noindexの正しい使い方

サイト運営をしていると、検索エンジンへのインデックスが必要ない、またはインデックスさせたくないコンテンツが出てきます。新しいコンテンツの中にnoindexタグを記述すれば、インデックスされなくなります。

このページでは、どのようなページにnoindexタグを入れるべきなのか、5つのパターンと使い方を紹介しています。

noindexタグと似て非なるもの、robots.txtファイルとの違いについても解説します。

それぞれを正しく使い、ユーザーに役立つ、使いやすいWebサイト作りを目指しましょう。

この記事でわかること

動画でわかるnoindexの全体像

記事の要点を先に動画で掴みたい方は、以下をご覧ください。(動画をクリックすると音声が出ます)

▲ noindexの解説動画(ナレーションはAI音声合成を使用)

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noindexタグとは

noindexタグとは、検索エンジンのデータベースにコンテンツ情報をインデックスさせたくない場合に記述するメタタグです。

検索エンジンは、インデックスしているデータの中から、アルゴリズムを元に検索クエリに最適なコンテンツを選び、検索結果画面に示させます。

新しいコンテンツを作成する際にnoindexタグを記述すると、クローラーが訪れて情報収集しても、検索エンジンのデータベースには登録されないため、検索結果画面に出てきません。また、すでにインデックスされているページにnoindexタグを記述した場合は、検索エンジンのデータベース上での情報が更新されず、クローラーが読み込んだ時点でインデックスされた情報が削除されます。

ただし、noindexタグを設置しても、内部リンクや外部サイトからの被リンクが設定されていれば、ユーザーはnoindexタグが記述されたページに辿り着くことができます。その他にも、お気に入り登録をしている場合や、ページのURLを知っていて直接入力をすれば、noindex設定されたページへのアクセスは可能です。

つまり、noindexタグを設定しても、ユーザーは検索エンジンを利用しない方法でコンテンツにたどり着くことができます。

SEO対策にも使われるnoindexタグですが、似たような機能を持つnofollowタグやrobots.txtファイルとは何が違うのでしょうか。

noindexとnofollowとの違い

noindex、nofollowは2つともメタタグであり、HTMLファイルに記述しますが、それぞれ使用目的が異なります。

noindexとnofollowの違い
  • noindex このタグが記述されているぺージは検索エンジンにインデックス(登録)されません
  • nofollow このタグが記述されているページからは検索エンジンのクローラーが移動しません

noindexタグを記述する目的は、検索エンジンにコンテンツをインデックスさせないためです。

一方、nofollowタグを設置するのは、リンク先へクローラーを移動させたくない場合です。

外部サイトから自社サイトへのリンクを設置する場合にも、nofollowタグを使うことがあります(プレスリリースなどの有料サイトからのリンクに使用することで、Googleガイドラインにあるスパムリンクとして判断されるリスクを減らせます)。nofollowタグは、リンク先ページと関わりを持ちたくない(持たせたくない)場合に使うタグでもあります。

nofollowタグはクローラーの動きは制御できるものの、ユーザーに影響はなく、リンクを使ってリンク先へ遷移できます。

nofollowタグについて詳しく知っておきたい方は『nofollow属性とは?SEOにおける役割や設定方法について』をご覧ください。

robots.txtとの違いと使い分け

検索エンジンへのインデックスを避ける方法には、他にもクローラーを制限するrobots.txtを設定することでも可能です。

そもそも、クローラーがコンテンツへアクセスし、ファイルの情報を収集できなければ、検索エンジンのデータベースに情報は届きません。

ただし、robots.txtファイルを使いインデックスを避ける場合は、「すでに検索エンジンにインデックスされているページ情報」は検索結果画面に表示されることを覚えておきましょう。

すでにインデックスされたコンテンツを検索結果画面に表示させたくない場合は、ページ内にnoindexタグを入力し、Google Search Consoleの「削除」からURLを入力してインデックス情報を消去する必要があります。

robots.txtを含むテクニカルSEOの全体像については『【2026年最新】テクニカルSEOとは?コンテンツSEOとの違いと11種類の施策を解説』もあわせてご確認いただけます。

canonicalタグとの違い

noindexと混同しやすいタグに、canonicalタグがあります。

canonicalタグは、内容が似ている複数のページが存在する場合に、「このページが代表URLです」と検索エンジンに伝えるためのタグです。

noindexタグはコンテンツをインデックスさせないためのタグですが、canonicalタグは複数あるページの中で、評価を集約させたいページを指定するためのタグです。

