Googleビジネスプロフィールに登録しよう

Googleビジネスプロフィールとは、Google 検索やGoogleマップに表示される店舗・会社情報を事業者自身が管理できる無料ツールです。

店舗情報は出ているのに営業時間が古い、電話番号が違う、口コミ対応が止まっている、といった状態に陥っていませんか。地域集客では、この小さな情報差が来店数や問い合わせ数の差になりやすいです。

この記事では、2026年時点のGoogleビジネスプロフィールの基本、登録方法、メリット、MEO対策、運用のコツまでを実務目線で整理します。Googleビジネスプロフィールとは何かを正しく理解し、集客に活かしたい方はぜひ読み進めてみてください。

この記事の監修者
株式会社EXIDEA 代表取締役社長
小川 卓真
SEO歴20年。2006年にSEOツールの開発企業を共同創業して以来、SEOを軸にデジタルマーケティングに従事。2013年に「株式会社EXIDEA」を設立。現在はEXIDEAの代表取締役社長として、Webメディア事業、マーケティングDX事業、オールインワンSEOツール「EmmaTools」の事業に携わる。
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EmmaBlog執筆者

Googleビジネスプロフィールとは?(旧Googleマイビジネス)

Googleビジネスプロフィールとは、Google 検索やGoogleマップに表示される自社・店舗情報を管理し、ユーザーに正しい情報を届けるための無料ツールです。

旧称はGoogleマイビジネスですが、2026年時点ではGoogleビジネスプロフィールが正式名称です。ビジネス名、住所、電話番号、営業時間、写真、商品・サービス情報、口コミ返信などを一元管理できます。

Googleは、ビジネスプロフィールを申請・管理することで、Google 検索やGoogleマップ上でのビジネス情報の見え方を管理できると案内しています。ローカルビジネスを運営しているなら、まず押さえるべき土台です。
(参照:Googleに表示されるための基本

未登録でもWeb上の情報をもとに表示されることはありますが、その情報が正確とは限りません。たとえば、移転前の住所が残っていたり、休業日の表記が古いままだったりすると、来店機会の損失につながります。

実務上は、Googleビジネスプロフィールを「地図上の会社案内」と捉えるより、「検索結果の中で最初に見られる接客面」と考えたほうが運用しやすいです。筆者の経験でも、店舗サイト自体は整っているのに、プロフィール未整備のために電話や来店の取りこぼしが起きているケースは少なくありません。

Googleビジネスプロフィールを使うメリット

Googleビジネスプロフィールのメリットは、単に会社情報を載せられることではありません。検索結果の見え方を整え、地域ユーザーの比較・検討・来店までを短くできる点にあります。

スマートフォンで「近くの歯医者」「渋谷 カフェ」「新宿 整体」のように検索する行動は、2026年でも来店型ビジネスの主要導線です。自社サイトだけでなく、Googleマップやローカル検索面で見つけてもらえる状態を作ることが重要です。

自社情報をユーザーに伝えられる

結論から言うと、Googleビジネスプロフィールは営業時間・所在地・電話番号・Webサイト・提供サービスなどの基本情報を、検索結果上でわかりやすく伝える手段です。

登録していなくてもGoogleが情報を拾って表示する場合はありますが、誤情報が混ざることがあります。特に、複数店舗を運営している会社や、移転・電話番号変更をした会社では注意が必要です。

Googleビジネスプロフィールに、住所や電話番号、営業時間、WebサイトURLを正しく登録しておくことで、ユーザーは検索結果からすぐに連絡・訪問しやすくなります。

また、写真や商品・サービス情報まで整えると、公式サイトへ遷移する前の比較検討にも効きます。これは「クリックされる前の信頼形成」と言い換えてもよいでしょう。

地域の新規顧客を獲得できる

地域集客をしたいなら、Googleビジネスプロフィールは優先度が高い施策です。入力した情報はGoogleマップやローカル検索結果に反映されるため、近隣ユーザーとの接点を作りやすくなります。

たとえば、飲食店、美容室、クリニック、ジム、不動産店舗、修理業、訪問サービスのように、地域名と一緒に探されやすい業種では特に効果が出やすいです。

Googleは、ビジネスプロフィールを通じてGoogle 検索やGoogleマップでの表示を管理できるとしています。つまり、ローカル検索面における公式情報の起点として扱われているわけです。
(参照:Googleでビジネスの詳細を際立たせる

