「SEOと文字数って関係あるの?」

WEBサイトを運営していたり、SEOを勉強中のアフィリエイターの方は疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

SEOと文字数の関係については、多くのブログやサイトで議論がかわされており、専門家でも最も意見が分かれるトピックの1つです。

当ページでは、海外の有名ブログが行った研究や自社でオウンドメディアを運営している経験から、「SEOと文字数の関係」について、独自の視点で解説してまいります。

オウンドメディア担当者やブログ運営者の方は必見ですよ!

SEO対策に最適な文字数とは?

結論を言ってしまうと、『コンテンツによる』が最も正確な答えだと考えられます。つまり、ユーザーのニーズを満たしているコンテンツが理想であり、文字数とSEOの間に直接的な関係はないということです。

このことは、GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミュラー)が2016年7月8日のウエブマスターハングアウトでのやり取りから明らかにされています。

《原文》

From our point of view, we don’t have an algorithm that counts the words on your page and says “Oh, everything until 100 words is bad. Everything between 100 and 500 is fine, and over 500 needs to have five pictures.”

We don’t look at it like that. We try to look at the pages overall and make sure that this is really a compelling and relevant search results to users. And if that’s the case then that’s perfectly fine if that’s long or short or lots of images or not. That’s essentially up to you.

《翻訳》

Googleは「100文字に満たないすべてのページは悪い。文字数100~500程度が大丈夫で、500以上は5枚の画像がないといけない」と言ったようなページの文字数を数えるアルゴリズムを有してはいません。

Googleはそのようにコンテンツを評価しません。Googleはページの全体を評価し、ユーザーにとって有益で関連性の高いコンテンツが届くようにしています。それが担保できていれば、コンテンツの長さや画像の有無は関係ありません。全てはあなた次第です。

ただ、海外の有名なブログを調査してみると、SEOの順位と文字数には相関関係が見られるというのが一般論として語られています。

これはどういうことなのでしょうか?

海外ブログによると

アメリカの有名SEOブログの1つであるBacklincoが約100万もの検索結果ページを調べた結果によると、検索順位と文字数の間には正の相関関係が見られたといいます。

seoと文字数の相関関係

*参照元:We Analyzed 1 Million Google Search Results. Here’s What We Learned About SEO

この調査結果によると、1ページ目にランクインしているコンテンツの平均文字数は1,890とのこと。これを日本語に換算すると約4.000~5.000語となります。

ただ、文字数を多く書くことが上位表示に直接つながっているかと言われれば、答えはノー。

このような相関関係が見られるのは、ユーザーのニーズを満たすために、網羅性の高いコンテンツを作成したら、結果的に4.000~5.000程度の文字数が必要だったと考えるのが自然です。

検索順位を上げようとして、長いだけで内容がほとんどないコンテンツを作ってしまっては、本末転倒だと言えます。

SEOと文字数の関係を当社が独自に調査!

ここでは、当社が文字数とSEOに関して行った独自調査の結果を共有したいと思います。

キーワードをランダムに5つピックアップし、そのキーワードで1ページ目に入っている記事の平均文字数を割り出しました。

こちらの表をご覧ください。

平均文字数 平均ユニーク単語数*2
キーワードA 4,834文字 38個
キーワードB 4,211文字 31個
キーワードC 3,898文字 25個
キーワードD 2,214文字 10個
キーワードE 5,073文字 40個

*1:KW=キーワード

*2:ユニーク単語数とは、重複している言葉を1カウントとして数えた単語数のこと

キーワードやアフィリエイトブログのテーマによって増減あり

キーワードやアフィリエイトブログのテーマによって増減あり

キーワードによってバラつきこそありましたが、おおよその平均文字数は4,000~5,000におさまっていることがわかります。

キーワードによって、もともと専門的な内容を扱っていないものに関しては、文字数が少なくなる傾向にあるようです。また、アフィリエイトブログなど、特定のテーマによっても文字数の変動がありました。

この調査からは、上位表示している記事は4.000~5.000程度の文字数で書かれたものが多いことが伺えます。

文字数が増えることでユニーク単語数が増えSEOに効果あり

文字数とSEOの関係性を探るうえで、1つ欠かせない要素があります。それが、上の表にも記載した「ユニーク単語数」です。

ユニーク単語数は、重複した単語も「1つ」としてカウントし、その合計数を表す数字です。たとえば、1記事に「検索」という単語が30個入っていたとしても、それは「1つ」としてカウントされます。つまり、ユニーク単語数は、その記事に含まれている「有効な単語の種類の多さ」を表すと言えるでしょう。

記事の中で文字数が増えるということは、それだけユニーク単語数も増加します。上の表でも、文字数が多いほどユニーク単語数の数値も高まっていました。

そして、ユニーク単語数が増えることで「有効な単語の種類」も幅広くなります。単語の種類が増えることで、それが「共起語」に繋がったり、ひいては「関連語」に結び付くこともあるのです。

共起語とは、その記事のメインキーワードから連想される言葉のことで、関連語はそのキーワードで検索したときに予測変換で表れる語句を指します。実は、SEO対策では、タイトルや見出しタイトル、本文中に共起語や関連語がたくさん含まれているほど、その記事の検索順位が上がりやすいという傾向があります。

つまり、文字数の増加は単にSEO対策に効果的なだけではなく、共起語や関連語を増やして検索順位をさらに高めることに役立つと言えるでしょう。

読者目線のSEOこそ最重要

SEOに文字数は重要だが...読者目線のSEOこそ最重要

ここまでで、SEOと文字数の間にある程度の相関関係はあるが、「読者(ユーザー)」目線のコンテンツを作ることが最重要であることがお分かりいただけましたでしょうか。

WEB上にアップされた記事を読むのは、もちろん読者です。しかし、SEOにおける文字数を重要視するあまり、読者にとって読みにくい記事になっている記事コンテンツをよく見かけます。

例えば、文字数を増やすために無駄な単語や言葉を増やしたり、共起語や関連語を増やすために文章が不自然になっているような記事コンテンツです。こうなってしまっては本末転倒だと言えます。

このようなコンテンツは「質の低いコンテンツ」とみなされ、順位が上がることはありません。読者の利便性を損なう記事はたとえ文字数が4.000~5.000であろうと意味がないのです。

Googleは検索エンジンに貼る広告によってほとんどの収益をあげています。仮に、質の低いコンテンツばかりになると、Googleを利用するユーザー数が減り広告収益が落ちてしまいます。そのため、Googleは何よりもユーザー(読者)の利便性と、彼らに価値をもたらすコンテンツを重視(順位上げ)しています。

つまり、SEOはあまり意識することなく、読者のために自然な文章で、価値の高い情報を提供しましょう、ということです。

まとめ

SEOと文字数には直接的な関係はありません。文字数のような表面的な指標にとらわれることなく、徹底的にユーザーのことを考えた質の高いコンテンツこそが評価されるということを忘れないようにしましょう。

コンテンツの質を高めるためには、以下の記事も一読することをおすすめします。

それでは、最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。Emma Magazine編集長の吉高がお送りしました。

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