日本国内における検索エンジンシェアの72%を誇るGoogle。そのGoogleでSEO対策を行い、対策キーワードでの上位表示に成功することは、WEB集客および事業成長の鍵となります。

では、どうすればGoogleで上位表示に成功できるのでしょうか?

それは、Googleが推奨している正しいやり方でSEO対策を行うことでしか達成できません。

ここでは、Googleの検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド(少々小難しい)で紹介されている正しいやり方を、わかりやすく解説していきます。

読んでいただければ、GoogleのSEO対策の本質が理解でき、よりレベル高いSEO施策を打てるようになりますので、早速見ていきましょう!

検索エンジンの働きを理解する

Googleのアルゴリズムを理解する

GoogleのSEO対策をマスターする前に、まずは検索エンジンそのものがどのような働きをするのか、理解する必要があります。

検索エンジンの役割は次の3ステップ。

クローリング(Crawling) ページの情報を収集する
2 レンダリング&インデキシング(Rendering&Indexing) ユーザーにどのように見えるか確認してから、検索エンジンのデータベースに格納する
3 ランキング&サービング(Ranking & Serving) 検索キーワードに対してページをランク付し、検索結果として提供する

 

この検索エンジンの動きを基に考えれば、GoogleがそのページをクローリングできることがGoogleのSEO対策における大前提。そして、Googleがわかりやすいページを作ること、ユーザーに対して質の高いコンテンツを提供することが求められます。

検索エンジンの働きが理解できないと、SEO対策のスタートラインに立てないので、前提条件としてしっかり理解しておくことが重要です。

また、Googleにインデックスされているかを確認するには、Googleの検索窓に、『site:ページのURL』を入れて確認してみましょう。

例:
site:https://emma.tools/magazine/google-seo

これで、インデックスされていない場合は、Google Search Consoleでインデックス登録を行います。

では、基本事項はここまでにして、ここからはGoogleの公式ガイドラインを基に、GoogleのSEO対策方法を解説致します。

Google公式のSEOガイドラインを紹介

このガイドラインは、『検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド』と呼ばれるもの。ここで紹介されている施策を行い、改善をしていくことで、検索結果を大きく向上させる可能性があるとGoogleは明文化しています。

スターターガイドの概要は以下の通りです。

  • Google がコンテンツを見つけられるようにする
  • クロール対象外のページを Google に指示する
  • Google(とユーザー)がコンテンツを理解できるようにする
  • Google 検索結果での表示を管理する
  • サイトの階層を整理する
  • コンテンツを最適化する
  • 画像を最適化する
  • サイトをモバイル フレンドリーにする
  • ウェブサイトを宣伝する
  • 検索のパフォーマンスとユーザーの行動を分析する

これらの10項目はどれも非常に大事なのですが、少々長いので、WEBサイト運営を事業として行う私たちが、特に大事だと思う6つの項目を、このページでは解説していきます。

Google がコンテンツを見つけられるようにする

Google がコンテンツを見つけられるようにする

検索順位を上げるには、あなたのサイトがどんなサイトなのか、Googleに正しく認識してもらう必要があります。その代表的な方法はサイトマップを作成することです。

サイトマップを作成する

サイトマップとは簡単に言えば、サイト全体の構造を記載している、いわゆるサイトの地図のようなページのこと。Googleの検索エンジンにサイト内容をわかりやすく伝える役目を果たします。

サイトマップはクローラー用とユーザー用の2種類ありますが、この場合はクローラー向けのサイトマップ、XMLサイトマップのこと。

特に、WEBサイトが以下に当てはまる場合、Googleはサイトマップが必要だとしています。

サイトのサイズが大きい場合

サイトのサイズが大きい場合、新しく作成したページや更新したばかりのページが、クロール(Googleのロボットが回遊すること)されない可能性があるためです。

サイト内で、リンクが無い、もしくは適切にリンクされていないページが多い

リンクされていない、自然なリンクが無いページが多い場合は、クローラーから漏れる可能性があります。そのため、サイトマップを作成し、Googleに認識させることで抜け漏れを防がなくてはなりません。