例えば、ECサイトで色違いや並び替え条件、パラメータ付きURLが大量に発生する場合は、すべてにnoindexタグを入れるのではなく、代表URLにcanonicalタグを設定することで評価を集約できます。

一方、検索流入を取る意味がない完了ページやテストページであれば、canonicalタグよりnoindexタグの方が向いています。

両者は混同されがちですが、目的が違うため、使い分けが必要です。

noindexタグを使うべき5つのパターン

あえて自社サイトのコンテンツを検索エンジンにインデックスさせず、検索結果画面に表示させないためのnoindexタグを設置する理由は、何が考えられるでしょうか。

以下の5つのパターンをご紹介します。

1.内容が重複・類似しているコンテンツ

1つ目は、自社サイト内に重複コンテンツがある場合です。

サーバーやシステムの影響でwww.の有無や、SSL化によるhttpとhttpsの両方のURLが存在する場合や、サイト内にコンテンツを作り続けていると、ページ内容が意図せず類似・重複するものが生成されることがあります。

出来る限り同じような表現の使用や使いまわしを避けても、ページ数が多く、どうしても内容が似てしまう場合は、noindexタグを使いましょう。

重複ページはコピーコンテンツとして判断される可能性があるため、そのリスクを避けられます。

重複コンテンツについて詳しく知りたい方は『重複コンテンツとは?SEOへの影響と正しい対策を2026年版で解説』をご参照ください。

2.情報量が少なく低品質なコンテンツ

2つ目は、コンテンツ内容が薄くユーザーの役に立たない場合です。

ページの内容が薄く、情報量が少ないコンテンツはユーザーの役に立たず、検索エンジンから低評価を受けてしまう可能性があります。

ページだけでなく、サイト全体の評価を下げることにつながる可能性もあるため、noindexタグを使用し、あえて評価対象から外しておきましょう。

3.エラーページやサンクスページなど

3つ目は、内容が壊れているエラーページや、ただ挨拶だけが記述されたコンテンツです。

ページを作成したものの、フレームが崩れていて表示が乱れるページや、エラーが出てしまうページはnoindexタグを入れてインデックスされないよう対策をしておきます。修正が完了したら、noindexタグを外し、クローラーをリクエストしましょう。

また、ユーザーが資料請求や、問い合わせをした後に表示されるサンクスページも、ユーザーの役に立つコンテンツではなく、ただ挨拶のためだけのページになってしまうため、評価されないようnoindexタグを入れ、インデックスさせないよう対策しましょう。

4.HTMLサイトマップページ

4つ目は、HTMLサイトマップです。

サイトにアクセスしたユーザーが、サイト内のページ構成を把握し、目的のページにたどり着きやすくなるHTMLサイトマップページを作成した場合も、noindexタグを入れ、インデックスされないようにしておいた方が良いです。

ユーザーのためのHTMLサイトマップページは、サイト内すべてのページへの内部リンクが記載し、ユーザーが求めるページを見つけて移動しやすくするために作成するもので、検索による流入を目的としていないのでnoindexタグを入れておきましょう。

5.インデックスさせたくないページ

5つ目は、検索エンジンにインデックスさせたくないページに設置します。

例えば、インターネット上でどのように表示されるかを確認するために作成したテストページや、自社内限定または契約者限定などの非公開情報などを閲覧できるページが該当します。

テストページであれば、非公開設定やページの削除で対応可能ですが、一部のユーザー限定の情報をnoindexタグなしに公開してしまうと、一般のユーザーも情報を見れるようになってしまいます。検索結果に表示されると好ましくないページは、予めnoindexタグを使い、インデックスされないように対策しておきましょう。

noindexの設定方法について

サイト内にインデックスさせたくないページを見つけたときに、noindexタグを正しく使うにはどのように設置すれば良いのでしょうか。noindexタグの正しい使用方法について解説します。

