ナチュラルリンクとは?SEOへの影響や5つの獲得方法について解説!

ナチュラルリンクとは、他のサイトから自然にリンクされることを指し、SEO評価を高める重要な要素になります。

しかしながら、「ナチュラルリンクってそもそもどんなリンクなの?」「獲得する方法は何があるの?」といった疑問をお持ちではないでしょうか?

本記事では、ナチュラルリンクの定義や、ナチュラルリンクがSEOに与える影響、そして獲得するための具体的な施策をご紹介します。

また、SEOにおいて禁止とされているリンクスパムのご紹介や、最後には自社が受けているリンクの発見方法と、不自然なリンクの対処法なども解説しています。

是非最後までご覧ください。

ナチュラルリンクとは?特徴もあわせて解説

ナチュラルリンクとは、外部のウェブサイトが"自発的"に、自然な形で自サイトのコンテンツにリンクを貼ることを指します。

この「自発的」なリンクとは、金銭的な取引や強制的な方法を使わず、リンク元のサイト運営者が情報に価値を感じて自然に貼ることを指します。

例えば、自社独自の見解や調査データを公開した際に、他のサイトが情報を発見し、有益だと感じた上でその情報を紹介する形でリンクを貼る場合などです。

このように、ナチュラルリンクは意図的に獲得しようとするものではなく、自然に発生するものです。

では、具体的に「自然な形」のリンクとはどういうものなのか、イメージがつきにくい方もいらっしゃると思います。

そこで、続いてはナチュラルリンクの定義にあたる自然な形のリンクががどういうものなのか、特徴や共通点についてご紹介します。

自社と関連性の高いサイトからのリンク

1つ目の特徴は、自社の商材や業界と関連する他サイトからのリンクです。

そもそもSEO対策でリンクを貼るという行為は、基本的に情報を補完することを意味します。

具体的には、あるサイトの運営者が「この情報は自社に無く、ユーザーにとって役立つな!」と思ってその情報をリンクとして貼り、補完します。

この基本事項こそがナチュラルリンクの特徴として重要なのです。

というのも、リンク元のページが自社の商材や業界と密接に関連していなければ、そもそもリンクを貼る必要性が生まれません。

例えば、当社のようなSEOの情報を発信している場合、全く関係ないapple製品や自動車関連のサイトにリンクを貼ることは不自然ですよね。

一方、当社がGoogleの発表しているSEOの情報や、SEOのトレンドを発信しているサイトの情報を引用して、そのサイトにリンクを貼るのはごく自然なことです。

したがって、ナチュラルリンクは「自社と関連性の高いサイト」からのリンクが鉄則になるのです。

文脈の流れやアンカーテキストが適切なリンク


もう一つの特徴としては、適切な文脈の流れで紹介されたリンクや、リンクの文言(アンカーテキスト)がリンク先の内容と一致するリンクです。

例えば、あるwebページで「SEO対策」というテーマを取り上げたとします。このページ内で「SEO対策にはナチュラルリンクが重要です」という内容を紹介したときに、ナチュラルリンクを解説している本記事にリンクが設置されていれば、それは自然な形です。

また、仮に本記事をリンクで紹介する際、アンカーテキストが「ナチュラルリンクの基礎知識や獲得方法についてはこちら」という文言であれば、リンク先ページの内容を的確に表していますので、これも自然な形です。

このように、ナチュラルリンクの定義とする「自然な形のリンク」には2つの共通点が存在します。
これらの特徴から逸れるものは、不自然なリンクと見なされる可能性があるので注意しましょう。

SEOへの影響

続いて、ナチュラルリンクがもたらすSEOへの影響について解説します。
GoogleはSEOの評価基準として「PageRank」というアルゴリズムを導入しています。

PageRankはGoogleがサービスを開始した当初から使用されているコアランキングシステムの一つです。
引用元:https://developers.google.com/search/docs/appearance/ranking-systems-guide?hl=ja#link-analysis

PageRankはコンテンツの信頼性や重要性を評価する指標であり、リンクの数と質が基準となっています。そして、ナチュラルリンクはPageRankの「質」の要素に大きく関わる重要な要素と考えることができます。

