Webサイトを立ち上げてみたものの、「アクセス数がなかなか増えない」「自分のSEO対策が正しいのか不安」などのお悩みはありませんか?
検索順位で上位を狙い、アクセス数を増やすためには、SEO対策が欠かせません。
SEO対策は外注も効率的ですが、「検索エンジンが求めるもの」と「検索ユーザーにとって本当に役立つものが何か」を押さえておけば、自分で行うことも可能です。
本記事では、初心者が自分でSEO対策をするやり方や注意点と、SEO対策に役立つツールや本を紹介します。
SEO対策の失敗を避けたい方や、Webサイトの成果に悩んでいる方は必見です。
SEO対策は自分でできる?
SEO対策は、自分で行うことが可能です。ただし、成果を出すには正しい知識を身に付けて、継続して取り組む必要があります。
SEO対策は専門的なイメージを持たれがちですが、基本的な考え方や手順を理解すれば、初心者でも少しずつ実践していくことができます。
重要なのは、短期的な成果を求めすぎず、検索するユーザーにとって役立つ情報の提供を積み重ねていくことです。
【コラム】2026年のSEOの動向
SEOの評価基準は、業界のトレンドやユーザーのニーズ、検索アルゴリズムのアップデートなどの影響を受け、変化していきます。
そのため、自分でSEO対策を行う際は、最新のSEO評価の基準を把握することが欠かせません。
近年のSEOは、検索順位だけで評価されるものではなくなりつつあります。
理由は、検索結果の最上部にAI Overview(AIによる要約回答)が表示されるケースが一般的になりつつあるためです。AIで回答を得られるケースが増えているため、検索結果で上位に表示されていても、必ずしもクリックや流入につながらない場面が増えています。
したがって、検索順位だけを見るのではなく、AIの回答内で参照されているかどうかや、指名検索・再訪問につながっているかといった観点も含めて対策に取り組むことが重要だと考えられます。
そのためには、コンテンツの専門性や信頼性、「ユーザーの疑問にどれだけ丁寧に答えているか」といった点が、より重視される傾向にあります。
自分でできるSEO対策の種類
自分でSEO対策を行う際は、まずSEO対策に必要な施策や業務を把握する必要があります。
SEO対策の施策は、大きく分けて以下の4つがあります。
- コンテンツ制作
- ユーザー動向の最適化
- 内部要因
- 外部施策
それぞれの施策の具体的な内容を見ていきましょう。
コンテンツ(記事)制作
SEO対策の基本となるのは、コンテンツ(記事)制作です。
ユーザーが検索しているキーワードから、何を知りたいのか検索意図を考え、求める情報を網羅した内容の記事を作成します。
コンテンツを作成する際には、タイトルや見出し、Meta Description(メタディスクリプション)※1から、記事の内容がわかるようにしましょう。
文章は、ユーザーが知りたい情報を簡潔に、わかりやすく書くことが大切です。
また、効率よくキーワードを選定したり文章の評価を確認するために、「EmmaTools」などのSEOツールを活用するのもおすすめです。
※1 Meta Descriptionとは、検索結果画面のサイトタイトル下に表示されるサイト概要のこと
ユーザーの行動を意識した最適化
Webコンテンツにおいて重要なのが、「ユーザーにとって読みやすく、わかりやすいページにする」こと。
具体的には、記事の内容をわかりやすくするように画像や表を挿入したり、専門用語を用いる時はふりがなや注釈を入れたりします。
また、記事の内容に対し、既に別ページで詳しい解説をしている場合、内部リンクでユーザーが簡単に関連ページにたどり着ける導線を作ることも大切です。
関連しているページとの内部リンクはお互いの評価を上げられるだけでなく、検索エンジンのクローラーがより回りやすくなり、ユーザーの滞在時間を伸ばすことにもつながります。
内部要因
内部施策とは、検索エンジンに「このページは何について書かれているか」を正しく伝えるために、サイト内部を整えるSEO対策のことです。
例えば、タイトルタグや見出しタグを適切に設定することで、検索エンジンに「この記事は〇〇というキーワードについて書かれたコンテンツである」と伝えることができます。
サイト全体の構成を整えることも、内部施策の一つです。例えば、対策したいキーワードが「SEO」である場合、「SEO 書き方」「SEO対策 とは」など関連したコンテンツを整理することで、検索エンジンがサイト全体のテーマを把握しやすくなり、評価向上につながります。
外部施策
外部施策とは、他サイトやSNSなど、サイト外からの評価を高めるための取り組みのことです。
代表的なものに、他サイトに自社のページを貼ってもらう被リンクの獲得や、SNSでのシェアや口コミがあります。