WordPressであれば、プラグインを使って簡単に作成できるため、必ず作成しましょう。

クロール対象外のページを Google に指示する

先ほどは、GoogleにページをインデックスしてもらうことがSEO対策の基本だと述べましたが、クローラーのアクセスを制限する必要がある時もあります。

その際はrobots.txtでアクセス制限対策をとりましょう。

robots.txtでアクセス制限をする

robots.txtでアクセス制限をする

robots.txtはクローラーからのアクセスを制限するファイル。アクセスを許可しないページを決めることで、重要なページにクローラーの訪問数を増やし、上位表示を実現するSEOの施策です。

なぜ制限する必要があるのかと言いますと、実はクローラーが訪問できるページの数は限られているため。限りあるGoogleクローラーのリソースを重要な箇所に配分するために、訪問しないページを決める必要があるのです。

Google(とユーザー)がコンテンツを理解できるようにする

Google(とユーザー)がコンテンツを理解できるようにする

Googleにコンテンツを正確に理解してもらうことは、検索エンジンの仕組みにもあったように非常に重要。そのため、GooglebotにはJavaScript ファイル、CSS ファイル、画像ファイルへのアクセスを許可しましょう。

その上で、次の4つを行う必要があります。

  • ユニーク(固有)なタイトルをつける
  • メタディスクリプションを設定する
  • 見出しタグ(特にh2)を設定する
  • 構造化データでマークアップする

ユニーク(固有)なタイトルをつける

タイトルはWEBページでもっとも重要な要素の1つです。タイトルはユーザーの興味を引き、かつページの内容が端的に伝わるものにしましょう。

良い例:「GoogleのSEOで大切なことは、Googleが教えてくれた【2019最新版】」
悪い例:「無題」、「新しいページ 1」のようなデフォルト設定や「Google、SEO、タイトル、クローラー」のような不自然なキーワードの羅列

タイトルはユーザーがページをクリックする際に大いに参考になります。クリック率の上昇に寄与する大きな要素なので、いろんなバリエーションをテストしながら、最適なタイトルを探ってみてください。

また、魅力的なタイトルの付け方に関してはこちらでまとめておりますので、ご参考にしていただければと思います。

メタディスクリプションを設定する

メタディスクリプションは昔のように、書いてあるだけでSEO効果を発揮するものではありませんが、検索結果に表示されますし、タイトル同様にクリック率を左右するためにとても重要です。

ページの内容を端的に伝えるような、ユーザーにとってわかりやすいものを設定しましょう。

また、メタディスクリプションに関してもこちらの記事でまとめておりますので、ご参考にしていただければと思います。

見出しタグ(特にh2)を設定する

見出しタグ(hタグ)は、本でいうところの目次や第○章にあたります。

情報を内容ごとに区切ることで、ユーザーにもGoogleにもわかりやすいページ構成にすることができ、SEO効果が高まるため、適切なカタチで設定しましょう。

構造化データでマークアップする

構造化データとは、HTMLの情報が何を意味するのか、Googleのクローラーが理解できるようにタグ付けしたものです。

Googleクローラーの技術が発達してきたとはいえ、まだまだ人間の認知能力とは差があります。人間であれば、表示される情報を見れば、それが人の名前なのか、会社の電話番号なのか理解できますが、クローラーはそうはいきません。

そのため、構造化データでマークアップすることで、Googleの検索エンジンにも言葉の意味が伝わり、その結果、Googleがコンテンツ内容をより把握しやすくなるのです。

また、構造化データを用いることで、Googleの検索結果ページにリッチスニペットが表示されます。リッチスニペットとは、検索結果に現れるタイトルとメタディスクリプション以外の情報のこと。画像や、5つ星での評価などがリッチスニペットに当たります。

リッチスニペットが表示されることで、よりユーザーの目を惹きやすくなり、クリック率が上がるなどのSEO効果が期待できます。

コンテンツを最適化する

コンテンツを最適化する

質の高いコンテンツを提供することは、Googleが何よりも評価することであり、検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド上でもそれは明記されています。

人を引きつける有益なコンテンツを作成すれば、このガイドで取り上げている他のどの要因よりもウェブサイトに影響を与える可能性があります。

そしてGoogleは、高品質のコンテンツには、時間、労力、専門知識、才能 / スキルのどれか1つが十分にあることが必要ともしています。では、有益な高品質コンテンツは具体的にどのようにしたら作れるのでしょうか。