というのも、ナチュラルリンクは、自社と関連性の高いサイトや業界内の信頼あるページからのリンクであるため、「信頼できる評価の証拠」となります。

そのため、検索エンジンはナチュラルリンクを元にそのページが信頼できる情報源だと判断し、PageRankに該当し、その結果SEO評価が高まるのです。

さらに、ナチュラルリンクがあることは、「リンクジュース(Webサイトのページ間でリンクを通じて伝わる評価や価値を指すSEO用語)」として、ページの評価を高めるだけでなく、サイト全体のSEO評価にも良い影響を与えます。

リンクジュースについては『リンクジュースとは?被リンクの重要性とSEO効果について』にて詳しく解説しています。

また、ナチュラルリンクには直接的なサイト流入の増加が見込めるといった良い影響もあります。

例えば、多くの流入があるページからナチュラルリンクを獲得できれば、そのページを訪れたユーザーがリンクを辿り、自社サイトに訪れる機会が増えますよね。

このようにナチュラルリンクがもたらす影響はSEO評価に留まらず、直接的なアクセスの増加にも貢献できるのです。

ナチュラルリンクに該当しない例

ここまでナチュラルリンクのメリットやSEOに及ぼす影響について解説しました。続いては、ナチュラルリンクに該当しない例をご紹介します。

一見、ユーザーの目ではナチュラルリンクと判断できても、実はナチュラルリンクには該当しない場合がありますので、是非知っておきましょう。

ナチュラルリンクに該当しない例
  • 金銭のやり取りや約束ごとで発生したリンク
  • 同じIPアドレスやドメインから貼られたリンク
  • 全く関連性のない海外のIPアドレスから貼られたリンク
  • nofollowタグが設置されているリンク

金銭のやり取りや約束ごとで発生したリンク

金銭のやり取りや契約によって発生したリンクは、ナチュラルリンクには該当しません。

Googleは、検索結果の公平性を保つために、金銭的な取引を介して獲得したリンクをスパムとして扱う可能性があると明言しています。

リンク自体やリンクを含む投稿に関して金銭をやり取りする。
引用元:https://developers.google.com/search/docs/essentials/spam-policies?hl=ja#link-spam

このように、リンク自体やリンクを含む投稿に関して金銭をやり取りし、それが検索順位を操作する目的で設置されている場合、Googleのガイドライン違反に該当し、SEOに悪影響を及ぼします。

ただし、金銭が発生するリンクが全てSEOで問題になるわけではありません。例えば、アフィリエイトプログラムなど、企業が広告として行うリンク設置は一般的に許容されています。

その違いは、適切なタグが設置されているかどうかです。Googleは、広告リンクやアフィリエイトリンクなどの商業的リンクには「sponsored」タグの使用を推奨しています。

sponsoredタグとは、Googleの検索エンジンに対し「このリンクは金銭や対価によって提供されたものであり、ナチュラルリンクではない」と明示するための属性です。

sponsoredタグが適切に設定されていれば、SEOへの悪影響を与えることはなく、Googleのポリシーに準拠した形でリンクを掲載することができます。

しかしながら、金銭のやり取りが発生しているリンク(sponsoredタグが設置されているリンク)はナチュラルリンクに該当しないことを覚えておきましょう。

同じIPアドレスやドメインから貼られたリンク

同じIPアドレスやドメイン内で過剰にリンクを設置する場合も、ナチュラルリンクに該当しません。

ナチュラルリンクの本質は、外部のサイトが自発的にリンク先のコンテンツを評価し、有益だと判断した結果として生まれるものです。

そのため、本来であればリンク元のサイトは、異なるIPアドレスやドメインを持つのが自然です。しかし、意図的にリンクを増やす行為は「サイト運営者が人工的にリンクを操作している」と判断される要因となり、SEO効果が期待できないどころか、最悪の場合ペナルティの対象になる可能性もあります。

例えば、同じ企業が複数のサブドメインを使ってサイトを運営し、そこから自社のメインサイトへと大量にリンクを貼るといった行為は、Googleのアルゴリズムから「意図的なSEO対策」と見なされる可能性が高いです。

