンツのリライトが必要となってきます。

修正・改善を繰り返して、常にユーザーにとって最適なコンテンツを提供している状態を目指しましょう。

SEO対策に必須!おすすめコンテンツ作成ツール

ここまででご紹介したコンテンツの作り方に従って作成すれば、きっと良質なコンテンツを作成できるようになっているはずです。

しかし、やはりSEO対策未経験では初めから最高のコンテンツを作成するのは難しいかもしれません。

そこで最後に、たとえSEO未経験者でも高品質なSEOコンテンツが作成できるツールをご紹介します。

EmmaTools

EmmaToolsのバナー

EmmaToolsは、SEOライティングに特化したSEOツール。検索エンジンで上位表示している他社サイトを自動で分析し、コンテンツ内で使うべきキーワードと、その重要度を表示してくれます。

上記でご紹介した良質なSEOコンテンツ作成に必要な機能も備わった万能仕様のSEOツールです。

EmmaToolsの機能例
  • キーワード分析
  • 競合サイト分析
  • コピー率チェック機能
  • コンテンツ作成・改善
  • 検索順位チェック

さらに、独自のアルゴリズムで作成したコンテンツの『SEOにおける質』をスコア化してくれるので、SEO効果の高いコンテンツかどうかが一目瞭然。SEO対策未経験の方でもプロレベルのライティングが可能になります。

SEOスコアを測定してくれるSEOツールは、EmmaToolsだけ。

これからSEOコンテンツの作成に取り組んでいきたい方、もしくは一度書いたコンテンツが上位表示せずにお悩みの方は、無料トライアルも実施しているので、ぜひチェックしてみてください。