検索結果において圧倒的な存在感を誇る強調スニペット(Featured Snippets)。

検索結果の1位よりも上部に表示されることからポジションゼロとも呼ばれており、2019年のSEO対策において非常に重要な対策項目の1つです。

WEB担当者やブログの運営者であれば、強調スニペットの対策方法が気になるのではないでしょうか。

当ページの前半では、強調スニペットとは何で、SEO対策においてなぜ重要かを紹介。後半で、強調スニペットの対策方法に関してお伝えしたいと思います。

SEO対策の最新トレンドが分かるとともに、簡単にできる強調スニペットの対策方法が分かるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

強調スニペット(Featured Snippets)とは?

そもそも強調スニペットとは何なのでしょうか?強調スニペットとは、ユーザーが質問系の検索を行った際にGoogleの検索結果上部に表示される回答のことです。

試しに、『強調スニペット とは』と検索エンジンに入れてみると、下記画像のように表示されました。赤で囲んである箇所が強調スニペットです。

強調スニペットとは?

普段からGoogleの検索エンジンをお使いであれば、1度は見たことがあるでしょう。このように、検索結果の1位よりも上位に表示されるために、ポジションゼロ(0位)と呼ばれており、非常に目立つ存在です。

ユーザーの注目を集める強調スニペットに表示されていれば、より多くの流入数(ahrefsに寄れば8.6%のクリック率)が見込めるため、2019年のSEO対策においては非常に重要だと言われています。

ただ、この強調スニペットは、すべての検索語句(キーワード)対して表示されるものではありません。検索語句によっては強調スニペットが表示されないこともあります。

また、同じ検索語句でも強調スニペットが表示される場合と表示されない場合もあります。

強調スニペットの種類

続いては、強調スニペットの種類に関して見ていきましょう。強調スニペットの種類は上記のタイプを合わせて主に4タイプ存在します。

パラグラフ型

強調スニペットとは?

先程の強調スニペットは文章と画像で構成される最もスタンダードなパラグラフ型の強調スニペット。『◯◯ とは?』といったタイプの検索語句で表示されるものです。

この場合は『強調スニペット とは』という質問に対して、端的な回答が表示されています。

テーブル型(表)

テーブル型の強調スニペット

続いては、テーブル型。その名の通り、テーブルで表示される強調スニペットのことです。主に、『〇〇 料金』や『〇〇 時刻表』といった検索語句に対して表示されます。

こちらは『東京 大阪 新幹線 料金』の検索語句に対して表示された強調スニペットです。

この強調スニペットに表示されたページを訪れてみると、このようなテーブルがありました。

強調スニペット引用元のページ

このようにGoogleは、ページ内にあるテーブルの一部を引っ張ってきて、強調スニペットの中で表示しているのです。

リスト型

リスト型の強調スニペット

リスト型の強調スニペットは、『〇〇 手順』や『〇〇 方法』といった検索語句で検索した際に表示されることが多いです。

こちらは『パスワード変更 方法』で検索した際に表示された強調スニペットとなります。

こちらのリスト型強調スニペットに表示されるのは、基本的にリストタグのHTMLで記述しているものや、<h2>で記述されている部分です。

動画型

動画の強調スニペット

4つ目は動画型の強調スニペット。こちらは『テントをセットアップする方法』と検索した際の検索結果となります。

関連する解説動画があるだけでなく、この部分を見ることをおすすめしますというサジェスト機能もあり、非常に便利です。

このように強調スニペットは、文字と画像のスタンダード型、表で表されるテーブル型、リスト型、動画型の主に4種類から成り立つものです。

ナレッジグラフやリッチスニペットとの違い

強調スニペットと同様に検索結果外に表示されるものの中にはナレッジグラフや、名前が似ているリッチスニペットというものもあり、これらは混同されることが多いです。

ここでは、強調スニペットとナレッジグラフ、強調スニペットとリッチスニペットの違いを解説致します。

強調スニペットvsナレッジグラフ

ナレッジグラフとは、検索語句からGoogleがユーザーが知りたいであろう関連性のあるデータを整理して提供するもの。ユーザーが他のサイトを訪問して自分で情報収集を行わなくても、疑問が解決できるようにするのが目的です。

次の例は、『アラジン』と検索した際に表示されたナレッジグラフとなります。

アラジンのナレッジグラフ

公開年、ジャンル、映画の長さなどの基本情報から、評価、音楽、キャストの情報までひと目で分かるようにGoogleがまとめてあるのがナレッジグラフです。

一見すると、強調スニペットとナレッジグラフは似ていますよね。しかし、その構造は似て非なるものです。

強調スニペットとナレッジグラフの主な3つ違いまとめましたのでご覧ください。

強調スニペット ナレッジグラフ
表示場所 最上部 右側(モバイルでは上部)
掲載方法 あるWEBサイトの一部を抜粋 Googleが関連情報をまとめる
内容変更 できない できる