ナチュラルリンクとは、第三者が価値を感じた結果として生成されるものであり、特定の運営者がコントロールできるものではないため、このようなリンクはナチュラルリンクに該当されません。

全く関連性のない海外のIPアドレスから貼られたリンク

全く関連性のない海外のIPアドレスを持つサイトからリンクが集まる場合もナチュラルリンクに該当しません。

例えば、日本語のみで書かれたサイトに対して、大量の英語や他言語のサイトからリンクが貼られていると、Googleはそれを不自然なリンクと判断し、SEO評価の低下につながります。

これは、被リンクを意図的に増やす行為として、ブラックハットSEOに該当される可能性があります。

ブラックハットSEOについては『ブラックハットSEOとは?施策の種類やホワイトハットSEOとの違いを解説』にて詳しく解説しています。

nofollowタグが設置されているリンク

リンク内にnofollowタグが設置された場合、ナチュラルリンクに該当しない可能性が高いです。

nofollowタグとは、HTMLのリンクタグに設定することで、検索エンジンのクローラーがそのリンクをたどらないよう指示するものです。具体的に、nofollowタグが使われる場面としては下記になります。

nofollowタグの活用シーン
  • 広告やスポンサー活動のために設置するリンクの場合
  • 信頼できないコンテンツへリンクする場合
  • リンク先をクロールさせたくない場合

例えば、有料のスポンサー記事やアフィリエイトリンクには、nofollowタグを設定することがGoogleのガイドラインで推奨されています。これは、金銭的な取引によって発生したリンクがSEOに影響を与えないようにするためです。

また、自社サイトと関係があっても、ページに記載された情報が信頼できない場合は自社サイトと関連性を持たせたくありません。そんなとき、nofollowタグを設置します。

そして、リンクを貼れば自社サイトから他社サイトへクローラーが移動し、自社サイトの評価が譲渡されてしまいますので、クロールをさせず、SEO評価の譲渡をしたくないケースの時にnofollowタグを使います。

このように、nofollowタグが設定されたリンクは「自然な形」とは異なり、何らかの理由がある場合に使用されます。

つまり、ナチュラルリンクの本質とはズレるため、該当しない可能性があるのです。

SEOでペナルティの可能性があるリンクスパムとは?

これまで、ナチュラルリンクには該当しないリンクの例をご紹介しました。
該当しないだけなら問題ではないですが、場合によってはGoogleが禁止しているリンクスパムに該当する可能性もあります。

ここでは「Googleが厳しく取り締まっているスパム行為」をご紹介します。

・ランキングを上げることを目的としたリンクの売買。次のような行為がこれに該当します。
・リンク自体やリンクを含む投稿に関して金銭をやり取りする
・リンクに関して物品やサービスをやり取りする
・特定の商品について記載してリンクを設定してもらうのと引き換えにその商品を送る
・過剰な相互リンク(「リンクする代わりにリンクしてもらう」)や、相互リンクのみを目的としてパートナー ページを作成する
・自動化されたプログラムやサービスを使用して自分のサイトへのリンクを作成する
・第三者のコンテンツ所有者に対し、アウトバウンド リンクに修飾属性を適用するかどうか選ぶ権利を与え・ずに、特定の利用規約や契約、または同様の取り決めの一部として、リンクを義務付ける
・ランキング クレジットをブロックしないテキスト広告またはテキストリンク
・ランキング クレジットを転送するリンク、または他のサイトで配布されている記事、ゲスト投稿、プレス・リリース内の作為的なアンカー テキスト リンクを含む記事に対して支払いが行われる記事広告やネイティブ広告。たとえば次のようなものです。
・質の低いディレクトリやブックマーク サイトのリンク
・さまざまなサイトに配布されるウィジェットに埋め込まれている、大量のキーワードを含む非表示のリンクや低品質のリンク
・さまざまなサイトのフッターやテンプレートに埋め込まれて広く配布されるリンク
・フォーラムでのコメントにおいて、投稿や署名の中に含まれる作為的なリンク。たとえば次のようなものです。
引用元:https://developers.google.com/search/docs/essentials/spam-policies?hl=ja#link-spam