ユーザーが求めていることを提供する

高品質コンテンツは、何よりもまず、ユーザーが求めているコンテンツである必要があります。そして、ユーザーが求めているコンテンツを作る方法は2つしかありません。

それは、検索キーワードから、ユーザー像とユーザーのニーズを導き出すことです。

ユーザー像:ペルソナを作る

ユーザー像とは、検索しているユーザーがどのような人なのかということ。マーケティング業界ではペルソナとも言います。

例えば、『ラグビー 日本代表』と一般的な語句で調べているユーザーは、ラグビーワールドカップで新しくファンになった人である可能性が高いです。

一方で、『オールブラックス ハカ』といったようなキーワードで検索しているユーザーは、ラグビーニュージーランド代表がオールブラックスと呼ばれていることを知っていて、かつ試合前の伝統儀式「ハカ」も知っているため、ある程度ラグビーに詳しいユーザーだと考えることができます。

このようにユーザーがどのような属性を持っているか、コンテンツを作る際には定義しておきましょう。属性によって、提供するコンテンツが変わってきます。

検索語句が、『ラグビー 日本代表』の場合は、初心者向けにわかりやすく簡単な内容にすることが望まれるでしょう。一方で、検索語句が『オールブラックス ハカ』の場合は、より専門的な内容であることが好まれると考えられます。

ニーズからコンテンツを設計する

ペルソナが設定できたら、検索キーワードからユーザーのニーズを考え、コンテンツを設計しましょう。

例えば、検索語句が『ラグビー 日本代表』の場合、ユーザーは以下のことが知りたがっていることがわかります。

  • ラグビー日本代表に選ばれたメンバー
  • ラグビー日本代表の歴史
  • ラグビー日本代表の対戦成績

そしたら、ある程度初心者に向けて、これらの内容を基に、コンテンツを作成していくのです。

また、『オールブラックス ハカ』の場合は、以下のユーザーニーズが考えられます。

  • ハカの歴史
  • ハカを踊る意味
  • ハカの種類
  • ハカの歌詞
  • ニュージーランド代表は他のスポーツでもハカを踊るのか
  • 他国でもハカを踊る国はあるのか?

繰り返しになりますが、ある程度ラグビーのことを知っているユーザーに向けて、上記の内容を基に、コンテンツを制作していきます。

E-A-Tが充実しているコンテンツにする

E-A-Tとは、専門性、権威性、信頼性を表すGoogleの造語です。コンテンツの品質を上げるためには欠かせない重要な概念なので、必ずチェックしましょう。

信頼性を確立する

ユーザーにとって信頼できるサイトであると感じてもらうことは非常に重要です。具体的には、下記の情報は絶対に必要だと、Googleは述べています。

サイトの運営者、コンテンツの提供者、サイトの目的を明確に示してください。

また、安全なサイトであると証明するには、安全な通信であることも求められます。SSL化されていることは必須なので、必ず設定しましょう。詳しくはこちらの記事をご参照いただければと思います。

専門性・権威性を明確に

コンテンツの品質はその内容の専門性、深さが大きく関わります。そのため、その道のプロが書く、もしくはプロに編集してもらうことが求められます。

サイト内のコンテンツは、そのトピックの専門家が作成または編集するようにしましょう。

特に、医療系や金融系のYMYL領域はユーザーの人生に大きな影響を与えかねないため、専門性・権威性を欠く記事はアップデートの度に大きく順位を落とす傾向があります。YMYL領域のサイトを運営する場合は、必ず専門家による監修を受けるようにしましょう。

適切な量のコンテンツ

「文字数は何文字が適切なのか?」

これは、WEBサイトを運営する方なら皆が思う疑問ではないでしょうか。文字数と検索順位の間には正の相関関係があるとも言われていますが、実際のところどうなのでしょうか。

Google公式の立場としては、以下のように述べています。

コンテンツは事実として正確で、記述が明確で、内容が包括的であることを要します。したがって、たとえばページでレシピを紹介する場合は、食材のリストや料理の基本的な説明だけでなく、手順がよくわかる詳細な料理方法を説明します。

