オウンドメディアのメリット&デメリット

従来のプッシュ型広告に替わるマーケティング手法として注目を集めているオウンドメディア。このぺーじをご覧いただいている方も「そんな注目されているオウンドメディアのメリットは何?」と疑問に思っているのではないでしょうか?

このページでは、オウンドメディアが持つ4つのメリットメリットと3つのデメリットを解説し、オウンドメディアを両面から分析致します。

読んでいただくと、なぜオウンドメディアが新たなマーケティング手法として確立されているのかお分かりいただけます。

加えて、後半ではオウンドメディアを始めるための手順も解説しているため、オウンドメディアの運営にご興味のある方やWebサイト運営ご担当者の方は必見です。

それではまず、オウンドメディアの基本情報から見ていきましょう。

オウンドメディアとは?新たなコンテンツマーケティング手法

オウンドメディアとは、消費者と双方向のコミュニケーションを取るために自社が所有するメディアの総称であり、コンテンツマーケティングの手法の1つです。自社が運営するホームページやブログ、SNSなどが例として挙げられます。

ただ日本では、『オウンドメディア=自社のWEBマガジン』という意味で使われることが多いです。

トリプルメディアとは?

コンテンツマーケティングのメディアとしてはオウンドメディア(Owned Media)の他に、アーンドメディア(Earned Media)とペイドメディア(Paid Media)があり、この3つは合わせてトリプルメディアと呼ばれます。

アーンドメディアとは、消費者のブログやSNS、まとめ記事など、自社ではなく消費者などの第三者が作成するメディアのこと。客観的な情報が中立の立場から発信されているため、トリプルメディアの中で最も信頼度が高いのが特長です。

一方、ペイドメディアとは、テレビや雑誌、インターネット広告など、不特定多数の消費者の目に入る従来の広告媒体のことです。一方通行でプッシュ型のため、現在は費用対効果が低くなっています。

オウンドメディアによるコンテンツマーケティングのメリット4つ

ここでは、オウンドメディアを運営するメリットを見ていきましょう。オウンドメディアによるコンテンツマーケティングのメリットとしては、次の4点が挙げられます。

オウンドメディアのメリット
  • 費用対効果が高い
  • ブランディング可能
  • 顧客との関係性を高められる
  • これまでアクセスできなかった層にも働きかけられる

それぞれのメリットについて、以下に解説します。

費用対効果が高い

オウンドメディアを運用することによって得られる第1のメリットとしては、費用対効果が高いマーケティングが行えることです。

従来、莫大な広告費を掛けたマーケティングで顧客を獲得していましたが、オウンドメディアがあればその必要はありません。オウンドメディアを使えば、検索をするニーズが顕在化したユーザーにアプローチすることが可能です。

つまり、広告費用を使わずに、無料で集客し、顧客化できるため、非常に費用対効果に優れたマーケティングができるのです。

ブランディング可能

オウンドメディアを運用することにとって、自社をブランディングすることが可能です。オウンドメディアで質の高いコンテンツを作成し続けることで、継続的にユーザーにサイトを訪れてもらえます。

ユーザーに信頼や共感をしてもらえる、質の高いコンテンツによって、自社の価値を高めることがブランディングに寄与するのです。

顧客との関係性を高められる

オウンドメディアを運用することによって顧客との距離を縮めることができます。よくSNSで有名人と一般人が直接やり取りをする様子が見られるでしょう。

同じことを企業と顧客との間で行うことが可能です。

オウンドメディアを運用すれば、顧客の声を直接聞くことができるため、顧客のニーズに合ったサービスを生み出すためのアイディアを得ることができます。

顧客の声を真摯に受け止めて対応していけば、顧客との関係性が高められ、より多くの顧客の獲得につなげていくことができるのです。

これまでアクセスできなかった層にも働きかけられる

オウンドメディアを運用すれば、これまでつながることが難しかった潜在層の消費者にもリーチすることができます。

例えば、プロテインを販売しているサイトを運営している場合、プロテインの紹介ページだけではなく、以下のようなコンテンツも加えることで潜在層にもアプローチをすることが可能です。

潜在層へのアプローチ
  • 1日5分で腹筋を割ることができる方法とは?
  • 運動する人に欠かせない栄養補給の仕方

このように、一見関係ないようなコンテンツをオウンドメディアで蓄積することで、プロテインを購入する潜在層に対しても有益なメディアとなることができ、潜在層がプロテインの購入を考える際にはファーストチョイスとなるのです。

より広い層の消費者を獲得するためには、オウンドメディアの運用は必須であると言えるでしょう。

上記のように様々なメリットがあるオウンドメディアですが、良いことばかりではありません。次は、オウンドメディアを運営するデメリットも見ていきましょ

オウンドメディアを運用する3つのデメリット

オウンドメディアを運用することのデメリットとしては、次の3点が挙げられます。

オウンドメディアのデメリット
  • 効果が出るまで時間がかかる
  • 効果を出すのが難しい
  • 失敗するとイメージダウンにつながりかねない

それぞれのデメリットについて、以下に解説します。

効果が出るまで時間がかかる

オウンドメディアを運用することによって多くの消費者を獲得することが期待できますが、そこに至るまでには多大な時間を要する場合があります。

いくら効果的な対策を行ったとしても、テレビCMを出したりチラシを配ったりするほどの即効性はありません。オウンドメディアを運用するのであれば、長期戦になることを覚悟しておきましょう。