Googleは、このような検索ランキングを操作する目的で不自然に作成されたリンクを「リンクスパム」として扱い、SEO評価に大きな被害が生じてしまいます。

特に注目すべきは、相互リンクの乱用です。サイト同士で意図的にリンクを交換し、SEO効果を高めようとする行為は一般的ですが、乱用することはスパムに該当してしまいます。

前述で解説したナチュラルリンクに該当しない例や、上記のリンクスパムを再度見直して、適切にSEO評価を高めていきましょう。

ナチュラルリンクを獲得する5つの方法

続いては、具体的にナチュラルリンクを獲得する5つの施策についてご紹介します。

ユーザーに価値のある情報の提供

ナチュラルリンクを獲得するためには、ユーザーにとって価値のある情報を提供し続けることが不可欠です。

その中でも特に重要なのが「最新の情報を発信すること」です。

SEO対策を進めているとよくありがちですが、コンテンツを公開したときは正しかった内容も、時間が経過することで誤った情報に変わる可能性があります。

特に、法律や医療、テクノロジーなどの分野では、制度の変更や技術の進化により、数年前の情報が現在では通用しないケースが多々あります。

SEOの分野でもGoogleのアルゴリズムは頻繁にアップデートされるため、過去に有効だったSEO対策が現在では効果が薄くなっていることもあります。

そのため、常に最新の情報をキャッチし、更新することで他のサイト運営者が「信頼できる情報源」として自サイトにリンクを貼る理由になります。

そのためにも、業界の動向を常にチェックし、定期的に記事をリライトすることが重要です。

したがって、価値ある情報を提供し、他のウェブサイトが自発的にリンクを貼りたくなるようなコンテンツ作成をすることが、ナチュラルリンク獲得の鍵です。

深堀した独自情報の提供する

ナチュラルリンクを獲得するためには、他にはない独自の情報を提供することも非常に重要です。

特定のトピックについて深く掘り下げ、専門的な見解や実際のデータ、ユーザーの声を取り入れることで、他のサイトが参考にしたいと思う価値の高い情報が生み出せます。

例えば、単に既存の情報をまとめただけの記事と、独自調査の結果や専門家のインタビューを盛り込んだ記事とでは、情報の信頼性や価値が大きく異なりますよね。

特に、業界に関する統計データや市場動向を調査し、具体的な数字とともに解説することで、より説得力のあるコンテンツとなります。このようなコンテンツは、他のサイトが情報源としてリンクを貼る可能性が高まり、ナチュラルリンクの獲得につながります。

また、ユーザーアンケートを実施してリアルな意見を集めるのも効果的な方法です。例えば、特定のサービスに関する満足度調査や、業界の最新トレンドについての意識調査などを行い、その結果を分析して記事に反映させることで、読者にとって新たな視点を提供できます。

こうした調査データは他のメディアにも引用されやすく、リンクを得る機会が増えます。

このように、他にはない深堀りした情報を提供することで、ユーザーにとって価値のあるコンテンツが生まれ、結果的にナチュラルリンクの獲得につながるのです。

インフォグラフィックの作成

インフォグラフィックは、情報を視覚的に整理し、直感的に理解しやすい形で伝える手法のひとつです。特に、複雑なデータや専門的な内容が理解しやすくなり、テキスト主体のコンテンツよりも他サイトやSNSでシェアされやすいという特徴があります。

この特性を活かし、高品質なインフォグラフィックを作成すれば、多くのサイトから自然にリンクを受ける機会を増やすことができます。

例えば、業界の市場動向を示す統計データをインフォグラフィックとしてまとめると、読者は文章を読まなくても、直感的に内容を理解できます。

その結果、他のブログやニュースサイトが「このデータは分かりやすい」と感じ、情報源としてリンクを貼る可能性が高まります。特に、権威のあるサイトからのリンクはSEOの観点でも有益で、検索順位の向上につながる要素となります。