つまり、ユーザーの質問に答えるだけではなく、ユーザーが潜在的に知りたいと思っている情報も提供することが望ましいということです。

具体的に何文字がいいといった指標はありませんが、包括的で網羅性の高いコンテンツを作ることが重要だと言えるでしょう。

サイトをモバイル フレンドリーにする

モバイルでの検索数がPCやタブレットを超えたのが2015年頃。その3年後の2018年3月27日より、Googleはモバイルファーストインデックス(MFI)を導入しています。

MFIとは、簡単に言えばサイトの評価基準をモバイルページに合わせること。従来、PCのページが基準となっていたこともあり、MFIへの移行は業界に衝撃をもたらしました。

MFIの導入により、コスト削減のために重要なページのみモバイルに対応させるなどの施策が無効化となり、業界はSEO効果を高めるためにもモバイルへの対応を迫られています。

MFIに対応するにあたって、考慮すべきポイントは2つ。それは、デザインとページスピードです。順に見ていきましょう

デザイン

デザイン

Googleは、公式にレスポンシブデザインの使用を推奨しています。ただ、これはレスポンシブでなければペナルティを与えるといったものではなく、あくまで利便性のためです。

同一のURLやHTMLファイルが多い場合は、レスポンシブデザインの方が効率の良い運用がしやすいのではないでしょうか。

ページスピード

当初は、表示速度(ページスピード)をランキングファクターにしないと発表していたGoogleでしたが、米サンノゼで先週開催された SMX West 2017にて、その発表を撤回し、表示速度を評価すると宣言しました。

ページスピードは、UX(ユーザーの利用体験)に関わる重要な要素です。Googleの発表によると、表示速度が1秒から3秒に落ちると、直帰率は32%上昇、1秒から7秒に落ちると、直帰率は113%上昇するといいます。

サイトのページスピードを向上させるには、以下の3つの対策が有効です。

画像の最適化

画像の使用枚数を減らす、または画像を圧縮して軽量化する

CSS/JavaScriptを最適化

CSS/JavaScriptのファイルを圧縮する、または余計なCSS/JavaScriptの読み込みを減らす

ページのAMP化(Accelerated Mobile Pages)

AMP対応のページは、GoogleやTwitterにキャッシュとして保存されるため、通常の3~4倍の速度で表示され、ページスピードの大幅な改善が見込めます。

ただ、実装するには特殊なHTMLコードが必要です。

そして、実際にページがどれほどのスピードなのか、速いか遅いかを図るには、Googleが提供しているPage Speed Insightsを利用すると良いでしょう。

ページスピードを診断しスコアリングをしてくれるだけではなく、改善案を提案してくれます。提案された施策を行うことでSEO対策につながるでしょう。

検索のパフォーマンスとユーザーの行動を分析する

検索のパフォーマンスとユーザーの行動を分析する

これまでに挙げてきたようなCTRや滞在時間などを改善して、SEO効果を高めるには分析調査が欠かせません。そして、分析するためにはツールが必要になります。

Webサイトの分析ツールとして広く使われているのは、GoogleアナリティクスとSearch Console。Googleが無料で提供をしている分析ツールです。無料のツールでありながら非常に高い分析精度を誇ります。

この2つを組み合わせて使うことによって、ユーザーのサイト内での行動を可視化したり、検索におけるパフォーマンスを測定したりすることが可能です。

ただ、GoogleアナリティクスとSearch Consoleがとても有用なツールであるのは確かなのですが、1つデメリットを挙げるとすると、機能が複雑で初心者には使いづらい点。

深い分析には両方を行ったり来たりして駆使する必要があり、分析しているうちに本当に分析したいことを忘れてしまう方も少なくはないでしょう。

当社では、初心者でも使いやすいSEOツールであるEmmaTools™の開発をしております。SEOのツールに興味をお持ちの方は、EmmaTools™の詳細を見ていただければと思います。

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まとめ:SEO対策はコンテンツが重要

当ページでは、GoogleにおけるSEO対策を最新のガイドラインに沿って解説いたしましたが、いかがでしたか。

SEO対策というとテクニカルなものばかりを想像しがちですが、ユーザーに質の高いコンテンツを届けるという本質を忘れてはいけません。

【関連記事】コンテンツSEOとは?定義とコンテンツ作成方法を解説

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それでは、最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。Emma Magazine編集長の吉高がお送りしました。

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