口コミの管理や対応ができる

Googleビジネスプロフィールの強みは、口コミを受け身で眺めるだけでなく、管理と返信ができることです。

地域ビジネスでは、口コミが来店判断に直結しやすいです。高評価の蓄積はもちろん重要ですが、それ以上に見られているのは「低評価にどう対応しているか」です。

Googleビジネスプロフィールに登録しておけば、Googleマップ上の口コミを確認し、オーナーとして返信できます。

ポジティブな口コミには感謝を伝え、ネガティブな口コミには事実確認と改善姿勢を示すことが大切です。放置すると、口コミ内容そのものよりも「対応しない会社」という印象が残りやすくなります。

当社でも、Googleビジネスプロフィールの登録は細かく行っており、事業を運営する以上は、様々な口コミが寄せられます。良い口コミが来ることもあれば、ネガティブな口コミをいただくこともあります。しかし、ネガティブな口コミを真摯に耳を傾けて対応することが大事です。

Googleビジネスプロフィールへの登録方法

登録の流れは複雑ではありません。結論としては、Googleアカウントでビジネスを申請し、オーナー確認を済ませ、基本情報を正確に埋めるのが第一歩です。

Googleビジネスプロフィールは無料で利用できますが、登録後の情報精度が成果を左右します。登録だけして放置するのではなく、最初の設定段階でできるだけ整えておくことがおすすめです。

1.登録とオーナー確認

まず、Googleアカウントにログインし、Googleビジネスプロフィールの管理画面にアクセスします。

「管理を開始」などの導線から、自社名または店舗名を入力し、既存の掲載情報があればそれを申請、なければ新規作成を進めます。

Googleビジネスプロフィール登録画面

Googleマップ上にすでに店舗情報が出ている場合は、その情報から「ビジネスオーナーですか?」の導線を使って申請する方法もあります。

その後、オーナー確認を行います。確認方法は業種や状況によって異なりますが、2026年時点でも、電話・メール・動画・郵送など複数の方法が案内されるケースがあります。ここで重要なのは、会社名や住所表記を公式サイトや各種掲載情報と揃えておくことです。表記ゆれがあると確認やその後の評価蓄積で不利になることがあります。

2.基本情報の設定

基本情報は、後から少しずつ足すより、最初に整えておくほうが効果的です。特にビジネス名、カテゴリ、所在地、営業時間は優先度が高い項目です。

まずは「概要」に以下の情報を入力します。

概要の入力項目

ビジネス名 法人名や店舗名を正式表記で入力
ビジネスカテゴリ 提供サービスに最も近い主カテゴリを選択し、必要に応じて関連カテゴリも追加
説明 ビジネス内容、強み、提供サービス、対象エリアなどを簡潔に入力
開業日 開業日や店舗オープン日を入力

次に「連絡先」を設定します。

連絡先の入力項目

電話番号 問い合わせ先となる代表番号や店舗番号を入力
自社サイト 公式サイトURLや該当店舗ページURLを入力

続いて「所在地」を入力します。

所在地の入力項目

ビジネス所在地 オフィスや店舗の住所を正確に入力
サービス提供地域 訪問修理、出張買取、デリバリーなど対応エリアがある場合に入力

次は「営業時間」です。

営業時間の入力項目

営業時間 曜日ごとの営業時間を入力
祝休日の営業時間 祝日営業の有無や特別営業時間を設定
追加の営業時間 窓口、テイクアウト、受付などサービス別に時間が異なる場合に設定

最後に「その他」の項目です。ここは業種によって差が出やすい箇所です。

その他の入力項目

サービスオプション 来店、オンライン対応、予約可否、受け取り方法などを設定
バリアフリー 車椅子対応入口、駐車場、トイレなどの有無を設定
設備 Wi-Fi、トイレ、座席、駐車場など来店判断に関わる設備情報を設定
決済 クレジットカード、電子マネー、QR決済など対応手段を設定
客層・属性 業種に応じて利用者層や配慮事項を設定

Googleは、ローカルビジネスに関する情報をできるだけ詳しく伝えることが検索結果の質向上につながるとしています。サイト側でも店舗情報ページを整え、構造化データで補強しておくと整合性を取りやすいです。
(参照:ローカルビジネスの構造化データ

3.写真を含む詳細情報の追記や自社サイトまたは予約サイトへの導線作り

登録後に差がつくのは、詳細情報の厚みです。写真、商品・サービス、予約導線、注文導線まで整えると、検索結果から行動につながりやすくなります。

基本設定が終わったら、Googleマップ上で自社情報を確認し、「プロフィールを編集」から追加できる項目を埋めていきましょう。

商品では、取り扱い商材の写真、カテゴリ、価格帯、説明文、購入導線などを設定できます。

サービスでは、提供内容や料金の目安を整理できます。たとえば整体院なら「骨盤調整」「姿勢改善」、修理業なら「水漏れ修理」「鍵交換」のように、ユーザーが探す単位で分けると伝わりやすいです。