また、適切なインフォグラフィックを加えることで、読者の理解度が向上し、ページの滞在時間が長くなるメリットもあります。

Googleは、ユーザーエンゲージメントをSEO評価の要素として考慮しているため、ナチュラルリンクの獲得だけでなく、SEO評価向上にも貢献します。

SNSのシェアボタンの設置

SNSのシェアボタンを設置することも、ナチュラルリンクを獲得する上で非常に有効な施策です。

というのも、コンテンツを読んだユーザーが、簡単な操作で自身のSNSに共有できる環境を整えることで、拡散の機会を大幅に増やすことができます。

特に、Twitter(現X)、Facebook、LinkedInなどのプラットフォームでは、業界関連の有益な情報や興味深いコンテンツが広くシェアされる傾向にあります。

シェアボタンは、単なる共有手段ではなく、ユーザーが「この情報は役に立つ」「他の人にも知ってほしい」と感じたときに素早く拡散できるようにする役割を持っています。

また、業界における著名人からのシェアが生じると社会的証明の効果も生まれ、さらなる拡散を促すことができます。

プレスリリースの発信

プレスリリースの発信も、ナチュラルリンクを獲得するための有効な手段です。

プレスリリースとは、企業や団体が自社の新しいサービス、製品、イベント、業績などの情報を、報道機関や専用の配信サービスを通じて発表する公式な情報提供の手段です。

つまり、一次情報を発信することになりますので、他メディアがそれを信頼できる情報源として扱う傾向があります。

これにより、業界関係者やメディアが情報をキャッチし、ニュースサイトやブログ、企業のオウンドメディアで紹介される可能性が高まり、自然な形でナチュラルリンクが生まれます。

不自然なリンクの発見方法や対処方法

最後に、自社サイトが不自然を受けていないかの発見方法や、発見した際の対処方法についてご紹介します。

まず、不自然なリンクを特定するには、Googleサーチコンソールを活用します。
Googleサーチコンソールには、サイトへリンクしている外部サイトの一覧を確認できる機能があり、そこから怪しいリンクを見つけることができます。

search consoleを使った不自然なリンクの発見方法
  1. Google Search Consoleにログイン
  2. 左カラムにある「リンク」をクリック
  3. リンクを受けているページのURLをクリック
  4. 「このページにリンクしている上位のサイト」からいずれかのサイトをクリック

上記の手順にて確認することが可能です。特に、関連性のない海外サイトなどを発見した場合には、SEOの評価を下げる要因となる可能性がありますので、次に対処法を参考にしてみましょう。

不自然なリンクを発見した際の対処方法としては「リンクの否認」があります。

Googleは「リンク否認ツール」を提供しており、これを利用することで、検索エンジンが問題のあるリンクを評価の対象外にするようリクエストできます。

この際、リンクの否認リストを適切に作成し、Googleに申請することで、SEOへの悪影響を最小限に抑えることが可能です。

ただし、リンクを否認する前に、まずはリンク元のサイト管理者に直接連絡し、削除を依頼するのが理想的です。

すべての管理者が対応してくれるわけではありませんが、誤って貼られたリンクや、過去に取引があったサイトのリンクであれば、削除に応じてもらえる可能性があります。

連絡しても対応が得られない場合に、リンク否認ツールを活用するのが効果的です。

まとめ

本記事では、ナチュラルリンクについて定義や特徴、さらにはSEOの影響についてもご紹介しました。

改めて、ナチュラルリンクとは「外部のウェブサイトが"自発的"に、自然な形で自サイトのコンテンツにリンクを貼ること」です。

本記事でご紹介したナチュラルリンクに該当しない例を念頭に、Search Consoleでリンクのチェックをしてみてはいかがでしょうか?

自社がSEO観点でリンクの対策をしていても、スパムに該当するようなサイトからのリンクを受けている場合には要注意ですので、発見した場合には対処していきましょう。

また、本記事でご紹介した独自情報の提供や、インフォグラフィックの作成、プレスリリースなど、リンク獲得の施策を試していただき、SEO対策にお役立ちできれば幸いです。

当社では、ナチュラルリンクの広義である「外部リンク」について、SEOの影響や対策方法などを以下のページまとめていますので、是非チェックしてみてください。