HTMLファイルに直接タグを記述する場合

インデックスさせたくないページのHTMLファイルに直接、noindexタグを記述する場合は、以下をコピーしてヘッダー部分(<head>~</head>)に以下を貼り付けます。

<meta name="robots" content="noindex"/>

name="robots"の部分をname="googlebot"に書き換えると、Googleからのクローラーのみを対象に変更できます(その他のクローラーも名称が分かれば指定可能です)。

WordPressの場合

CMS(Contents Management System)にWordPressを使っている場合、利用しているテーマ毎にメタタグの設定方法が異なります。

固定・投稿ページそれぞれに「検索エンジンにインデックスされないようにする」、noindexタグを入れる、などの選択肢があれば、それらをチェックすればOKです。

それらが見当たらないテーマを利用している場合は、プラグインのAll in one SEO Packを導入すると、ページ単位でno indexタグを入れるかどうか指定できます。

HTML以外のファイル(PDFや画像など)の場合

PDFや画像、CSVなど、HTMLファイル以外のコンテンツにはmetaタグを記述することができません。これらのファイルをnoindex対象にする場合は、HTTPレスポンスヘッダーで「X-Robots-Tag」を指定します。

X-Robots-Tag: noindex

例えば、資料請求用のPDFや、配布用のCSVファイルなどで、検索結果に表示させたくないものに使えます。サーバー側の設定が必要となるため、アクセス権限がない場合はサーバー管理者に相談しましょう。

noindexを使用する上での注意点

noindexタグは使用する上で気を付けなければならない注意点もあります。

以下、noindexタグの使用時に避けるべきポイントをご紹介します。

過度な使用はしない

noindexタグを使えば、新しいページであれば検索結果画面に表示されず、すでにインデックスされたページは情報更新されません。

見られたくないページの有効なSEO対策なのですが、noindexタグの乱用には注意しましょう。本来、ユーザーのアクセス数を増やせるはずのページであるにもかかわらず、noindexを使ってしまうことで検索エンジンにインデックスさせないのはもったいないです。

検索順位を上げることが出来ず、アクセス数が増えないページだからと、インデックスを消去してnoindexタグを入れるのもNGです。対策キーワードでは上位が取れていなくても、他の関連キーワードでアクセス数につながっている可能性もあります。

noindexを設定する前に、Google Search Consoleを使い、どのような検索クエリで順位が取れているかを確認してみましょう。

noindexタグとrobots.txtが重複しないように注意する

検索エンジンへのインデックス調整のため、「robots.txtによるクローラー制御」、「noindexタグを使ったインデックスコントロール」対策をする場合、同一ページにrobots.txtとnoindex、2つの対策が重複しないよう注意しましょう。

noindexタグが入ったページをrobots.txtで指定すると、クローラーが回ってこないため、noindexタグ情報がそのものが読み込まれません。noindexタグが無効なまま、検索エンジンが認識できないために検索結果に表示され続けてしまいます。

また、サイトを設置してあるサーバーへのアクセス権を持っていなくても、noindexタグはCMS(WordPressなど)を使ってページそのものに入力し、インデックス制御ができることを覚えておきましょう。

noindexを設定しても検索結果から消えないとき

noindexタグを設定しても、すぐに検索結果から消えるとは限りません。

検索結果に残り続ける主な原因は、以下の3つです。

クローラーが再訪していない

最も多いのが、Googleのクローラーがまだページを再訪していないケースです。

クローラーは全てのページを毎日訪れるわけではなく、ページの重要度や更新頻度などに応じて訪問するタイミングが変わります。noindexタグを設置してから、クローラーがページを再訪し、タグを認識して検索結果から外すまでには、数日〜数週間ほどかかることもあります。