このように、表示される形式が似ているために混同されがちな強調スニペットとナレッジグラフですが、両者は全く別のものです。

中でも一番の違いは、強調スニペットがあるWEBサイトの一部を抜粋するものであるのに対して、ナレッジグラフはGoogleが関連情報をまとめたものであるという点。

つまり、ナレッジグラフは対策のしようがありません。

リッチスニペットとの違いは?

強調スニペットとリッチスニペットは言葉が似ているために混同されやすいですが、ひと目で分かる別物です。下記の赤枠で囲ってあるのがリッチスニペットの例となります。

すしざんまいのリッチスニペット

このようにリッチスニペットとは、ページタイトルの下に表示される通常のスニペット(3行ほどの説明文)を発展させたもので、レビューや価格帯などを表示するものです。

強調スニペットとは、表示される場所も、内容も異なります。

さてここまでは、強調スニペットの基本情報に関して解説してきました。

続いては、強調スニペットの対策方法を紹介したいと思います。

強調スニペットの対策方法

ahrefsが200万もの強調スニペットを研究した結果によれば、強調スニペットに入ることで、8.6%ものクリック率(CTR)が見込めるとのこと。そのクリック率からも強調スニペットに入ることがどれだけのSEO効果をもたらすか明らかでしょう。

ここでは、「では、どうすれば強調スニペットに入れるの?」という疑問に対して、ahrefsで紹介されている方法を解説していきたいと思います。

*参考:https://ahrefs.com/blog/find-featured-snippets/

強調スニペットチャンスを見つける

前述のahrefsの調査によると、強調スニペットに入るページは1位~10位の中から 99.58%の確率で選ばれると言います。

つまり、強調スニペットに入るには、対策したい検索語句(キーワード)で10位以内に入っていることが大前提。

また、強調スニペットが表示されるタイプの検索語句であることも必要不可欠な条件です。

まとめると、まずやるべきことは下記の2つです。

  • 対策したい検索語句で10位内にランクインしているWEBページを探す
  • 強調スニペットが表示されるタイプの検索語句を探す

これは、ahrefsを利用して以下の手順で進ましょう。

『サイトエクスプローラー』→『ドメインを入力』→『オーガニックキーワード』→『順位1~10位』→『SERP機能』→『Featured snippet』

ahrefを使って強調スニペット対策

すると、今現在10位以内にランクインしていて、かつ強調スニペットが表示されている検索語句が表示されます。

これらの検索語句では、あなたのWEBページ、もしくはライバルのWEBページが強調スニペットになっているはずです。

もし、強調スニペットに載っているのがあなたのWEBページではない場合、以下の2つを試して強調スニペットを奪い取れるようにしましょう。

検索語句に対してシンプルで的を得た回答をする

検索エンジンにわかりやすいよう簡潔な文章を用意します。もし、ライバルのWEBページが強調スニペットになっている場合は、自ページと比較して、次ページは何が劣っているのかを探り、改善しましょう。

また、強調スニペットに載るためには、『まとめ』を作るのも1つの手です。パラフラフ型の強調スニペットは基本的に100~120字で構成されているため、100~120字のまとめを作成して、強調スニペットにピックアップされる仕掛けを作るのです。

HTMLのマークアップを見直す

Googleの検索エンジンはHTMLを読み取って記事コンテンツを理解します。そのため、HTMLを正しく使えていない場合には、いくら内容が良くても強調スニペットに入ることはないでしょう。

HTML項目は下記を確認することをおすすめ致します。

  • 【テーブルタイプ】表は画像ではなく、<table>タグを使って正しく記述できているか
  • 【リストタイプ】hタグや<li>タグを正しく使っているか(順序を示しているのに順不同の<ul>タグを使用していないかなど)

まとめ:2019年のSEOトレンドを押さえて、ライバルに差をつけよう!

強調スニペットからは8.6%ものクリック率を見込めるため、2019年のSEO対策において欠かせない要素の1つです。

加えて、ahrefsを使うことで強調スニペットに載るチャンスがある検索語句と自サイトのページを洗い出すことができます。

あとは、上記の方法に沿って対策をするだけで、多くの新しい流入が見込めるかも知れません。みなさんも早速試して見てはいかがでしょうか。

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それでは最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。EXIDEA JOURNAL編集部の吉高がお送りしました。

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