飲食店であれば、メニュー料理の注文予約の項目も重要です。テイクアウト、デリバリー、席予約など、ユーザーがその場で行動できる導線を整えましょう。

料理の注文と同じように自社サイトURLを入力するか、Googleと提携しているオンライン予約サービスを選択します。

なお、写真の更新頻度が低いプロフィールは、情報が古く見えやすいので更新をきちんとすること、それから、外観、内観、スタッフ、商品、施術風景など、ユーザーが来店前に不安を減らせる写真をできるだけ揃えることが重要です。

GoogleビジネスプロフィールでMEO対策

Googleビジネスプロフィールを作っただけでは、十分な集客にはつながりません。地域名を含む検索や「近くの○○」検索で見つけてもらうには、MEO対策まで含めて考える必要があります。

外出先で「近くのラーメン」「渋谷 美容院」「新宿 整体」などと検索したとき、Googleマップやローカルパックに表示される店舗は、関連性や距離、知名度などを踏まえて選ばれています。

MEO(ローカルSEO)とは

MEOとは、Map Engine Optimizationの略で、Googleマップやローカル検索結果で上位表示を目指す施策です。

SEOがWebサイト全体の検索順位改善を目指すのに対し、MEOは地域性のある検索で店舗・事業所を見つけてもらうための最適化です。

たとえば「池袋 カフェ」「横浜 歯医者」「近くの整骨院」のような検索では、通常の自然検索より先にローカル情報が目立つことがあります。地域集客型のビジネスでは、この面を押さえる価値が大きいです。

SEOに比べると、MEOは商圏が限定される分、比較的成果につながりやすいケースがあります。

ただし、簡単という意味ではありません。カテゴリ設定、口コミ、写真、営業時間、Webサイト整備、継続更新が噛み合ってはじめて強くなります。ローカルSEOとは?詳しい情報を見るもあわせてご覧ください。

Googleビジネスプロフィールを上位表示させるコツ

MEOで重要なのは、Googleが見ている評価軸に沿って情報を整えることです。一般に、ローカル検索では関連性・距離・知名度が重要な考え方になります。

表示順位を決める3つの要素
  1. 検索場所との距離
  2. 検索クエリとの関連性
  3. 知名度

距離はコントロールできませんが、関連性と知名度は改善できます。

関連性を高めるには、カテゴリ選定、説明文、サービス名、商品名、写真説明、Webサイト内の店舗ページ内容を揃えることが重要です。たとえば、訪問修理業なのにカテゴリが広すぎたり、サービス名が曖昧だったりすると、検索意図との一致が弱くなります。

知名度は、口コミ数と評価、Web上での言及、公式サイトの充実度、地域での認知などが積み重なって形成されます。自社サイトのSEOも無関係ではありません。地域ページや店舗ページが弱い場合は、Webサイトへのアクセス数を増やす方法も参考にしながら、サイト側の集客基盤も整えるとよいでしょう。

筆者がMEO支援で見てきた中でも、一番重要なのは口コミです。もちろん不自然な依頼や虚偽は避けるべきですが、満足度の高い顧客から自然に口コミを集められる店舗は、表示面でも比較面でも強くなりやすいです。実際、評価の高い口コミが継続して増えると、商圏のやや外側からの検索でも露出が伸びるケースがあります。正直、MEOは設定作業より運用の継続で差がつく施策です。

Googleビジネスプロフィールの運用方法

Googleビジネスプロフィールは、初期設定より運用のほうが重要です。情報の鮮度、口コミ返信、投稿更新を継続できるかどうかで成果が変わります。

放置されたプロフィールは、ユーザーにもGoogleにも「動いていないビジネス」に見えやすいです。最低でも月次、できれば週次で確認する運用体制を作るとよいでしょう。

常に最新情報を保つ

最優先は情報の更新です。営業時間、休業日、電話番号、提供サービス、価格帯などに変更があれば、すぐ反映させましょう。

Googleビジネスプロフィールでは「最新情報を保つ」ことが基本です。

特に、年末年始、臨時休業、移転、改装、予約制への変更などは、更新漏れがそのまま機会損失になります。飲食店で「営業中」と出ているのに実際は休み、クリニックで受付時間が変わっているのに古いまま、といった状態は避けたいところです。

当社でも事業サイトの運用では、検索流入の改善だけでなく、ユーザーが最初に接する情報の更新頻度を重視しています。ローカル集客では、古い情報が1つあるだけでCV率が落ちることがあるためです。