ただし、被リンクは自社で直接増やせるものではありません。外部施策はあくまで、有益なコンテンツを通じて自然に紹介・引用されることが重要とされています。
例えば、自社サイトの内容と関連性が高く、信頼性のあるサイトからのリンクは、Googleから評価を受けやすくなります。
SNSでのシェアや口コミも、検索順位に直接影響する要因ではありませんが、記事の認知拡大や間接的な被リンク獲得につながる可能性があります。
【初心者向け】自分でできるSEO対策のやり方
SEO対策において、「これを守れば必ず順位が上がる」という明確な基準はありません。しかし、ポイントを押さえることで、検索エンジンやGoogleの求めるコンテンツを作成することができます。
Googleが求めるのは、「ユーザーファースト」なコンテンツです。
ユーザーファーストとは、ユーザー(=検索する人)のニーズ(知りたい情報、課題や疑問の解決方法)に応えることを最優先してコンテンツを作ること。
ここからは、ユーザーファーストなコンテンツ作り(SEO対策)の手順を紹介します。
- メインキーワード選び
- 読みやすい文章でライティングする
- SEOの基本的なコーディングを行う
- 内部リンクを設置する
- Meta Description(メタディスクリプション)を設定する
- 確認・公開
SEO対策を自分で行うときの注意点
自分でSEO対策を始める前に、初心者が陥りやすい注意点を押さえておきましょう。
- SEO対策はすぐに成果が出ない
- 長期的な記事の更新や改善が必要
- キーワードの詰め込みや被リンクの購入は評価低下につながる
- 「ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作ること」が最優先
まず大切なのは「SEO対策はすぐに成果が出るものではない」ということ。検索順位はコンテンツの質だけでなく、サイト構造やユーザーの反応など、さまざまな要素に影響されます。すぐに結果が出なくても焦らず、地道に改善を続けることが重要です。
また、初心者がやりがちな失敗として、キーワードの詰め込みや過剰な内部リンク設置、被リンクの購入などがあります。こうした行為は、かえって検索順位を下げるリスクがあります。
まずは「ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作ること」を最優先に考え、基本的なSEO施策を順番に取り入れるのが安全です。
メインキーワード選び(検索意図を理解する)
SEO対策を自分で行ううえで、最初に取り組むべきなのが「メインキーワードの選定」です。
検索エンジンを利用するユーザーは、何らかの目的(検索意図)を持って、キーワードを入力します。
SEO対策を自分で行う際にまず重要なのは、「どのキーワードを狙うか」ではなく、そのキーワードで検索する人が何を知りたいのかを正しく理解することです。
検索意図は大きく分けて情報型、行動型、案内型に分かれます。SEOに関するキーワードを例に見てみましょう。
| 検索意図の種類 | ||
|---|---|---|
| 情報の種類 | 例となるキーワード | 求めている情報 |
| 情報型 (Informational) |
SEOとは / SEO 効果 | SEOの基礎知識や考え方を知りたい
(お悩みを抱え、解決方法をさがしている) |
| 行動型 (Transactional) |
SEO ツール / SEO ツール 比較 | 具体的なツールやサービスを探している
(購入する前に商品をもっと詳しく知りたい、相場や価格を知りたい) |
| 案内型 (Navigational) |
SEO ツール 使い方 | すでに利用しているものの操作方法を知りたい
(購入済み商品の使い方を知りたい) |
上記のようにSEOに関するキーワードでも、検索意図はさまざまです。また「SEOがなにかわからない人」「SEOツールの操作方法を学びたい」など、キーワードによって検索する人の段階が異なることもわかります。
例えば、「SEOとは」で検索しているユーザーに、いきなりSEOツールのメリットや価格を紹介しても、求めている情報とずれてしまいます。
逆に、「SEO ツール」で検索しているユーザーに、SEOの歴史や定義だけを説明しても、満足度は高くならないでしょう。
キーワード選定については、以下の記事で詳しく解説しています。
わかりやすい見出しを作成する
キーワード選定と検索意図の分析を終えたら、タイトルと見出しの作成に移ります。
コンテンツには、内容を要約したタイトルと、それぞれの文章をブロックに分けたときの見出しを設定できます。
コンテンツを読むユーザーは、最初に本文をじっくり読むとは限りません。多くの場合、タイトルや見出しをざっと見て「自分に必要な情報があるか」を判断します。