急いで反映させたい場合は、Search ConsoleのURL検査ツールから再クロールをリクエストしましょう。

robots.txtでブロックしてしまっている

前項でも触れましたが、robots.txtでクローラーをブロックしているページにnoindexタグを入れても、クローラーがページに到達できないため、タグ自体が読み込まれません。

noindexタグを有効にするためには、クローラーがページにアクセスできる状態にしておく必要があります。

JavaScriptでmetaタグを出力している

JavaScriptを使ってページのHTMLを動的に生成しているサイトでは、ブラウザでは見えていてもクローラーが取得したHTMLにはmetaタグが含まれていない場合があります。

noindexタグはmetaタグとして直接HTMLに記述するのが基本です。JavaScript依存で出力している場合は、HTMLが正しく出力されているかを確認しましょう。

noindexの設定後に確認したい3つのポイント

noindexタグを設定した後は、以下の3つを確認しておきましょう。

1.ページのソースコードでmetaタグの有無を確認する

ブラウザでページを開き、ページのソースを表示して<head>内に<meta name="robots" content="noindex">が記述されているかを確認します。

この時、開発者ツールのElements表示ではなく、ページのソース表示で確認しましょう。JavaScriptで後から書き換えられている場合があるため、初期出力の状態を見るのが安全です。

2.HTTPレスポンスヘッダーを確認する

HTML以外のファイル(PDFや画像など)を対象にしている場合は、HTTPレスポンスヘッダーにX-Robots-Tag: noindexが返ってきているかを確認します。

ブラウザの拡張機能や、curlコマンドを使ってヘッダー情報をチェックします。

3.Google Search Consoleで認識状況を確認する

Search ConsoleのURL検査ツールに、対象ページのURLを入力すると、Googleが最後にクロールした日時や、現在のインデックス状況が表示されます。

「インデックス登録されていません(noindexタグによって除外されました)」のように表示されていれば、設定は正しく反映されています。

逆に、ユーザーには見えているのにGoogleには見えていない場合は、robots.txtや、レンダリング、HTTPステータスコードなどに問題がないかを確認する必要があります。

AI検索時代のnoindex運用

近年は、検索結果の上部にAI Overviewが表示されるなど、検索結果画面の構造そのものが変わってきました。

noindexタグを設定したページは、通常の検索結果画面だけでなく、AI Overviewが生成する回答の引用元からも除外されます。

そのため、AI Overviewに引用されたくない情報を含むページは、noindexタグで対応することが可能です。一方、AI Overviewに引用されることで流入が期待できるページまでnoindexにすると、機会損失につながる可能性があります。

AI生成系の作業が増えたことで、サイト内に「公開はされているが、検索結果に出す意味が薄いページ」が増えやすい時代でもあります。一つひとつのページについて、検索流入を取るべきか、それとも検索結果から外すべきかを判断していきましょう。

よくある質問

noindexを設定すれば、すぐに検索結果から消えますか?

すぐに消えるとは限りません。Googleのクローラーが再訪し、タグを認識するまで時間がかかります。数日で反映されることもあれば、数週間かかることもあります。

noindexタグとrobots.txtは併用してもよいですか?

原則として併用は避けましょう。robots.txtでブロックしたページにnoindexタグを入れても、クローラーがページにアクセスできず、noindexタグが読み込まれません。検索結果から消したい場合は、noindexタグだけを使用します。

noindexタグを設定すれば、ページは非公開になりますか?

非公開にはなりません。検索結果には表示されにくくなりますが、URLを直接知っているユーザーや、内部リンク・被リンクからアクセスするユーザーは、ページを閲覧することができます。

順位が低いページはnoindexにした方がよいですか?

一概にそうとは言えません。順位が低い理由が情報不足や検索意図とのズレであれば、改善することで流入が増える可能性があります。Search Consoleで流入クエリを確認したうえで判断しましょう。

PDFファイルにもnoindexは設定できますか?

設定できます。HTMLのmetaタグではなく、HTTPレスポンスヘッダーのX-Robots-Tagを使って指定します。

まとめ

noindexタグは、検索エンジンのデータベースにコンテンツ情報をインデックスをさせないよう制御できるため、低品質な記事やエラーが出ているコンテンツなどに使います。

SEO対策にもつながるnoindexタグですが、使い過ぎにはくれぐれも注意しましょう。作成したコンテンツが上位表示されない場合、noindexタグを入れてしまうのではなく、Search Consoleを使って問題点を見つけ、改善させましょう。

ページの修正や、新規ページをテストするためにnoindexタグを設定したら、更新後の消し忘れがないよう注意してください。

そのほか、SEOで重要なタグについては以下のページでご紹介していますので、ご確認ください。

SEOに効果のあるHTMLタグを詳しく見る