効果を出すのが難しい

オウンドメディアを運用しても、必ずしも多くの消費者を獲得できるとは限りません。オウンドメディアを立ち上げて、ただ何となく運用するだけでは、オウンドメディアが消費者の目に留まることすら難しいからです。

オウンドメディアの運用によって効果を出すためには、いくつかのテクニックを駆使して、オウンドメディアの露出度を高くしなければなりません。

オウンドメディアを立ち上げる前に、オウンドメディアの運用に必要なスキルを学ぶ時間を設ける必要があります。

失敗するとイメージダウンにつながりかねない

SNSの炎上騒ぎがニュースで取り沙汰されている様をよく見かけるでしょう。実は、オウンドメディアの運用も炎上の危険性をはらんでいます。

オウンドメディア上で世間の人々が敏感に反応するような難しい問題について安易に偏った見解を述べるなどをすれば、自社のイメージダウンに繋がり、取り返しのつかないダメージを受けることも少なくありません。

オウンドメディアを運用する際には、くれぐれも公正公平な立場で、多くの人々に受け入れられるコンテンツ作りに励むように心がけてください。

ここまで、オウンドメディアのメリット・デメリットを解説してきましたが、いかがでしたか?

当ページをご覧のみなさんの中には、オウンドメディアのメリットに感じ、オウンドメディアの運営を始めたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

続いては、オウンドメディアを始めるために必要な知識と、オウンドメディアの作り方を解説致します。

オウンドメディアを効果的に運用するために必要なスキルとは?

オウンドメディアの運営は誰にでも行えるものではなく、専門スキルを必要とします。様々なスキルの中で最も重要なのはSEO対策のノウハウ。

オウンドメディアは、Web上でアクセスを集めることが必要となるため、SEO対策のスキルは必須です。以下で、SEO対策に関して解説致します。

SEO対策

SEO対策とは、検索結果において自社のオウンドメディアを上位に表示するために行う対策のことです。

Googleを始めとする検索エンジンは、ユーザーが求める情報を上位に表示できるようにWEBページの質を見定めています。

検索エンジンから高い評価を得るために、下記のような対策を行うことが必要です。

評価獲得のための施策
  • 質の高いコンテンツを作成する
  • 他のサイトからのリンクを獲得する外部対策
  • Googleがサイトを正当に評価しやすいようにする内部対策

上記のようなSEO対策の知識無しにオウンドメディアを運用し、集客を成功させることは不可能に近いです。

オウンドメディアを運用する前に、SEO対策に関して本やWeb記事で勉強しておくと良いです。

オウンドメディアを始めるために必要な手順とは?

続いて、オウンドメディアを始めるためには具体的に何をすべきか、必要な手順について解説します。大まかな流れは以下の通りです。

オウンドメディアスタートに必要なもの
  1. 具体的なペルソナを策定する
  2. サイトのデザインやコンテンツの方向性を定める
  3. 運用する際のペルソナを考え、適したメディアを運用する

それぞれのフェーズについて、以下より解説します。

より具体的なペルソナを策定する

オウンドメディアを運用するにあたって、まず初めにすべきことは『コンテンツを誰に届けるのか?』を明確にすることです。

まずはペルソナ、すなわち消費者の中で最も典型的なモデルを作り上げます。

その人物の年齢や性別、職業やライフスタイルなどなど、具体的であれば具体的であるほど、オウンドメディアを効果的に運用していくことができるようになります。

サイトコンテンツの方向性を定める

より具体的なペルソナを設定した後は、ペルソナが必要としてそうなコンテンツを考えていきます。

例えば、週3でジムに行くスポーツ好きの20代営業マンをペルソナに設定するのであれば、以下のようなサイトを作ることが考えられます。

ジムに通う顧客を得るためのサイト作り
  • トレーニングと食事は同じくらい大事だということ
  • コンビニで買える高タンパク、低カロリーな食べ物の紹介
  • トレーニングに欠かせないサプリメント5選

より具体的なペルソナを作り上げることによって、サイトのコンテンツや方向性も定めやすくなるため、ペルソナはより詳細に作り込むことをおすすめします。

運用する際のペルソナを考え、適したメディアを運用する

実際にオウンドメディアの運用を始めると、最初に想定していたペルソナとは異なる消費者が流入してくることがあります。

そのため、消費者がどのような情報を求めてオウンドメディアに流入しているかを常に分析し、ペルソナを軌道修正しながら適したコンテンツを補充していくことになります。

オウンドメディアを作り上げればそれでおしまいというわけではなく、分析をし続けてより多くの消費者が満足するコンテンツを生み出し続ける必要があるのです。

オウンドメディアの3つの役割とは?』にオウンドメディアの役割をまとめていますので、ぜひ、ご一読ください。

まとめ:オウンドメディアで消費者と双方向のコミュニケーションがとれる

ここまで、オウンドメディアのメリット・デメリットに関して解説し、オウンドメディアの作り方にも少し触れてきました。

オウンドメディアは魅力的なメリットが多くある一方で、専門知識がなければ運営が難しいと言う側面も持ち合わせています。

もし、オウンドメディアを始める余裕があるのであれば、導入を検討して見てはいかがでしょうか?