イベントやキャンペーンなどの告知

Googleビジネスプロフィールは、短期施策の告知にも向いています。新商品、期間限定キャンペーン、説明会、体験会、季節メニューなどは、検索結果上で見せる価値があります。

イベントやキャンペーンの告知を継続すると、プロフィールが動いていることをユーザーに伝えやすくなります。

たとえば、美容室なら「新規限定クーポン」、クリニックなら「予防接種の案内」、学習塾なら「無料体験会」、飲食店なら「季節限定メニュー」のように、来店理由を明確にすると反応が出やすいです。

顧客とのコミュニケーション

質問やメッセージへの対応は、見込み顧客への接客そのものです。返信の速さと内容の丁寧さが、そのまま印象になります。

Googleマップ上での質問や確認事項には、できるだけ早く対応することがおすすめです。

ユーザーは「駐車場はあるか」「子ども連れでも利用できるか」「当日予約は可能か」など、来店直前の疑問を持っています。ここで答えが見つからないと、他店へ流れることがあります。

逆に対応が遅れると、質問した本人だけでなく、閲覧した他のユーザーにも顧客対応が遅い印象を与えかねません。

口コミへの返信

口コミ返信は、評価を変えるというより、評価の受け止め方を変える施策です。

高評価には感謝を、低評価には事実確認と改善姿勢を示すことが重要です。

テンプレートをそのまま貼るだけでは、かえって機械的に見えます。具体的な来店内容に触れつつ、簡潔に返すほうが伝わりやすいです。

また、口コミ対応を効率化したい場合は、社内で返信方針や文面ルールを決めておくと運用しやすくなります。

Googleビジネスプロフィールは相性の良し悪しがある

Googleビジネスプロフィールは有効な施策ですが、すべての業種で同じように効くわけではありません。相性が良いのは、地域で探され、比較され、来店や訪問につながる業種です。

飲食店、美容室、病院、歯科、整体、ジム、不動産店舗、学習塾、修理業、士業の地域拠点などは、Googleマップ経由の接点を作りやすいです。口コミや写真が意思決定に直結しやすい業種でもあります。

一方で、BtoB専業や全国商圏の無形サービスでは、Googleビジネスプロフィール単体の効果は限定的なことがあります。もちろん会社情報の整備自体は無駄ではありませんが、主戦場はSEOやコンテンツ、指名検索、営業導線の最適化になりやすいです。

BtoB中心のビジネスでは、Googleビジネスプロフィールよりも、自社サイトでの情報設計やSEO対策を優先したほうが成果につながるケースがあります。

また、Googleビジネスプロフィールの成果測定を行う際は、サイト流入や電話タップ、予約導線の計測設計も重要です。必要に応じてGoogleタグマネージャー(GTM)とは?のような計測基盤も整えておくと、改善判断がしやすくなります。

よくある質問

Googleビジネスプロフィールは無料ですか?

無料で登録・運用できます。掲載そのものに費用はかかりませんが、写真撮影、運用代行、口コミ対応の工数などは別途必要になることがあります。

GoogleビジネスプロフィールとSEOの違いは何ですか?

Googleビジネスプロフィールは、Googleマップやローカル検索結果での見え方を整える施策です。SEOは、自社サイトを通常の検索結果で上位表示させる施策です。地域集客では両方を並行して進めるのが基本です。

店舗がなくても登録できますか?

業種によっては可能です。たとえば訪問型サービスのように、顧客先でサービス提供を行う事業では、サービス提供地域を設定して運用できる場合があります。ただし、Googleのポリシーに沿った形で登録する必要があります。

口コミが悪いとGoogleビジネスプロフィールは逆効果ですか?

低評価があるだけで逆効果とは限りません。重要なのは、内容を確認し、適切に返信し、サービス改善につなげることです。高評価だけが並ぶ状態より、誠実な対応が見えるほうが信頼されることもあります。

登録したらすぐ上位表示されますか?

すぐに安定して上位表示されるとは限りません。情報の充実度、口コミ、カテゴリ設定、競合状況、検索地点との距離などが影響します。登録後も継続的な更新と運用が必要です。

まとめ

Googleビジネスプロフィールとは、Google 検索やGoogleマップで表示されるビジネス情報を事業者自身が管理できる無料ツールです。地域集客を行うなら、登録だけでなく、カテゴリ設定、写真、口コミ返信、最新情報の更新まで含めて運用することが重要です。

特に来店型・地域密着型のビジネスでは、SEOと並行してMEOを進めることで、検索結果からの接点を増やしやすくなります。まずはオーナー確認と基本情報の整備から着手し、その後に口コミ運用や導線改善へ広げていきましょう。

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