ユーザーの興味を惹くためには、「この章に何が書いてあるのか」がすぐに分かる内容にすることが重要です。
またSEO対策では、見出しを使ってコンテンツの構成を整理することで、検索エンジンにもページ内容を正しく伝えやすくなります。
読みやすい文章をライティングする
タイトルや見出しを決めたら、本文をライティングします。
本文では、メインキーワードや関連キーワードを意識しながら、検索ユーザーが求めている情報をわかりやすく整理して伝えることが大切です。
特に注意したいのが、想定読者の知識レベルに応じた言葉の使い方をすること。例えばSEOに関する記事の場合、読者が初心者と想定される際は専門用語を最小限に抑えつつ、中〜上級者向けの場合は正確な用語を用いて簡潔に説明することがポイントです。
SEO対策では検索ユーザーの立場に立ち、「この情報は本当に分かりやすいか」「疑問がきちんと解消されているか」を意識して文章を書きましょう。
また、文章構成に迷ったときは、PREP法(結論 → 理由 → 具体例 → 結論)の順番を意識すると、要点が伝わりやすくなります。
PREP法は、最初に結論を示すことで検索ユーザーが「このページに求めている答えがあるか」を素早く判断できるため、Web記事に適している方法です。
理由や具体例で内容を補足し、最後に再度結論をまとめることで、ユーザーの理解と納得感を高められます。
コンテンツを書き終えたあとは、必ず自分で読み返し、誤字脱字や分かりにくい表現がないかを確認してください。可能であれば、第三者に読んでもらい、率直な感想をもらうことで、より読みやすい文章に改善できます。
コーディングを行う
SEOでは本文の内容だけでなく、適切なコーディングも重要です。
コーディングとはHTMLを中心に、CSSなどを使ってソースコードを記述し、ブラウザで表示されるWebページを作成すること。
具体的には、タイトルタグや見出しタグを設定したり、重要な文章を強調したり、画像や表を見やすく整えたりします。
タイトルタグや見出しタグが正しく設置されていなければ、検索エンジンはページの内容を正確に理解できません。また、ユーザーにとっても文章の構造が分かりづらくなり、「どこから読めばよいのか分からない」「内容が頭に入りにくい」と感じさせてしまう原因になります。
そのため、検索エンジンとユーザーの両方が内容を理解しやすいよう、正しい構造を意識したコーディングを行いましょう。
内部リンクの設置
新規コンテンツと、既存コンテンツとの間に関連性がある場合は内部リンクを設置しましょう。内部リンクを設置することでホームページを訪問してくれたユーザーが求めている情報を見つけやすくなります。
ユーザーの滞在時間も長くなるだけでなく、ページ同士の関連度が上がることでどちらのページも評価が上がるためSEO対策として効果があります。
内部リンクを設置する際は、リンクのアンカーテキスト(※4)が、リンク先のページ内容に沿うように調整しましょう。
また、アンカーテキスト内に対策キーワードが入りすぎている(意図的なSEO対策)とペナルティの対象になる可能性が生じるので注意が必要です。
※4 リンク先ページの内容を表す、クリックすると指定ページへリンクする文字列
Meta Description(メタディスクリプション)を設定する
自分でSEO対策を行う際に重要な要素となるのが、Meta Description(メタディスクリプション)の設定です。
メタディスクリプションとは、Googleで検索した際、タイトルの下に表示されるコンテンツ内容を要約した説明文のこと。
「どういう情報を紹介しているのか」「読むことでどういうメリットがあるか」などを100文字前後で簡潔に記載することで、クリック率の向上が期待できます。
メタディスクリプションには対策キーワードを自然に含めつつ、ユーザーが「読みたい」と思える内容にまとめましょう。
SEO対策に役立つツール・本の活用
コンテンツを作成したあとは、ツールを使って評価を分析し、改善していくことが大切です。
ここでは、SEO対策の分析に役立つツールと本を紹介します。
Google Search Consoleの活用

Google Search Consoleは、ユーザーがページに流入する前に検索したキーワードや、対策キーワードで検索されたときに検索結果ページに表示された回数を確認できるGoogle公式ツールです。
ページの表示順位やクリック率も確認できるので、SEO対策を進める方には欠かせません。
また、Googleに公開したページがどこにあるかを正しく伝え、検索結果に表示されやすくするためには、インデックス登録を行うことが重要です。
そのため、新しいコンテンツを公開したら、ページのURLをSearch Consoleに入力し、インデックス(登録)をリクエストしましょう。
- Google Search Consoleにログインする
- 「URL検査」をクリック
- インデックス(登録)したいページを入力し、検索
- 「インデックス登録をリクエスト」をクリック
Search Consoleを確認することで、「検索意図に合った対策ができているか」「検索エンジンに評価されているか」を確認できます。
Pagespeed Insightsの活用

PageSpeed Insightsは、ページの表示速度や操作性を数値で確認できるGoogle公式ツールです。
コンテンツの内容をわかりやすくするために、画像や動画を追加したり、レイアウトやデザインを加えたりすることで、インターネット上でのページ表示速度が落ちてしまうことがあります。
コンテンツを公開したあとは、PageSpeed Insightsを使って表示速度や操作性に大きな問題がないかを確認してみましょう。
表示速度は検索順位を単独で大きく左右する要因ではありませんが、極端に遅い場合はユーザーの離脱につながる可能性があります。そのため、Core Web Vitalsなどの指標を参考にしながら、ユーザー体験を損なっていないかを確認することが大切です。
Ahrefs(エイチレフス)で被リンクの評価をチェック

Ahrefs(エイチレフス)は、世界的に有名な分析ツールです。自社サイトはもちろん、競合サイト分析にも長けています。
Ahrefsは「競合サイトが、どのページから被リンクを受けているか」という点を調べられます。
被リンクされるコンテンツの共通点や特徴を分析することで、コンテンツ作成やリライトに役立つでしょう。
Google Analyticsの活用

Google Analyticsは、コンテンツを作成して公開したあと、該当ページにどの程度のユーザーが訪問し、どの程度滞在していたのかを解析できる無料ツールです。
ユーザーの行動から、コンテンツのどこを改善すべきかを判断できます。
急なアクセス数の増加や激減の際に、どのページが原因かをチェックできるため、SEO対策には必須です。
初心者が自分で学ぶときに役立つSEOの本
初心者がSEOの知識や基礎を体系的に身に付けるには、教本を活用するのがおすすめです。
以下の書籍は、初心者でもわかりやすくSEOの基本を学ぶことができます。
いちばんやさしい新しいSEOの教本 第3版
画像引用元:Amazon
| 書籍名 | いちばんやさしい新しいSEOの教本 第3版 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方 E-E-A-T対応 |
|---|---|
| 著者 | 江沢 真紀、コガン・ポリーナ、西村 彰悟 |
| 出版社 | インプレスブックス |
| ページ数 | 256ページ |
| 価格(税込) | 1,848円 |
「いちばんやさしい新しいSEOの教本」は、SEO対策のプロ講師3名が解説しているSEOの教本です。
キーワード選定や内部対策の知識からAIとSEOの関係性など、SEO対策に必要な内容を幅広く解説しています。
豊富な図解を用いて解説しているので、初心者でも理解しやすいでしょう。
10年つかえるSEOの基本
画像引用元:Amazon
| 書籍名 | 10年つかえるSEOの基本 |
|---|---|
| 著者 | 土居健太郎 |
| 出版社 | インプレスブックス |
| ページ数 | 136ページ |
| 価格(税込) | 1,628円 |
「10年つかえるSEOの基本」は、トレンドではなく「変わらないSEOの考え方」を身につけられる入門書です。
「検索エンジンはどんなことをしているか」「検索する人の気持ちと行動は?」などSEOの前提から、キーワードの反映方法やコンテンツの作り方など実践的な知識まで紹介しています。
初心者がSEOの本質を理解するのにぴったりな一冊です。
SEO対策は自分でもできる
SEO対策は自分で行うことが可能です。その際、一番重要なのが検索意図を分析し、ユーザーが求める情報を提供すること。
また、タイトルや見出しの工夫も必要です。検索結果ページで表示される他のWebページよりもクリックしてもらうことを目指しましょう。
また、SEO対策は「作る」だけでなく、「分析や改善」も大切です。分析には、SEOツールや本記事で紹介したサイトを有効活用するのがおすすめ。
当社で提供しているSEOツール「EmmaTools」は、コンテンツの作成から効果測定まで、SEO対策に役立つ機能が搭載されています。
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